本項では「禁書目録シリーズ」に登場するキーワードについて記載する。
概要
とある魔術の禁書目録に登場する最強の超能力者「レベル5」を遥かに凌駕するとされる「絶対能力」の別名。
作中で言及されたのはシリーズ第3巻が初であり、詳しい実態については不明である。
方法
作中では超能力者の第一位の「一方通行」こと「アクセラレータ」が、「超電磁砲」こと「御坂美琴」を128回殺害することで到達できる領域だとされている。ただし学園都市の技術力を持っていしても御坂美琴を128回分用意することは出来ないため、その劣化量産品である「妹達（シスターズ）」2万人を殺害し、同様の結果を得ようとした、「絶対能力進化（レベル6シフト）実験」が実施された。
実験自体は結果を唯一予測できた「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)」の損失と主人公「上条当麻」の介入によって修正の効かないレベルまで崩壊したため、無期凍結となった。
とある科学の超電磁砲ではレベル5は等しくレベル6になる可能性を秘めているようだが、現状では「人」を保ったままレベル6になれるのはアクセラレータただ一人であり、御坂美琴などは刹那の瞬間にレベル6にシフト出来るかもしれないが、その直後に崩壊すると予測されている。
ただし超能力者の第二位「垣根帝督」はアクセラレータの予備とされていたため、もしかしたら彼も安定してレベル6になれる可能性は示唆されている。
とある科学の一方通行では「プロデュース」の研究者達が実験の末に発見した
「体が小さくなればなるほど能力の出力は落ちる」という結果を基に「身体を大きくすれば能力も強化されるのでは」という逆転の発想で機械で出来た巨体を脳に「自身の肉体である」と錯覚させる方式としてエステルの死霊術を取り入れ、
妹達の持つ「10031の死の記憶」を取り込むことでの完成を目指している。
蛭魅をこの理論で「完全なる肉体と完全なる脳」、即ち絶対能力者(レベル6)へ昇華させる事が目的らしい。
レベル6の実態こそ不明だが、アクセラレータの進化した能力や垣根帝督の能力、御坂美琴暴走時の姿などが魔術サイドの天使の力に酷似していることから、一説ではレベル6とは人間の天使化ではないだろうかという説もある。
アレイスター曰く既に方式は確立されており
一方通行・最終信号・風斬氷華を三位一体とする事で達成可能らしい
ちなみに作中では更に「絶対能力の先にあるもの（レベル7）」も存在も仄めかされている。
ネタバレ注意
新約22巻にて一方通行がエイワスと同質のプラチナの翼を現出させており、
一方通行＞クリファパズル545＞妹達の総体によって深淵を超えた。
この方式を元に推測すると上記の垣根帝督の絶対能力になる方法は
垣根の頭脳、未元物質によるネットワークの構築、それを先導する司令塔、等が考えられる。
