概要
ジュウオウタイガーの変身者で、ジューマン態(獣人バージョン)はホワイトタイガー。名前の由来はアムールトラと思われる。家族は母親のみ。
困った事があっても、自分でどうこう出来ないなら気にしないという若干お気楽な性格。タスクからも「アムはいい加減過ぎる」と指摘を受けている。また、人を騙すといった卑怯なことが大嫌いで、14話で知り合った地球人(不破さん)を弱みに付け込んで悪事に加担させようとしたドロボーズに対し、いつもの笑顔をかなぐり捨ててブチ切れ状態になった。
さらに精神的ぶれが大きすぎる操の特性をいち早く見抜き、わざと煽てて持ち上げて調子に乗らせるという強かさぶりも見せている。しかしそうした観察眼の鋭さと共に、他人の心の動きにはかなり敏感であり、不安や迷いを和らげる一言で仲間を落ち着かせたり宥めたりする場面が意外に多い。
人間界に初めて来た際に勝手に買い物をして支払いができないトラブルに見舞われそうになるかと思いきや、「ツレが払います」と言ってのけたりするちゃっかり者。
他にもみんなが「王者の資格」を探しまわっている中、それにかこつけてショッピングやカフェでおやつを楽しんだり、さらには掃除機が面白くてお掃除に励むなどある意味一番地球生活を満喫している。
しかし、内心はジューランドにはもう帰れないものと割り切っていて、であれば腹を括って地球(人間界)に馴染もうとしていることの裏返しであり、意外に現実的な考え方をしていることが窺える。
9話ではセラの家族の話を聞いて、自分も母親の誕生日に間に合わなかった事を思い出し、少しホームシックになってしまった。
また23話で家族がお母さんだけである事が発覚。上記の性格も親を心配させたくない為の反動である事がわかった。それもあって、父親との不和を抱えている大和の家庭事情には気をかけている。
味覚が優れており、ミックスジュースの原材料のフルーツをひとつひとつ言い当てる事が出来るほど(なお、ここでの彼女の発言からアボカドがジューランドにも存在している模様)。
さすがにデスガリアンとの戦いで役立つ事はないだろう、と思ったら21話でプリズナブルに噛み付いた際「海っぽい味がした」ことが隠れ家の監獄を探し当てる手がかりとなった。どこの神の舌ですか。
ちなみにその性格と行動パターンから、一部で虎ではなく猫ではないかとの疑惑もでている(そもそもトラ自体ネコ科の動物なので仕方ないと言えば仕方ないが)
『超スーパーヒーロー大戦』
ジュウオウジャーのメンバーでは唯一変身前の状態でも登場する。キャストクレジットでは4番目だがスーパー戦隊側でトップ(ライダーも含めると2番目)のラッキーはトップクレジットのエグゼイドと違って序盤と終盤しか出番が無い為、終始戦隊側はアムの視点で進行していくことが多い。同じ戦隊のメンバーのレッド、鏡飛彩、仮野明日那(ポッピーピポパポ)と大きく関わっていく。その他にもキュウレンジャーの一部メンバーとも関わるので簡易的な「キュウレンジャーVSジュウオウジャー」の側面も持ち合わせている。また、戦闘面でも以前にメインを務めた戦隊側の女性メンバー以上に単独での戦闘シーンも奮闘しており、スーパー戦隊の女性メンバーではかつてないほどの破格の扱いである。
早い話実質的なスーパー戦隊側の主人公といっても差し支えない立ち位置である。
関連タグ
セラ(ジュウオウジャー) レオ(ジュウオウジャー) タスク(ジュウオウジャー)
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