「白と……青のファング……！」
概要
『風都探偵』において、仮面ライダーWが、ファングメモリとトリガーメモリを用いて変身した派生形態。
元々W本編では「ファングメモリの危険性の問題から、翔太郎と適性の高いジョーカーメモリとの組み合わせでしか制御できない」とされており、ファンの中でも二次創作止まりの存在だったため、まさかの公式とも言えるこの展開はファンを大いに驚かせた。
実際、「（ファング入手後に）何度か試したが無理だった」と言う翔太郎の発言もある通り、これまででは使用不可能な形態であった。
しかし、サイクロンジョーカーエクストリームに至り、かつ戦闘経験を積みガイアメモリを使いこなせるようになった今の自分たちならばきっと成功するはずというフィリップの進言によってメモリチェンジを実行、その予想通り初めて変身に成功した（おそらく、サイクロンかジョーカーを最初に使わなくても変身できるようになったのも同じ理由があると思われる）。
ただし、変身出来るようになったとはいえ長時間の維持は難しいようで、必殺技発動後は身体から火花を発している上、気性も荒くなってしまうようだ。
登場自体は風都探偵が先ではなく、W放送当時の児童誌記事においてWFCの作例として紹介されたものが先である。こちらはトリガーマグナムを装備していた。
容姿
左半身がトリガーとなっているが、ファングジョーカー同様にパーツが鋭角化しているのが特徴。言うなれば左半身が青くなったファングジョーカー。
能力
トリガーサイドの手首に青いアームセイバーを二つ生成し、弓として扱う。
ファングジョーカーのセイバーはすべてファングサイド＝フィリップの側に生成されていたため、トリガーサイド＝翔太郎の側に生成されるのは初。
それだけ２人の絆が深まったと言う証左だろう。
なぜ『銃撃手』の記憶を有したトリガーメモリから弓矢系の武器が発現したのかは不明だが、ファングメモリが恐竜をモチーフにしている以上、原始的かつ野生的な遠距離攻撃手段として弓矢が採用されたのかもしれない。もしくはクロスボウからの連想か。
必殺技
- ファングスクリュードル
タクティカルホーンを1回倒す操作を連続で行い、アームファングをボディサイドに二本生成、それを弓に番えて射ることでメモリモードのファング装飾部分を象ったエネルギーを纏った矢が螺旋を描きながら標的を射抜く。
矢速も速く、高速飛行するオウル・ドーパントを遠方から正確に射抜いてメモリブレイクしている。
関連タグ
ジュネッスブルー：青を基調とした体色、腕から放つ弓形の必殺技など共通点が多い
ライディーン：ファングトリガーと同じく左手固定の弓を武装とする。
ユニレイサーフォーム：色合いが似ている。
