概要
東武野田線の路線愛称。2014年4月1日より付与されている。駅や列車の旅客案内上はこちらに統一されている。
もともとは普通列車のみが走る路線だったが、近年は専用車両60000系の新製や10000系列転入、急行の運行開始や座席指定の特急が入るなど変化してきている。
東武ではスカイツリーライン系統(伊勢崎線/日光線)・東武東上線に次ぐ基幹路線として一応は位置付けられている。
運行される車両は特急を除き南栗橋車両管区七光台支所で管理されており、60000系と10000系列はフューチャーブルー+ブライトグリーンのカラーを纏い、8000系含めてロゴがつけられてる。ラインカラーは水色。
表向きは東武伊勢崎線の愛称・東武スカイツリーラインの成功及び「公園や都会的な雰囲気に恵まれてるから」というあやかり的なものであるが、実際は、野田線の親会社である東武鉄道と野田市の関係があまり良くない故につけられたという説がある。
その昔、東武鉄道は自社が全面的に資金提供と言う形で野田市内を複線化させる提案を野田市に持ちかけたが、キッコーマンの企業城下町である野田市にとって工場の近辺を走り尚且つ市街地を走る野田線の改造にキッコーマンが及び腰だった為に突っぱねてしまった経緯がある。
その為に野田が資金提供するから野田市内の体質改善(つまりは複線化)をしようという提案も東武鉄道が拒否するなど、関係は正直悪い。2019年現在進められている野田市内の立体交差化工事も単線での立体交差化というもの(複線化用地をきちんと残すかは不明。清水公園駅と七光台駅間の座生川を渡る立体交差化でも複線化用地はあるのだが)。
こんな険悪な自治体の名前を冠しているのが面白くない東武にとって、この新しい愛称は忌わしい自治体の名前を記載したくない気分を表すものなのかもしれない。
無論、この微妙過ぎる愛称が顰蹙を買っていたり嘲笑を買っている事を東武が知っているかとは話が別だが。
路線について詳しくは東武野田線を参照のこと。