基礎データ
概要
第四世代のプラチナで追加されたロトムのフォルムチェンジした姿(FCロトム)の一つ。
ロトムを手持ちに入れたままマップ上のどこかにある扇風機を調べることでフォルムチェンジする。
姿はオレンジ色の扇風機を摸したものに変化、体を覆うオーラは黄色になり、さながら巻き起こる風のような形になっている。
スピンロトムとはあくまで分類上の名称で種族名はロトムのままである。
そのためユーザーからは「飛ロトム」などと呼ばれている。
ゲームにおける特徴
フォルムチェンジすることでエアスラッシュが使えるようになった(フォルムを戻したり変えたりすると忘れてしまう)。ただし、他のフォルムの固有技が軒並み威力100超えの大技である一方、スピンロトムだけ威力75のエアスラなのは威力不足が気になるところ。
第四世代まではノーマルロトムと同じタイプだったが、第五世代からはタイプがでんき/ひこうに変わった。これによって、ふゆうが実質死に特性と化してしまった。一応特性やタイプを書き変えられてもじめんタイプ無効の耐性が変わらないという利点はあるが、うちおとすを喰らうと両方まとめて無力化されるというのは内緒。
でんき/ひこう複合には準伝説などの優秀なポケモンが多く、サンダーやボルトロスと比べるとステータスでは大きく見劣りする。ただしロトム特有の補助技や、両者が使用できないエアスラッシュの活用で差別化自体は十分可能。
とはいえ、ボルトロスはけしんフォルムでの特性がいたずらごころであり、やはり厚い壁となってしまう。
正直なところFCロトムでは不遇と言わざるをえない立ち位置であり、フォルムチェンジ中最低の使用率をマークしている……どころか、最近ではノーマルロトムにすら使用率で劣っている事が多い。