図鑑データ
「改夕雲型駆逐艦、長波サマの登場さ!一味違うぜぇ!さーいくぞ、オーッ!」
概要
長波が2017年12月27日のアップデートで更なる改造を施した姿。これによって、夕雲型で初めて改二を遂げたことになる。
改造には改装設計図に加えて、戦闘詳報が必須となっている。
戦闘詳報はクォータリー任務【精鋭「三一駆」、鉄底海域に突入せよ!】で1枚入手が可能(選択報酬)。長波改二が必須で他第三一駆逐隊(沖波改・高波改・朝霜改)の中から1隻を随伴に入れ他4隻は自由枠となり、その6隻で5-4(サーモン海域)のボスに2回S勝利を達成すれば獲得できる。
1期に比べ5-4の難易度と編成自由度が変わってしまった為編成や装備を吟味する必要があるが、2019年10月25日に第三一駆逐隊からもう1隻改二が実装された(朝霜改二)事で、若干ではあるが難易度の緩和が期待できる。
南方海域なので支援艦隊の派遣も可能。艦隊練度に自信がない場合は活用するとようだろう。
容姿
全体的の頭身が伸び、より成長した姿となった。
制服も代わり、朝潮改二丁の様なボレロジャケットを纏い、背部艤装を装着している肩紐部分には「爆雷」を装備、手には手持ち銃型になった「12.7㎝連装砲D型」をもっている。又改までは「萌えそで」仕様だったのが、全体的に育ったお陰で袖が余らなくなっている。又タイツからニーソタイプに変わり絶対領域も獲得した。
中破ではその強力だった胸部装甲が更に増強されていることが確認できる。因みに身に着けているのシンプルな白のブラジャーなのだが「大きすぎて、サイズにあった可愛いのが無いのが逆にリアルだ」と識者達が語ったとかなんとか…
夏服mode
2018年7月12日実装の期間限定グラフィック(夕雲改二実装と同時)
通常時は「長袖のボレロジャケットにジャンパースカート」だったのが、半袖ブラウスにベスト、胸当てなしのスカート、薄手の指ぬき手袋と言う涼しげな格好になった。
性格
基本的な部分は殆ど変わっていない。というよりも「改装/改修/改造」時の台詞が新たに追加されたのだが、それが
「そうそう積め積めぇ!あぁこら提督!自分でできっから、アホか。」
「まさかまたドラム缶かぁおい?いいけど、魚雷だきゃー残しておいてよ?」
といった具合で改までの「ガキ大将」といった雰囲気を通り越して若干「親父臭く」なっているという意見も聞こえる。
性能
【火力/69.雷装/89.対空/64.対潜/68.索敵/44.回避/91.装甲/53.耐久/33.運/30(80)】
初期装備:12.7cm連装砲D型改二、61cm四連装(酸素)魚雷、25mm連装機銃
全体的に見ると飛びぬけて強化された部分は少なく、しいて言えば火力が高目だが、それも荒潮改二と同値であり、夜戦火力も江風改二の同値の【158】でこれも高いと言えば高いが、「改装設計図」「戦闘詳報」を消費してこの程度かと感じてしまわなくも無い。
改二として新たに「司令部系の装備」と「中型バルジ」が装備可能となっている。これらは「司令部系」は霞改二か、「場バルジ系」はВерныйかしか装備出来なかったの両方同時に装備出来る駆逐艦は長波改二が初となる。以降甲型駆逐艦の改二の全員で装備が可能となっている
耐久が33となっているが中破ストッパーを考慮すると耐久31より大破し易い傾向にある。
以上、改二数値だけを見るとパッとしない感じだが、長波サマ改二の真骨頂は新装備の「12.7cm連装砲D型改二」と組み合わさった時真価を発揮する!
・新装備「12.7㎝連装砲D型改二」の特徴及び甲型駆逐艦・丙型駆逐艦への特殊フィット補正(仮)
- 2017年11月分ランカー褒章及び長波改二が初期装備として新たに追加された「12.7㎝連装砲D型改二」についての説明。
D型改二のスペックは「火力+3、対空+3、命中+2、回避+1、装甲+1」とC型改二からは火力据え置きで他が微増程度だが、この装備の真価は特定の駆逐艦に装備した場合、ボーナスが付与される点である。
装備火力に加え、陽炎型では「+1」、夕雲型・島風で「+2」、夕雲型改二なら、なんと火力+3のボーナスが付く。
さらに上記の陽炎型、夕雲型、島風共通で回避「+1」、夕雲型改二は装甲「+1」のボーナスも付く。
つまり長波改二がD型改二を装備した場合、「火力+6、対空+3、命中+2、回避+2、装甲+2」となり、もはや中口径主砲並みのスペックに変貌する。しかも、夕雲型改二と島風に限り水上電探とのシナジー効果が追加され、D型改二と水上電探を混載すると、さらに「火力+1、雷装+3、回避+2」のボーナスがつき、二人はこのシナジー効果だけで夜戦火力が4も上昇することになる。
長波改二はこの効果のおかげで「D型改二×2+水上電探」を装備すれば、なんと夕立改二を超える夜戦火力を発揮できてしまうのである。二本目以降も姉妹艦の改二で入手可能となった。
しかし当の夕立改二も同様に「12.7cm連装砲B型改二+12.7cm連装砲C型改二+水上電探」で再び夜戦火力を取り戻しいる。以降駆逐艦は小型主砲+水上電探装備でのシナジーによる強化が幅広く適用されていく
ただし問題点として、あくまで対水上艦向けの調整であり、昨今のイベント海域や甲難易度な通常海域後半MAP等での強力な空襲等には殆ど役に立たず、またその装備構成上、夜戦での攻撃手段が「夜戦連撃」か新たに追加された「主砲+水上電探+魚雷」=倍率1.625倍(×1回攻撃)の「新夜戦カットイン攻撃」か通常の「主砲+魚雷」の構成で発動する1.3倍の2回攻撃に限られる。ただし最初に「新夜戦カットイン攻撃」の判定は行われ失敗すた場合、次に通常のカットインの判定が行われる2回判定になっている為、普通のカットイン装備よりも成功の期待値は高い。
通常海域最終MAP「6-5」ボスである空母棲姫なら連撃装備でも問題ないが当然道中にある熾烈な空襲に関しては無意味な装備構成であり、又イベント最終海域ボスの装甲の前にはまともに装甲を抜けない可能性もある為、数値だけを見て素直に喜べる装備でもない。又改修可能となったが最初から「10cm連装高角砲」を2本要求され、☆6以降は「12.7cm連装砲C型改二」が要求される為、改修難易度も極めて高い。
しかし装備改修をちゃんと行っていれば、夜戦火力キャップの【300】を超える事も可能となっている為、出撃するMAP次第では十分に選択肢に入る。その際のネックを運の初期値が「30」と発動率が「約46%」という点で、まるゆや海防艦娘を用いた運改修も必要になってくる。
余談
当初運営電文のアイコンでチラ見せを行った際に「ボレロ」と「爆雷」が映されていた為、最初は朝潮改二丁と同じ「対潜特化」仕様か?と思われたが、いざ改二に改造してみると、対水上艦仕様であった。「コンプティーク2018年2月号」の対談記事で「夕雲型改二は艦隊決戦における対艦戦闘に重きをおいた改二改装」と伝えらた。元々夕雲型は駆逐艦全体で見ると「対潜値」「対空値は」は比較的高目の設定だった為、以後の夕雲型改二の方向性は対艦戦闘に比重を置いた形になるようである。
関連タグ
夕雲改二 同型艦の改二。長波改二の夏modeと同時実装。
巻雲改二 同型艦の改二。あちらは冬modeと同時実装。
風雲改二 同型艦の改二。こちらも冬modeと同時実装
陽炎型:同じ「甲型駆逐艦」で準同型艦。
島風:「天津風」をプロトタイプとして派生した「丙型駆逐艦」。主砲が夕雲型と同じ「12.7㎝連装砲D型」を装備していた。「連装砲ちゃん」と夕雲型の手持ち主砲は絵師の解釈の違いなだけで、同じ装備である。
夕立改二:駆逐艦夜戦火力1位。こちらは装備に縛られず安定した高火力を発揮可能。後に「(12.7cm連装砲B型改四(戦時改修)+高射装置)+12.7cm連装砲C型改二+水上電探」で再び駆逐艦1位に返り咲く。更に運改修が必須だが、「61cm四連装(酸素)魚雷後期型」を改修MAXまで行えば「装備ボーナス+改修ボーナス+改修補正ボーナス」によって二本で夜戦キャップに到達してしまう狂気の駆逐艦と化す。
綾波改二:駆逐艦昼戦火力1位。こちらも装備に縛られず尚且つ初期運の値も高く魚雷カットインへの期待値も高い。こちらも主砲+水上電探の他に「61cm三連装(酸素)魚雷後期型」「12.7cm連装砲A型改三(戦時改修)+高射装置」等の装備補正で夜戦CIなら夜戦キャップの届くまでの化物に