データ
概要
同盟領サウィン村の、猟師の娘。一人称は「わたし」。稼げる傭兵になるため、村から借金をして士官学校に入学した。気さくで活発な性格。士官学校が舞台の今作にとって唯一の、貴族でも裕福な商家でもなく過去にそうだったこともない、正真正銘の平民である。
傭兵を目指すためのきっかけとなった主人公の父であるジェラルトを「師匠」と呼び、日々鍛錬を重ねている。相当思い入れがあるのか、ジェラルトの一番弟子を自称し、「先生(主人公)にだって負けたくない」と言う程の負けず嫌い。個人スキルにもしっかりと表れている。
そんな師への敬愛の念は深く、彼の身に降りかかった不幸の後、その首謀者と対峙した際には激しい憎悪をむき出しにしている。
また、上記の入学経緯から倹約家でもあり、不用品の回収・再利用も自ら進んで行う。贅沢は嫌いであるが、大好物の食事を振舞うと「たまの贅沢だ」と言って喜んでくれる。たまにならOKらしい。
料理も得意でラファエルやセテスに振舞ったり、食堂の料理を残さず食べたローレンツを褒めたりとオカン属性を垣間見せることも。
その他、釣りや園芸等何かとアウトドアなものを好むが、意外にも虫や毒を持つ生物が苦手。園芸や釣り餌などレオニーの趣味では虫と鉢合う機会は多そうなので、実害もまた多かったのだろう。
見た目通りあまり女性らしくないのは自覚しており、戦闘で敵を倒した後は「少しは女っぷりが上がったか?」と言う。レオニーの考える女っぷりとは一体…。
なお、ある女好きからはナンパされずにスルーされるというあんまりな事態に。
ユニット性能
狩りが得意なこと、ジェラルトに憧れていることから槍術、弓術、馬術が得意で、アーチャー系、ソシアルナイト系に適正がある。
全ユニットトップタイのスピード成長率を持ち、その他魔力・魔防以外が40%越えという驚異的な成長率の持ち主。苦手科目は無いが、前衛向きのステータスになるので自然と前述のクラスへ進むだろう。
特に今作ソシアルナイト&パラディンが早さにマイナス補正がかかる都合上ユニットを選びやすく「地雷」と言われる中、彼女は速さが潰れにくく、更にプラス補正のかかる能力も元々伸びやすい能力…と速さのマイナスを差し置いてもプラスが大きく、速さと守備にモノを言わせた軍の切り込み隊長になれる。
紋章もなく才能開花もないという『才能』の無さを成長率と努力で容易く覆してしまう、総じて「強い」と言われるユニット。
ただし、将来最上級クラスの「ボウナイト」を目指す場合、ボウナイト自体の成長率補正がとても少ないので前衛としてやや不安が生まれる。よく育ってからの運用を考えたい。射程を求めないならばパラディンにして弓だけ持たせるというのもアリ。あるいは、下記のようにスナイパーとして運用することも可能。いずれにせよ、ボウナイトの成長率補正は異常に低い、ということは念頭に入れるように。
アーチャーとしてみると、射程や命中ではなく殴り合いに耐えられる丈夫さが特徴となる。
そのため、「近距離反撃」を装備して飛行ユニットを迎撃するなどの通常とは異なる芸当ができる。
弓を鍛えると射程1で連続攻撃をする「近距離連射」を習得でき、ファルコンナイトなどの素早い相手に対しても強力な火力を発揮できる。
更にスナイパーになれば、強力なスナイパー専用戦技「ハンターボレー(2回攻撃)」を用いる事ができるため、上記の近距離連射と合わせてスピーディーな動きの出来るユニットになる。
男性の前衛ユニットがいるなら個人スキル「負けず嫌い」も発動できるため、並んで進軍させるといいだろう。
能力が育つまでは魔防の低さが目に付くので、切り込む際は聖水を持たせるか、Mシールドをかけるかしておこう。
なお支援会話では料理の腕をアピールする場面があるが、「一緒に料理」の能力は普通。
本人曰く、「直感に従えば自ずと美味くなる」らしい。それで上記の通り男性陣の胃袋を掴んでいるのだから大したものである。
料理の能力が普通なのは、恐らく「レシピを見て作る」といった事に縁がないためか。
支援会話
※括弧内は支援会話の上限
金鹿の学級
ラファエル=キルステン(A)
イグナーツ=ヴィクター(A+)
黒鷲の学級
青獅子の学級
セイロス聖教会
セテス(A)
アロイス=ランゲルト(A)
カトリーヌ(B)
シャミア=ネーヴラント(A)
関連イラスト
関連タグ
ファイアーエムブレム ファイアーエムブレム風花雪月 ボーイッシュ
五年後では
ボーイッシュな印象があった短髪を伸ばし、1部の頃から本人がよく言っていた「女っぷり」が上がっている。全生徒の中でも変化の大きい部類で、1部で彼女にあまり思い入れてなかったプレイヤーを後悔させたとか。「男を知った」と評されることもあるが、性格面はあんまり変わってない。撃破時の台詞は「また女っぷりが上がったな!」。
5年後の自軍に彼女とリンハルトがいると、外伝が発生する(支援は無いのに…)。
リンハルトから「紋章が無くとも使える伝説の武器」の話を聞いたレオニーは、リンハルトや主人公達と共に伝説の伝わる湖へと向かうのだが、そこにいた巨大な魔獣は人語を話す変わった魔獣だった。
シリアスな話が多い今作の外伝の中でも非常にほんわかした雰囲気の外伝であり、魔獣に対して「魔獣殿!」と呼ぶレオニーは必見。一方で策敵マップ、ボスの規格外の能力から難易度自体はノーマルでも高い。全力で挑もう。
また、謎の多いこの二人の正体を垣間見る事が出来るので、是非この二人も出撃させよう。特に後者。
報酬で手に入る神聖武器「インデッハの弓」は数値上は勇者の弓と大差ない性能だが反撃時も2回攻撃できる。逆に言うと、敵に殴られる前提のアーチャーでないと有効には使えないため、実質的にレオニーにしか使いこなせない。
余談であるが、レオニーが本当に男を知る場面が見られるのは男主人公との支援S会話になる。