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リーヴの編集履歴

2020-01-29 15:08:41 バージョン

リーヴ

りーぶ

北欧神話に登場する人名。本項ではそれに由来する名のスマートフォン向けSRPG「ファイアーエムブレムヒーローズ」の登場人物を解説している。

リーヴとは北欧神話に登場する男性の名で、リーヴスラシルという女性と共にラグナロク後の世界の最初の人間の1人になったという。


この頁ではファイアーエムブレムヒーローズのオリジナルストーリーのキャラクターについて記述している。


CV:前野智昭


概要


死の国ヘルの将で、生者を死者とするべく崩剣セクヴァベクを振るい戦う魔剣士。

死兵だけあって無口(エイルが話し掛けても一切応じなかった)だが、全く無口というわけではなく異界の滅亡したアスクに花を手向けたり、エイルに忠告する心はある。

余談であるが、11章3節でフィーナから服装のセンスを盛大にディスられている


リーヴというのはかつて神竜アスクと契約しアスク王国を建国し初代王となった人物の名であり、召喚師たちが競い合う飛空城を作った人物と同じ名前。ヘルの尖兵として送り込まれたことから、他のヘル軍一般兵と同様に死んだ当人がヘル軍の眷属となっているようである。セクヴァベクの元ネタはアース神族の女神サーガが住んでいた宮殿の名前。


デザインしたコザキユースケ氏曰く空っぽを意識したデザインとのこと。


ファイアーエムブレム0では第16弾で登場。ヒーローズ本編より先にユニットとして扱うことができる(これはスラシルも同じ)。


リーヴの正体についての動画が公式サイト(及びYoutube)に掲載されてい(現在非公開)が、ストーリーの重要なポイントであるため、ここではマルス仮面謎の男と同じく今後もネタバレ項目としてページ最下部に記載する形で扱っていく。



性能

撃殺の剣士 リーヴ(神階英雄)

属性
兵種剣/歩行
武器セクヴァベク(専用)
奥義開世(専用)
A遠距離反撃
B死者の帳尻を(専用)
C始まりの鼓動3

2020年1月に理の神階英雄として味方として実装。スラシルと同じ神階属性である。

攻撃と守備が高く、魔防・速さは並レベル。

セクヴァベクは周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の攻撃、速さ、守備、魔防+4かつ自分は絶対追撃するが、その状態で攻撃したとき、最も近い味方に20ダメージ…と近くに味方がいると自分は絶対追撃になるが、最も近い味方を傷つけてしまう。撃殺の名にふさわしい武器スキルになっている。

味方として実装された際に追加された「死者の帳尻を」は戦闘開始時に自分のHPが50%以上か不利な状態異常を受けている時、敵の攻撃と守備を弱化させ、敵の攻撃を受けた際に奥義カウントを加速させる。

専用奥義は正月アルフォンスのものと同じである。


なお、章によっては闇堕ちしたベルクトと共に登場するのだが、あちらも最も近い味方に20のスリップダメージを与える武器を持っている。しかし、移動力の違いから隣り合うことはあまり無く、他のユニットも近づいてくるため両者でスリップダメージを与え合う…なんてことは狙わない限り起こりにくい。


余談

担当声優の前野智昭はファイアーエムブレムシリーズでは初担当。中の人繋がり某DMMゲーフード美形キャラや同時期のキャラに白い細胞の主人公を連想する者もいる。

また、身体の一部が半透明で、その奥の骨格が見えるいかにも人外なフォルムからサイボーグを思い浮かべた者も。


なお、青い髪で口元を覆った異形の剣士ということでコザキ氏がファイアーエムブレム覚醒で手掛けたキャラクターが元ネタである幻影世界王子を連想して実装はないのかと叫んだ人がいたとかいなかったとか。


関連タグ

アルフォンス シャロン エイル

スラシル:エンブラ初代皇帝の名を持つ将軍。元ネタでリーヴと対になる存在

































【正体】(ネタバレ注意)


8章でその正体が判明。異界のアスクはアルフォンスたちの時代よりも未来に当たり、死の王を討つために封印を解かれた「心臓」によって滅亡した世界だった。滅亡したアスクに花を手向けていたことや、シャロンを殺すことをためらったことから、リーヴと名乗っていた男はリーヴその人ではなく、この異界では死んでいたシャロンと親しい間柄の人物、すなわち同時代の人物であり、なおかつ扉を開く力を持っていたことから、異界のアルフォンスであることが断定された。


9章で危険な賭けに挑み、封印を解かれた「心臓」を手に入れた事が判明する。しかし代償として呪いで民達が次々と死んでしまう。そしてヘルに敗れ、異界のシャロンは殺されてしまった。同じく異界のアンナ異界の召喚士も死亡してしまう。親しき者を失い絶望した異界のアルフォンスはヘルにこう言われる。


死者の数の帳尻を合わせろ


異界の一人を殺せば未来の異界のアスク王国は一人死なずに済み、今までの死を無かったことに出来る。そしてヘルと契約を結んで死兵となり、ヘルの配下となった。リーヴは異界のアスク王国を滅ぼし、自分たちのアスク王国を救う事を誓った。


お前の世界と俺の世界…これは世界の選定だ


3部のあまりに救いの無さ過ぎるオープニングムービーはリーヴの世界でのできごとだった。

本家より大きく変わった世界のためか、アルフォンスとはCVが違い、能力傾向はほぼ別物(特に魔防)になっている。似せすぎると簡単に正体を予測されてしまうからかもしれないが…。ちなみに、正体を突き止められた際に公開されたムービー(現在は非公開)ではリーヴが昔の記憶を語る時にはアルフォンスに似せた声色になる。声優って凄い…。


なお、ゲーム内での異界のアルフォンスはイースター版のアルフォンスがこちらより先に登場している。もっと言えば挨拶に来た無印版アルフォンスが最初の異界のアルフォンスとなるが…。


上記の通り基本無口かつ無感情ではあるが、三部終盤は比較的感情的になる。アルフォンスとの駆け引きは必見。


三部終了後の異伝ではスラシルと共に戦神トールと取引をし、命を弄ぶような神の行為に静かに憤りを見せるものの、望んでいたものを手に入れるため、背に腹は代えられない…と渋々神々の僕となった。ただし、その際「永劫の間、お前の下僕となる気は無い」と真っ向から宣言しており、「見事だ」とトールを感心させている。

いずれストーリーに再登場するかもしれない。









「僕のせいでシャロンは死に、隊長は死に、民は皆死んだ…」






「エクラまで…」










正気を失うには、十分だ。

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