概要
1981年12月24日生まれ。血液型B型。身長166cm、体重50kg(アニメ版のミスリルによる報告書より)。
都立陣代高校に通う高校2年生で、学級委員と生徒会副会長を兼任。13歳までの3年間をニューヨークで過ごし、現在は国連職員の父や妹のあやめと離れて一人暮らしをしている。
性格は極めて勝気で意地っ張り。言いたくない事があると「うはははは」と独特の笑い方で誤魔化す癖を持つ。良くも悪くも強情だが、孤立無援の状況でも発揮される行動力や、挫けそうになっても立ち直る芯の強さを兼ね備えた「ガッツのある女」。
線の細い端麗な容貌の持ち主ながら、ずけずけとした物言いや淑やかさとは無縁の所作が災いし、「恋人にしたくないアイドル・ベスト・ワン」の称号を得ている。その反面、非常に面倒見が良く、偏った食事ばかりの相良宗介に手料理を振る舞ったり、彼の勉強や起こした騒動の後始末を手伝ったりしている他、抜群の運動神経から運動部の助っ人を頼まれる事もある。
そして、問題児の宗介を学内でコントロールできる数少ない人物である。その方法は普通にハリセンを使うものから、プロレス技をかけるものまで様々。
本人は気づいていなかったが、実は出どころ不明のオーバーテクノロジーを知りえる特殊能力者「ウィスパード」の素質を持っており、それがために数多くのテロ組織に身柄を狙われている。彼女の護衛をするために宗介が陣代高校に転入してくるところから、『フルメタル・パニック!』のストーリーが始まる。
宗介に対してはなかなか自分の気持ちを認められず、頭に血が上ってきつい事を言ってしまい、後になって自己嫌悪に陥る事もしばしば。なお、素直になれないのは母親が3年前に病死して以来、大切な人を再び失う事を恐れているせいでもある。
作者曰く、最初髪型はポニーテールだったらしいのだが、色々あって現在のものになったそうである。設定上は黒髪だが、原作でもアニメ版でも塗りは青髪。
超ハイスペック女子高生
社会と、帰国子女なので英語が得意(ただし国語と理科が苦手)で、「ウィスパード」としての覚醒後は理数系も急激に伸びた。上記の運動神経が抜群という描写も、アニメ版ではその傾向が顕著。
さらに一人暮らしが長いと言う事から家事も万能であり、特に料理に関しては友人知人を招く程であり、あの戦争ボケに至っては完全に餌付けされている状態。(本人も自覚しているようである)
そしてとどめと言わんばかりにスタイルも相当なモノらしく、短編集に収録されている「女神の来日(温泉編)」では、女性読者ドン引きも辞さない緻密な描写で伝えている。
また、とある身体的な特徴が公言されており、これも超ハイスペックの一つと言っても過言では無い。
クロスオーバー作品において
スーパーロボット大戦シリーズ
スーパーロボット大戦Jで初参戦。NPCなので戦闘には参加しないが「ウィスパード」という身の上から多くの組織に狙われている。
スーパーロボット大戦Wにおいてはふもっふシナリオでボン太くんの通訳を担当。
終盤においてはザ・データベースに囚われ、最終話クリアまで捕まっている。
また、彼女の持ち歩いているハリセンが強化パーツとして登場する(普通にプレイしていると1つしか手に入らないレア物で、クリティカル率を50%引き上げるという高性能)。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇で初の声付き参加(雪野五月自身も初の版権キャラクターでの声付き参戦。スパロボオリジナルキャラクターまで含めれば前作に出ていたマリリン・キャットが初)。宗介の任務をフォローする為に陣代高校に転入してきたZ-BLUEのメンバーの行動を正当化するために、ボランティア部を立ち上げた。
ウィスパードの影響なのか、それともシナリオ担当者の悪ノリなのか…色々と変な方面からのネタを拾って来ている。
精神コマンドは使えないが宗介の乗るASに同乗する場面があり、そこでも喋る。
作中で不死身のボトムズ乗りがボン太くんに入るきっかけを作った遠因はおそらく彼女。また、ファイヤバグ残党にウィスパードとは違う理由で狙われたりする。
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