概要
第44話でエラスによって生み出された、ドルイドン族のキング級幹部怪人。
刀や鍔の意匠が見て取れる鎧武者の様な古風な姿を持ち、「キング」の階級の名の通り、頭には冠の装飾が兜の飾りの如く付いている。
右手が刀そのものになっており、左手は人間と同じ5本指を持ち、常に刀を握っている。
戦闘では、この二本の刃を振るう接近戦を得意とし、黒色の斬撃を放って攻撃することが可能。
また、自力で『巨大魔強化』を行うことも出来る。
同じくエラスによって生みだされ、片言ながらも出産直後から言葉を既に話せたガンジョージと異なり、言葉らしい言葉は一切介さず、唸り声や鳴き声の様な奇声を上げるばかりであったり、常に駄々をこねるかの様に意味も無くその場で飛び跳ねたりと、荘厳な姿と裏腹に赤ん坊の様な態度であり、ガンジョージ以上に幼い雰囲気を持つ。
その為、まだ物心がついていない子供の様に見境がなく、暴れる事に喜びを感じていることから戦闘狂な気質でもあると言える。
そんな性格故か、撤退時に地面に落ちた刀を置き忘れそうになるなど、どこか抜けている印象も与える。
活躍
第44話
余談
名前は由来はそのまま「ヤバそう」+「ソード(剣)」を掛け合わせたものと思われる。
このヤバソードの登場により、エラスをクイーン級に当てはめると、チェスの駒すべてがそろったことになる。
演じる塩屋氏はスーパー戦隊シリーズにて様々な怪人を担当した常連の1人であるが、幹部クラスの怪人を演じるのはこのヤバソードが初となる。また、単発ゲストではないのは『爆竜戦隊アバレンジャー』の爆竜パラサロッキル以来、17年振りである。
前作の『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』ではリューグ・タマテバッコを演じており、同作でカーゼミーとケルベーロ・ガンガンを演じ、今作でワイズルーとガチレウスを演じた緑川光氏と稲田徹氏に続いての続投となる。