―――昔、ある出会いがあった。
おそらくは、一秒すらなかった光景。
されど。
その姿ならば、たとえ地獄に落ちようとも、鮮明に思い返すことができるだろう。
概要
プレイヤーが「Fate/stay night」を起動した際初めて見るシーンであり、第五次聖杯戦争において7体のサーヴァントが揃ったシーンであり、第五次聖杯戦争開幕の合図であり、同作が漫画化及びアニメ化した時に幾度と無く描かれたシーンである。
2月2日、弓道場の清掃をしていた衛宮士郎は赤い男と青い男が校庭で争っていたのを目撃する。ことの異常さに気づき、逃げ出すが、青い男に追いつかれ心臓を槍で一突きにされ瀕死に。
その後、ある人物によって蘇生された士郎は意識を取り戻すと学校から逃走。家に戻ったものの、死体がないことから逃したことに気づいた青い男に再度追い詰められ、土蔵に逃げ込む。
そして、土蔵に描かれていた魔法陣によって彼女と出会うこととなる。
なお、フローチャートでは「三日目(2月2日)」となっているが士郎の帰宅時刻は日付を越えているため、実際は2月3日である。また、原作ゲームにおいて「運命の夜」というタイトルが使用されているのは校庭での目撃から口封じされるまでのシーン。
曲名
2006年のアニメFate/stay nightで流れたBGM。
作曲は川井憲次。英名は「night of Fate」。
劇場版UBWでは『運命の夜 -UNLIMITED BLADE WORKS-』。作曲は同じく川井憲次。
上記の運命の夜を編曲したもので、UBWに合わせた熱いアレンジが光る。
2006年アニメ版
劇場版UBW版
関連イラスト
マスター・サーヴァント差し替え
その印象の強さもあり、Pixivでは士郎とセイバーを他のFateキャラクターに差し替えたイラストがいくつも投稿されている。
パロディ
他作品のキャラクターによるパロディなイラストもチラホラ。
公式パロディ
シリーズを代表する大変印象的なシーンである為、公式作品でもサーヴァントとマスターを差し替えたパロディ…もといオマージュは行われており、以下の組み合わせが確認されているが、立っている位置やマスターの姿勢が異なるパターンも多い。俗にこれらを総称して『運命構図』と呼ばれており、非常に人気の高いシーンであると言える。
- 岸波白野+赤セイバー(Fate/Extra)
- 沙条綾香+プロトセイバー(Fate/Prototype)
- 衛宮士郎+ルーラー(カプセルさーばんと)
- 藤丸立香+マシュ・キリエライト(FGO-turas realta-)
- 藤丸立香+エドモン・ダンテス(コミカライズ版「監獄塔に復讐鬼は哭く」)
- 藤丸立香+メルトリリス(コミカライズ版「深海電脳楽土_SE.RA.PH」)
- 赤城奏丈+桜セイバー:Fate/typeRedline
- ???+???(???)
関連タグ
槍の勇者のやり直し:コミカライズ版第一話のラストでこれと似た構図が描かれる。剣の英雄ではなく、槍の英雄がこの構図を取るという逆転した構図となっている。