パヴァリア光明結社

ぱゔぁりあこうみょうけっしゃ

パヴァリア光明結社とは『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズに登場する秘密結社。

概要

統制局長アダム・ヴァイスハウプトによって興された組織。

シリーズ各作品でたびたび名称が言及されていた。第四期『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』で本格的に姿を現す。

そのメンバーの多くは異端技術「錬金術」の使い手であり、創始者ヴァイスハウプトを含む幹部たちは古い時代から存在し、歴史の陰で暗躍してきた。

外部の人間に異端技術やその産物を提供し、同盟関係を結ぶこともあるが、必要となれば容赦なく切り捨ててしまう。

本編では元F. I. S.のナスターシャ教授とウェル博士が共謀した「フロンティア事変」や、錬金術師のキャロル・マールス・ディーンハイムが画策した「魔法少女事変」にも支援する形で関与している。

「AXZ」終盤でトップのアダムや最高幹部たちが死亡し、世界各地の残党も各国当局により検挙されていったが、「XV」で残党の「ノーブルレッド」と呼ばれるグループが行動を起こす。

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「AXZ」の前日談に当たる「戦姫絶唱シンフォギア3.5」のラストシーンでサンジェルマン達が顔見せで登場。以降は基本的にアニメ本編の流れを辿る。

その後イベントクエスト「アルケミックオーダー」ではフィーネやウェル博士のように並行世界でティキを除く4人（アダム、サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティ）が登場。原作にあった「パヴァリア光明結社」は存在しておらず単純に「錬金術師協会」の所属者となっている。

「双翼のシリウス」の残党軍のしりぬぐいのため奔走していたが、そこでサンジェルマンがカルマノイズに取りつかれてしまい事態収拾のためカリオストロとプレラーティと休戦、一同力を合わせてサンジェルマンを救出、そして3人のファウストローブが進化した「ファウストローブtypeⅡ」を使い事件を収拾させ、後にやって来たアダムからの謝罪を受けて、「響達との和解」というフィーネやウェル博士と同じようにIF設定を受ける。

以降3人に余裕が出来たのか笑顔を見せるようになり「真夏の楽園プロビデンスパーク」ではまさかの水着実装、「友情に咲く花」では響とのユニゾン技（合体攻撃）など、見せ場が増えたり、メモリアカードでは水着だけではなく浴衣姿を披露するなど他の奏者達と違う一面を見せるようになった。

関連人物

上層部

アダム・ヴァイスハウプト（CV：三木眞一郎）

ティキ（CV：木野日菜）

パヴァリア光明結社を率いる統制局長。元々は神（アヌンナキ）が人類のプロトタイプとして生み出した存在で、その正体は醜い邪悪な怪物。かつては聖遺物を巡り、先史文明期の巫女であるフィーネと抗争していた経緯を持つ。最後はサンジェルマンたちの力を宿した立花響によって倒され、アヌンナキの降臨を示唆しながら爆散する。

アダム・ヴァイスハウプトに仕えるオートスコアラーで、昔からアダムの側近として行動する。神（アヌンナキ）の力の依り代としての役割を持ち、神の力を吸収した後は「ディバインウェポン」へとその姿を変化させるが、シンフォギア装者の活躍によって神の力から分離し、最後は「要なし」と判断したアダムによって破壊される。

幹部

サンジェルマン（CV：寿美菜子）	カリオストロ（CV：蒼井翔太）

パヴァリア光明結社の幹部を務める錬金術師。カリオストロとプレラーティのリーダー的存在。上流階級の父と奴隷の母との間に生まれた経緯を持つ。自分たちを捨て駒にしたアダム・ヴァイスハウプトを倒すためにシンフォギア装者たちと共闘し、最後は米国が放った反応兵器を打ち消す形で命を落とす。	パヴァリア光明結社の幹部を務める錬金術師。元々は詐欺行為を生業とする男性だったが、サンジェルマンの導きによって妖麗な女性へと生まれ変わった経緯を持つ。アダム・ヴァイスハウプトの裏切り後は結社から決別したサンジェルマン側に付き、最後は仲間たちと運命を共にした。
プレラーティ（CV：日高里菜）

パヴァリア光明結社の幹部を務める錬金術師。元々は虚飾と快楽に耽る男性だったが、サンジェルマンの導きによって研究熱心な女性へと生まれ変わった経緯を持つ。アダム・ヴァイスハウプトの裏切り後は結社を脱退したサンジェルマン側に付き、最後は仲間たちと運命を共にした。