「今名付けよう…僕は…仮面ライダーサイクロンだ!」
概要
フィリップがサイクロンメモリとロストドライバーで単独変身した姿。
ロストドライバーはガイアメモリを1つだけ使う分、1つの能力に特化した仮面ライダーになれるという利点を持つ為、左翔太郎の変身する仮面ライダージョーカーの格闘能力の大幅な向上と同様、サイクロンメモリの力を最大限以上に引き出せる形態である。高速での格闘戦を得意とする。
風を吸収しエネルギーに変えるというサイクロンの能力も、ロストドライバーの力ならサイクロンジョーカーを始めとするダブルのサイクロン系フォーム以上の効率で行える。
またこの能力で風の力を取り込めるため動いている間は、同時に僅かながらスタミナを回復することも可能。
外見はサイクロンサイクロンに似ているが、中央のラインが無くマフラーも1つだけでドライバーも違う。
また、体の各所に白いラインがあるのが特徴的。
マキシマムドライブは風のエネルギーを腕に集中して放つ手刀。
Wの必殺技の名付け親である翔太郎が目撃していないため特に名前は無い。
物語の途中でゼロ・ドーパントによってロストドライバーが破壊されたため変身不能になる。
しかしそのロストドライバーは後にフィリップの手で修復されて、翔太郎の手に渡っているため、理論上は再登場が可能だったりする。
他媒体展開
ゲーム「仮面ライダー 超クライマックスヒーローズ」でも、小説発売に1日先んじて、特別キャラクターとして登場している。
仮面ライダーバトルラッシュにも参戦しており、必殺技は小説でも使われたライダーチョップで、『スピニングスラッシュ』と名付けられている。どこかで聞いた事ある技名のような…。
あくまでも小説出身キャラクターなのにこれだけメディア出演や立体化も多い理由としては、仮面ライダージョーカーや仮面ライダーWのモデルを流用をできるからというコスト面や、仮面ライダーWサイクロンサイクロンが映像作品で登場しているからという理由があるからなのかもしれない。
関連タグ
仮面ライダー1号(「風を力に変える」点など「徒手空拳で戦う」ジョーカーとは別の意味で原点回帰をしている)
仮面ライダーイカロス…同じく小説オリジナルの仮面ライダー