概要
『えいがのおそ松さん』のゲストキャラクターで、6つ子達の同級生の1人である。(後述の展開により、先行上映会で配布されたパンフレットや公式HPでは未掲載で、完全版のパンフレットのみ記載された人物となっていた)。
冒頭の同窓会で、チョロ松はトト子からこの同級生が出席していない事を知るが......?
「やっぱり来てないねぇ・・・」
「来てない?誰が?」
「高橋さん」
「高橋さん?・・・?」
「会えると思ったんだけどなぁ」
※この先は劇場版に関する重大なネタバレが含まれております。閲覧の際には充分ご注意下さい。
写真の中に写し出せなかったもの(ネタバレ注意)
「またいつか、何処かで会えると良いな。
最後にもう一回だけ。松野くん、皆、ありがとう。
さようなら。 高橋のぞみより」
CV:佐藤利奈
何処か天然でマイペースな一面があるものの根は心優しい女の子で、実は卒業式の前日に6つ子達へ手紙を宛てた人物である事が中盤で明らかになった。封筒にあった差出人は苗字だけで、作中では主に"高橋さん"と呼ばれている。
過去のトト子によると、高3の時はおそ松と一松と同じクラスだった模様(なお、それ以前の学年のクラスはクレジットから推測すると高1は6つ子全員、高2はチョロ松&十四松&トド松(作画担当の一人・渡邊葉瑠のツイートから判明)と同じだった可能性が高い)。
彼女は高校の頃から6つ子達に興味や好意を密かに抱いていたが、内気で自ら話しにいく機会が殆ど無かった上、卒業後にはとある事情で"遠い所"へ行かなければならない事になっていた。そこで、赤塚区を去る前に今までの感謝や"ある願い"を手紙に綴り、宛名に「松野くんへ」と書いて松野家の扉の間に挟み、いつか彼らがその内容を読んでくれる事を心から待ち詫びていた。
しかし、当時は卒業式の後に6つ子達の間で起きた大喧嘩がきっかけで手紙が失われてしまい、その意図は知られる事が無いまま終わってしまった。
作中で、元の時代に戻るには彼女の手紙が鍵になっている事を確信した大人の6つ子達は、高校生のトト子や女子の同級生達からある程度情報を得た後、当時の自分達からその手紙を先に回収して中身を見てみる事を決意するが......?
この先の展開は、是非劇場版で鑑賞してみよう。
余談
- 因みに、本予告でも一瞬だけ彼女が登場しており(動画 0:46頃)、更に第3弾のティザーイラストにも上空の何処かに彼女の家が浮かんでいる。
- 6つ子達が活躍した過去の思い出の世界は、記憶が曖昧な所では背景が少しずつドットで消えかかっていたり、人物や動物の顔がへのへのもへじになるという特徴を持っていたが、彼女の顔ははっきりと見えていた。
- 更に、EDクレジットの写真の絵では彼女が時折6人を遠くから見守っているシーンだけでなく、たまに彼らのうち誰かの近くに居るシーンが見られる事から厳密には接点が全くゼロという訳では無かったようだ。つまり、6つ子達は......。
- 完全版のパンフレット内に記載されている藤田陽一監督と松原秀のスペシャル対談によると、彼女は"お客さんの立ち位置に近いキャラクター" "6つ子の動機になる(なら)女の子"として考案し、それを基に浅野直之がデザインしたとコメントしている。
- 2019年11月6日から、『へそくりウォーズ』のガチャで☆4『高橋のぞみ(思い出の世界)』として登場。HPと攻撃力が高い一方で、APがやや高い事から再出撃するまでに少し時間がかかりやすい性能となっている。また、18歳シリーズの味方を強くする補助の性能もある。
- また、同日に☆4『黒猫(思い出の世界)』も実装された。
名前の余談
- 今までのゲストキャラクターは名前か苗字のみのパターンが定例となっていたが、フルネームを持つゲストキャラクターは珍しい事例となっている。
- 完全版パンフレット内の対談によると、彼女の苗字はアニメ版からお馴染みの野球ネタで、他の同級生と同様に、実在する選手から取られている(実際に、この同級生が誰かという点で大人の6つ子達が悩んでいた時に、同スポーツが好きな十四松が"由伸"や"周平"、"智"、尚成"の名前を挙げている)。
- 『えいがのスタッフ本』では、初期設定で下の名前が"けいこ"だった事が明かされている。
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かけがえのない同級生