概要
本名は"犬山キン子"。ある日松野家の隣に住むようになった女の子で、その可愛さは普段トト子に一筋な6つ子達ですら思わず魅了されてしまった程であった。
作中での活躍(ネタバレ注意)
おそ松くん
原作
【サンデー版(eBook版12巻目)&アニメ第1作目(1966年版)】
ショートヘアでカチューシャを身につけており、当時のトト子に似たような清楚なワンピースを着ている。
父親と"ペス"と名付けた犬と一緒に暮らしているが、どちらも顔があまりにも似過ぎている為キン子自身も時々間違える事がある。
遠方から引っ越して来て間も無い頃におそ松と最初に友達になったのがきっかけで、弟達が30分交代でキン子ちゃんに気付かれないように一人ずつ彼になりすましながら会いに来るのが主な展開となっている。
しかし、チョロ松からカラ松の時は彼女の父親とペスを見間違えて双方から怒られたり、十四松とおそ松が来た時には出前から途中で乱入したチビ太に巻き込まれたりなど散々な目に遭い、最終的に彼女の父親の怒りに触れた事が原因で再び別の地域へ引っ越す事になってしまった。
※なお、キング版(ebook版28巻目)ではキン子本人ではなく主に"かわい子ちゃん"と表記された別の女の子が登場する。詳細は「となりのかわい子ちゃん」を参照。
アニメ第1作目(1966年版)
CV.北川麻里
※データが殆ど見当たらない為、担当声優の参考資料はこちらの外部リンクを参照。
12話Aパート「引っ越してきたカワイコちゃん」というサブタイトルで登場。内容は原作とほぼ一緒だが、服装が微妙に異なっている。
余談(アニメ第2作目では)
- 因みに、アニメ第2作目(1988年版)のおそ松くんでは類似エピソードとして32話「トト子はアイドルNo.1ザンス」に登場するクミコ(CV.川村万梨阿)(画像内で右の人物)が該当する。内容は原作と大体同じ。
- ただし設定は異なっており、こちらは松造が会社の取引先でお世話になっている社長の娘となっている。
- また、外見も唯一の違いとして髪型はロングヘアーになっている。
- 原作や第1作目ではトト子との接点は一切無いが、この回の後半では6つ子達のアイドルの座を懸けて彼女達が全力で一騎打ちをするシーンがあるので、もし気になった方は必見である。
おそ松さん
CV.伊藤かな恵
第2期16話Cパートで登場。こちらも原作と同様にショートヘアだが、褐色肌で全体的にボーイッシュな感じとなっており、今までの女性キャラの中でも意外な外見だった事に衝撃を受けた視聴者も多かった。
なお、原作に居た父親と犬は今回登場しなかった。
東京に住んでいる親戚の所へ遊びに行く為、はるばると沖縄から一人でやって来た。ある日、洗濯物を干していた最中にブラジャーが隣……即ち松野家に飛ばされた事がきっかけで6つ子達と出会い、仲良くなる。
最初は、元々約束していた買い物の予定をキン子の予定で断わられたトト子から嫉妬されていたが、帰省する直前には大きな鮪を貰った事やその数日後に「あの子は良い子だったから」と認められた事から、最終的には彼女とも仲良くなれたようだ。
2期最終回で再登場したが……。(リンク先ネタバレ注意)
余談(ゲーム版の小ネタ)
おそ松さん派生のアプリゲームにも登場している。
『へそくりウォーズ』では、2019年初出のイベント「極狼たちの夏哀歌」にてストーリーに初出演した。他にも、怪盗イベントのカラ松のモーションに女性の彫像として登場したり(彫像にありがちな半裸の衣装だが胸はちょうど手で隠れている)、女囚ステージの背景のパブ(人形という設定だが第2期の脇役たちが何人もいる)に房の付いたスカートを履いて登場したりしていた。
「極狼たちの夏哀歌」は任侠の六つ子が主役のパラレル編だが、キンちゃんはカタギである。アニメと逆に、六つ子やトト子のほうが沖縄に来たことで出会う。
犬に似た父親(登場はしない)の影響で空手が得意という設定が加わっていて、初対面のチョロ松に正拳突きをくらわせた(トト子がチョロ松に絡まれていると誤解したせいで、すぐに事情を知って平謝りをした)。
初対面の翌日、六つ子が泊まった宿の隣のビルで彼女が洗濯物を干していて……と、アニメの展開の再来となる。
たび松こと『ニートスゴロクぶらり旅』の2018年9月のイベント「秋のKGY46選抜総選挙!」ではトト子達と並んで背景に登場していたが、残念ながらストーリーにはいなかった。ストーリーはアイドルグループの人気投票だが、1位になりそうな候補が4人いると語られるも、名前が出たのはトト子ら3人だけなので、残る1人がキン子だったのかもしれない。
別名・表記ゆれ
犬山キン子(多いタグ) / キン子 / (キンちゃん …同名あり)