「臨獣クロコダイル拳に抗おうとは、無謀の極み。我が身を以て、思い知るが良い!」
CV:酒井敬幸
データ
身長:221cm
体重:113kg
得意リンギ:万降石(ばんこうせき)
泥州胴折り(ですどうおり)
泥州胴折り・通(ですどうおり・つう)
好きな場所:川辺
好きな食べ物:魚、肉等
好きな言葉:「顎振り三年」
概要
この世に蘇ったリンリンシーの1人。マクが復活して以降のリンリンシーの中では、本編に登場した最後のフリーなリンリンシーである。
どの拳魔の門下生でも無い為、マクからも怒臨気を与えられていないが、メレをして「理央が復活させたリンリンシーの中では五本の指に入る逸材」と言わしめる実力の持ち主。
他のリンリンシーと違って司る動物の顔が胸部には無く、ワニの頭がそのまま頭部となっており、口の中に更に目と鼻の無い鋭い牙の生えた口が有る異形の姿を持つ。
更に腕にもワニが付いており、体にあるワニの皮膚の様な緑色の部分は和服を思わせ、下駄を履いている。
ワニを手本とし、水陸両地において戦いを完全掌握する事が出来る強力無双の臨獣クロコダイル拳の使い手であり、臨気によって体内に生み出された牙で相手を締め付け、そのまま相手諸共回転する事によって、相手の五体をバラバラにする程のダメージを与える恐るべき攻撃力を持つ。
加えて鱗に覆われた身体は非常に頑強で、手本とするワニ同様に水中での戦いも得意とする。
恐竜にも似たワニは古代から姿形が変化していないと言われているが、自身は古い武人のような性格を持ち、相手を小童扱いする癖がある。
上記の通り拳魔の配下ではないフリーのリンリンシーだからか、恐れ多くもマクにさえ対等な口を利く豪胆さ。
活躍
獣人邪身変を使わずリンリンシーの状態で街へ繰り出すと、両手を地面に振りおろし地面を砕いた破片で苦しめる「万降石」を使って破壊工作を行っていると、其処へブルー、イエロー、バイオレットがの3人駆け付けたのを受け、獣人邪身変で上記の姿に獣人化して応戦。
臨気の牙で噛みついて回転し締め上げる「泥州胴折り」、そのヴァージョン2である「泥州胴折り・通」で圧倒していたが、次いで駆けつけたジャンをケンがトラックで追いかけ回していた為、戦う状況でなくなって闘志が削がれ、一旦退却した。
再び現れると、今度は頑強な体でゲキレンジャーのあらゆる攻撃を無効化して見せる。
其処へ新たに登場したゲキチョッパーにリンシーを差し向けるも瞬殺され、向かって来るゲキチョッパーの攻撃を頑強な体で耐えるも、超捻捻弾を近距離で撃ち込まれ耐え切れず体に風穴を開けられてしまう。
その事に焦って岩を投げ付けて攻撃するも逆に切り刻まれ、自身の有利な場所である水中に潜ったが水を切り裂かれて発見されてしまい、為す術も無く鋭鋭刀を受け倒された。
余談
モチーフと名前の由来は言うまでも無くワニ。
声を演じた酒井氏は『特捜戦隊デカレンジャー』のグローザ星人ヘルヘヴン以来、3年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演となった。