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鳥海山の編集履歴2020/05/26 02:36:49 版
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鳥海山

ちょうかいさんまたはとりのうみさん

一般的には、秋田県と山形県にまたがる標高2,236mの火山

説明

1.「ちょうかいさん」

秋田県由利本荘市山形県遊佐町にまたがる火山

2.「ちょうかいさん」

→山形県山辺町にある非火山。

標高531m。

「小鳥海」という愛称がある。1060年に生起した前九年の役の最終年に安部宗任を追う源氏武将源義家がこの山に登り、北方にある1.の鳥海山に向かって勝利を祈願し「御鳥海」と命名されたのが由来とされる。

ちなみに山辺町のすぐ南隣は県庁所在地山形市である。

3.「とりのうみさん」

青森県弘前市にある火山・岩木山に3つある頂上のうち、南西側にある頂上の通称。

その名の通り鳥海(とりのうみ)という火山湖がそばにある。

本記事では1について詳しく説明する。

1.の鳥海山

標高2,236mの成層火山で、出羽山地に属する。

山頂付近を有する山形県にとっては最高峰であり、中腹に県境が引かれている秋田県にとっても最高地点である(ちなみに山頂が丸々秋田県にある山としての最高峰は秋田駒ヶ岳(標高1,637m)である)。

日本百名山のひとつに数えられる。

均衡の取れた山容と山頂に雪を被った姿が富士山に似ており、「出羽富士」、「秋田富士」、「庄内富士」などの別名で呼ばれる郷土富士である。

その姿の美しさと噴火による恐ろしさから、古来より神の山として山岳信仰の対象となっていた。

現在は信仰目的だけでなくアウトドアスポーツとしての登山も行われる。

帝国海軍高雄型重巡洋艦鳥海海上自衛隊こんごう型護衛艦ちょうかい(イージス艦)、国鉄JR東日本で運行された列車鳥海などの由来になった。

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