概要
鉱物生命体が築き上げた高度な文明世界であり、住人達は宝石像を思わせる頭部に睫毛や髭に相当する金属のパーツを配した顔を有している。
皮膚も宝石並みに硬く、笑うと鈴の様な独特の音がする(マブシーナによると、人間における副交感神経に当たるものらしい)。
その煌びやかな文明は優れた石の加工技術を駆使して作り出した代物で、意思を持つ不思議なパワーを秘めた宝石「キラメイストーン」もその歴史の過程で生まれた物とされる。
現在は、オラディンの弟であるガルザが与した闇の帝国ヨドンヘイムに侵略されてしまい、王女マブシーナは5つのキラメイストーンと共に、父・オラディンの友人である博多南無鈴のいる地球へ逃げ延びた。
因みにこの世界の住人は想像を形にする事が苦手らしく、逆に出来たのはオラディンとガルザのみだったと言われている。
住人
伝説の四巨神
その名の通り、クリスタリアにおいて伝説として語り継がれる四体の巨神。エピソード9においてガルザが初めて口にしたワードであり、キングエクスプレスはその内の一角で音速の巨神とされている所から、各能力に特化した四種類のキラメイ魔進の総称と思われる。
主な内訳は以下の通り。
- 煌輝(きらめき)の巨神・キラメイジン
- 音速の巨神・キングエクスプレス
- ???
- ???
余談
『想像を形にするのが苦手』と言うやや理解し難い精神面を持つクリスタリアの住人だが、これは宝石が人間と言う外部の存在により価値観を定められた物、と言う事実より考え出された設定だと思われる。
関連タグ
宝石の国(月間アフタヌーンの漫画):こちらの住人の姿はほぼ人間と違わない見た目。一方で性別が無く、(例外を除き)一様に中性的な雰囲気を持つ。
デスガリアン:4年前の戦隊悪役で、幹部陣のモチーフへパワーストーン扱いの宝石を用いている。一方でこの組織を突き動かしていたのは首領が内面に抱えた“淀み”(元の自分自身に対する凄まじい劣等感)だった。
イマジン(仮面ライダー電王):時の流れから外れ、消失した未来に居た住人の変じたエネルギー体が人間に憑依、その脳裏にあるイメージ(御伽噺のキャラクター)を拝借して誕生するライダー怪人。奇しくもマブシーナやキラメイストーン同様『故郷を失った者』達でもある。