概要
茶色い巨大なイソギンチャクのような形状をしている(ちくわや大人の玩具と呼ぶ人もいる)。
ゆっくりと振動するような動きでダンジョン内を移動している。動きは素早くなく、こちらから近づかなければ積極的に襲ってくることはない。リンクが近付くとゆっくりと頭頂部の口(穴を)を近づけてくるが、距離を取ればすんなりと回避可能。
何もしなければそのまま飲み込まれてしまう。呑み込まれるとしばらく体内でもちゅもちゅと咀嚼されダメージを受け続ける。時間経過で吐き出される際にアイテムや防具、ルピーを奪っていく憎い奴。呑み込まれる前に攻撃しようと近付きそのまま呑み込まれることも多い為、動きの遅さから無視してしまうのも一つである。
『時のオカリナ』『ムジュラの仮面』では安価な盾や服を奪っていく(「いつもの服」などの非売品のアイテムは奪われない)。奪われた盾や服は倒せば帰ってくるのだが、服はご丁寧に畳んで返してくれる。なんて器用な奴なんだ!
『神々のトライフォース』ではカボチャのような形になっていて、呑み込まず舌で奪ってくる(GBA版ではオリジナルのライクライクが登場したため亜種として扱われている)。
また、奪われるのは盾のみならず爆弾(1個)、矢(1本)、ルピー(1ルピー)となっている。
GBA版では鏡の盾が非売品でないため、奪われることもある。尚、GBA版で登場するオリジナルのライクライクは盾を飲み込んだ後、普段のライクライクとは思えない速度で逃走するのでさっさと倒さなければ逃げられてしまう。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、アドベンチャーモードのステージ「迷宮」の雑魚敵として登場。近づいてきたファイターを丸呑みにし、思いっきり吐き出す。
亜種
- ルピーライク
- ハイラルの通貨であるルピーのみをかっぱらう。
- フォースライク
- 普段は「フォース」というアイテムに似た触手のみを地上に出しており、リンクが近寄ると地下から現れて丸呑みにし、フォースを奪う。
二次創作での扱い
一般的にはただの気色の悪い外見のモンスターではあるが、生きたまま人間を丸呑みにしてくる、厭らしい動きで獲物を咀嚼するという生態的特徴から一部のファンからは絶大な支持を得ている。
その他にも、『ゼルダの伝説』シリーズ経験者にとってトラウマ的存在であることからR-18/R-18Gのギャグやネタに使われやすい。その存在価値は、検索時に表示される関連タグから読み取ることができる。
名前の由来
たで(蓼の葉)食う虫も好き好き
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たて(盾)食う虫も好き好き
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好き好き
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ライクライク (Like like)