概要
『DEATHNOTE』に登場する巨大企業。所謂企業複合体で、国内外に30万の社員を有する大会社である。ちなみにこの数はトヨタや日立とほぼ同じくらいである。
事業の幅は広く、重工業からリゾート開発、建築など数多く手掛けている。
メイン画像の8人は、『DEATH NOTE』第1部で初代キラこと夜神月が記憶を失ってから取り戻すまでの間、第三のキラ(通称『ヨツバキラ』)を務めていたある人物(メイン画像の中の誰か)に対し「死の依頼」を行っていた重役たちである。
毎週末に本社ビルで会議を開き、ヨツバにとって不利益になる人物の名を挙げることで『ヨツバキラ』にターゲットを始末させていた(これを仕組んだのも『ヨツバキラ』であり、社長を殺すと脅し会議を開かせていた)。
この策謀によりライバルを次々に始末させ、更に兼ねてより築かれていた政財界への人脈を駆使して警察の捜査を妨害していたが、L一派によりヨツバ内に第三のキラがいるという仮説を立てられ、紆余曲折あって記憶を取り戻した月により用済みとなった『ヨツバキラ』は処刑されてしまう。
その後、遺された6人(後述する通り既に1人ヨツバキラにより始末されている)も「不条理な謎の死」を遂げ、噂が噂を呼び会社の株も暴落した。
新作読切によれば金融部門はまだ現役らしく、都内ではヨツバ銀行のシェアがかなりを締めているとのこと。
死の会議の8人
議長から順に時計回りで紹介させて頂く。
尾々井剛
会議の議長を務めるスキンヘッドの大男(メイン画像真ん中あたりのハゲ)。43歳。VT事業部部長。父親は防衛庁に勤務しており、「キラが現れてもミサイルでも撃ち込めばイチコロ」と嘯いていた。早稲木大学法学部卒。
リーダーシップに優れているが、やや粗暴な面も伺える。
奈南川零司
第一営業部部長。30歳。イケメン(メイン画像右上)。ハーバード大学卒で、メンバー中最年少ながら発言の機会も多く、周囲も才覚を認めている。性格は冷酷で責任感が強い。
月からの尋問を逆利用するなど悪智恵も働くが、いかんせん相手が悪すぎた。
紙村英
人事部人事課課長。ひょろりとした体格(メイン画像左上)だが、高校時代ラグビーで全国大会に出場したことがあるらしい。母子家庭の出身で京土大学法学部卒。
メンバー1の慎重な性格で、石橋を叩いて渡るタイプ。
葉鳥新義
宣伝戦略部長。銀髪(メイン画像左端)でやや強面。メンバーで一番小柄。既婚で子持ち。33歳。実は社長が愛人との間に作った隠し子である。
会議から抜けようと発言したため、ヨツバキラにより暗殺されてしまった。
三堂芯吾
経営戦略部部長兼ヨツバファイナンス取締役。32歳。月の先輩で東応大学法学部卒。外見もどことなく月を彷彿とさせる容姿(メイン画像右端)をしており、眼鏡をかけている。
父親は参議院議員で、政界にコネを有する。
樹多正彦
ライツ企画部部長。32歳。眼鏡その2。七三分けの真面目そうな外見(メイン画像上段中央)をしている。既婚者。理知的な性格。東応大学理工学部卒で、両親はともに生物学者。
「エラルド=コイル」との連絡を一任されている。
鷹橋鋭一
マテリアル企画部長兼ヨツバホーム取締役(メイン画像下段の右から二番目)。40歳。既婚で子持ち。ロン毛と口髭が特徴的な芸能人風の外見の男。慶洋大学商学部卒。父親は全国経済新聞社社長。
考えが浅薄で、よく周囲から突っ込みを入れられている。
火口卿介
新技術開発室室長。32歳。逆立つ黒髪とモミアゲが特徴的な釣り目の男(メイン画像下段の左から二番目)。早稲木大学政経学部卒業。父親はヨツバ重工社長。
普段はクールなキャラを演じているが、本性は粗暴で権力志向が強い。元は開発部部長だったが、実績が伴わなかったことで降格の憂き目に遭った。