「たかが犬1匹に命を賭けるとは!」
CV:小関一
概要
マシン帝国バラノイアが開発したマシン獣。
銀色のヘルメットを被ったオレンジ色の身体をしており、右手にコードで繋がった削岩機を武装。左肩にも黄色と黒のフェンスが付いているのも特徴の1つ。
その外見通り穴掘りが得意で、劇中ではマグマに到達するまで穴を掘り、其処に爆弾を投入する事でマグマを活性化させ、富士山を大噴火させようと目論んだ。
右肩から発射する「バラマグマミサイル」や、額のランプから発射する「バラマグマビーム」が主な攻撃手段。
活躍
作戦の為に富士山麓を掘削し、マグマに爆弾を投下するが、その影響で生じた地殻変動をUAOHに探知されてオーレンジャーが出動する。
散会した5人の内、ピンクと遭遇したのを受けて交戦になると、タコンパスで足止めした所へ右肩から発射する「バラマグマミサイル」で変身解除に陥れる程のダメージを与えると同時に右足を捻挫させる。
樹海へと逃走する桃をバーロ兵と共に追うが、謎の犬に導かれた桃は滝に飛び込んでしまい、逃げられる結果となった。尚、当の桃は地元の住人である島田吾一と孫の正太に保護される事となる。
一方、富士山麓の各地で穴が開いており、然も爆弾の爆発により壊れたバーロ兵の残骸までがあった為、吾郎達からも自身の作戦を勘付かれる。
その後、皇子ブルドントが作戦を進めている所を偶然正太が目撃してしまい、捕えてマグマに放り込もうとするが、駆け付けた犬のジョニーにブルドントと共に噛み付かれ、その隙に正太に逃げられてしまう。息子を噛んだジョニーに復讐する様にバッカスフンドに命じられると、バラマグマはミサイルでジョニーを始末する。
だが、命を救ってくれたジョニーを抹殺した事でピンクの怒りを買い、閃光ミラクル気功弾と疾風・超力ディフェンサーで猛反撃される。負けじと額からの「バラマグマビーム」とミサイルで反撃するも、他の4人も駆け付けた為に形勢が逆転。キックを喰らわせられた処へ、ジャイアントローラーを喰らって敗北する。
直後にアチャが放り投げたコチャにより、巨大化エネルギーを注入されて巨大化。
巨大戦ではオーレンジャーロボにバラマグマビームで応戦するも、逆にヘルメットの上にいる小型ロボを超力モアキャノンで攻撃され、止めのクラウンファイナルクラッシュを叩き込まれて爆散した。
余談
モチーフは削岩機。
声を演じた小関氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となった。2年後の『電磁戦隊メガレンジャー』ではキノコネジレの声を担当。
関連タグ
ボーリングバンキ:『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場する、似た様な作戦を行った後輩。