CV:岸野一彦
概要
シュバリエがヒョウギンとコブラルギンの2体の銀河闘士をフランケンカプセルに入れて生み出した合身銀河闘士。右半分が青いコブラに似たコブラルギンで、左半分が斑模様の黄色い豹に似たヒョウギンと言う姿を持つ。
星川兄弟の抹殺を任務としており、戦闘では右手の鞭や左手から発射する怪光線を武器とし、更にヒョウギンの特性か、俊敏な動きを得意とする。劇中ではその戦闘力で、学を除く4人をジワジワと甚振る残忍な戦法で追い詰めた。因みに劇中では未使用に終わったがコブラルギン側の要素として強力な毒を持つらしく、シュバリエ曰く「猛毒の使い手」である模様。
活躍
ポイント0311にシュバリエと共に降り立つと、山奥の牧場へ出掛けて不在の学を除く4人の兄弟と対峙。
「私に感謝するが良い。お前達が苦しまず一瞬で死ねる様に、コブラの猛毒を持った合身銀河闘士ヒョウコブラルギンを作って来てやった!」
シュバリエの言葉と共にヒョウコブラルギンは4人に襲い掛かり、変身した彼等を圧倒する。
咄嗟にブルーがVチェンジャーブレスの通信機で学に救援を求めた為、ホークアロー1でレッドが駆け付けるも、ヒョウコブラルギンは既に4人を変身解除させる程に追い詰めており、命辛々逃げて来た兄妹達はレッドの前で倒れてしまう(※4人に止めを刺さなかったのはシュバリエがレッドに執着する余り、眼中に無かった為であった)。
その後、シュバリエがマグマベースを電波ジャックして「ハッハッハ!口程にも無いファイブマン。今度はファイブレッド、貴様が相手だ!隠れてないで出て来い!出て来なければ、東京を無差別に攻撃して廃墟にしてやる!ハッハッハ!」と挑発した為、レッドは単身向かって行く。
現れた学に襲い掛かるも、相手が変身するなり直ぐにシュバリエと選手交代。シュバリエに追い詰められた学が高原まで逃げ出すと、シュバリエと共に学を追って再び襲い掛かる。
シュバリエのバロックビュートで首を絞められる学を押さえ付け、止めを刺そうとするヒョウコブラルギン。だが、其処へ兄への蟠りを解消した4人が駆け付けた為に形勢は逆転。幼少時の思い出を回想しながら戦う兄弟達の個人武器でダメージを受け続け、残るレッドのVソードの一太刀を受けて敗北してしまう。
直後にシュバリエが呼び出したゴルリン30号に吸収されて巨大化すると、左手からの光線でファイブロボ相手に応戦するも、最期は超次元ソードによって止めを刺されて爆散した。
余談
スーパー戦隊シリーズで豹がモチーフに使われたのは『科学戦隊ダイナマン』のマシンガンジャガー以来7年振り、そしてコブラ=蛇の方は『高速戦隊ターボレンジャー』のジャーミンに続いて2年連続である。デザインは篠原保氏が担当し、初期は「ヒョウコブラギン」という名称だった。
声を演じた岸野氏は第9話のガガーギンや第25話のライオギン、そして第32話でワニカエルギンの声を兼任しており、翌年の『鳥人戦隊ジェットマン』ではスナイパーキャットの声を演じている。
関連タグ
地球戦隊ファイブマン 銀帝軍ゾーン 合身銀河闘士 豹 コブラ
毒属性:設定上だが…。
臨獣スネーク拳ブラコ:こちらも同じくコブラで猛毒の使い手の怪人。