概要
1988年に連載が始まった堀田かつひこ作の4コマ漫画の題名が起源で、使い勝手の良さから流行語となっていた。なお単行本は13巻まで刊行され、テレビアニメ化もされている。
おおよそマイナスのイメージで使われる(堀田の4コマ漫画も揶揄や皮肉の意味で使っている)が、その一方で流行語と化した事から、後期には自虐を含めた開き直りを含めつつ、逆にバブル崩壊下における「気楽、前向き、深刻に物事を考えない、状況打破力(バイタリティ)の強さ」などを含めた「苦境下を生き残る力」を示すための肯定の言葉へと転化する向きも見られた。その文脈で使われたTV特番に『わてら陽気なオバタリアン』などがある。
関連タグ
バタリアン:原題は「The Return of the Living Dead」で、邦題は英語で陸軍の大隊をあらわすバタリオン(Battalion)を元にした造語。ホラー映画のゾンビ映画に分類される。
真・女神転生:上記の英語との合成語、中年女のゾンビ”屍鬼”オバタリオンが登場した。Lv.3という低レベルのDARK悪魔なので、合体法則上仲魔にするのは難しかった。その他レディーゾンビやボディコニアンなどが登場する。
イデアの日:漫画家相原コージ総指揮のRPG。何故か敵として登場するゾンビはムームーを着たおばさんの姿をしている。
コジロー:4コマ漫画家。『ゲタばきかあちゃん』という漫画を1982年から1992年まで連載していた。単行本化の際『おばんぱいあ。ゲタばきかあちゃん』に改題し4巻まで刊行された。(『オバタリアン』と同じ竹書房刊)なお、この件はやくみつるが風刺漫画で取り上げ「コジロ~」とズッコケた。