NHKのアナウンサーについては→山口達也(アナウンサー)
山口達也は、ジャニーズ事務所所属のバンドTOKIOの元メンバー。
TOKIOのメンバーだった時の担当楽器はベース。
人物・略歴
元々は城島茂とともに「城島茂バンド(ジョーバンド)」を結成。
のちに、松岡昌宏、国分太一、長瀬智也をバンドに引き入れTOKIOとなる。
2008年に武道館ライブにて婚約を発表。
2015年現在子どもが2人いる。
2016年8月に離婚。
2018年5月に不祥事(詳細は下記)によりTOKIO脱退、ジャニーズ事務所退所。
2020年9月に酒気帯び運転で現行犯逮捕
とても冷静な性格の持ち主であるが、メリハリはついており暴走することは少なく、
「メンバー同士で熱くなっても、後ろからクールダウンしてくれる存在」と長瀬は語っている。
その反面かなりのドSでおもに城島が被害にあっている。
ボーカルである長瀬が「憧れる」というほどの歌唱力を持ち、ツインボーカルの曲も多い。
下記に亘るその活躍っぷりからリアルチートの呼び声も高い。
身体能力もこれまた高く、自衛隊からスカウトされるほどの筋肉質な体、ジャニーズ一の俊足を誇ることから電車と競争、100人刑事などの対決系の企画では重要なポイントゲッターとなることも多い反面、警戒されて早々に敗退しまうこともある。また、1997年の『24時間テレビ』でチャリティーランナーもつとめており100kmを完走した。
鉄腕ダッシュの17年を振り返る映像内では「最も頼れる男」という称号が付いている。
棟梁・達也
『ザ!鉄腕!DASH!!』において達也のその器用な手さばきからついたあだ名。
民家を再生するために本職の棟梁に師事していたのだが、その棟梁が舌を巻くほど短期間に技術をモノにしている。そのためDASH村での古民家移築や、DASH島の舟屋建築で最も難しい継手を二度もこなしたり、現場指揮に携わったりとどう見てもタレントとは思えない姿をよく見せつけ、上記以外にも、DASH島内にある寂れた古井戸をほとんど一人で再生させている。
そのせいかビックリするほど痩せてしまったり、こんがりと日焼けした様子が朝のニュース番組で映しされてしまいネットで話題になった。
船長・達也
DASH海岸では自ら潜水するために、国家資格である[潜水士のほかに、
DASH島に資材を運搬するために一級小型船舶操縦士免許を取得している。
操縦の難しいロータリーボートを初見であるにもかかわらず乗りこなしたり、養殖用の生簀に向かう際、さも当然のように漁船を操縦したりしている。
苦手な物
自ら苦手な物にチャレンジして克服していることが多く、泳げなかったのに趣味をサーフィンにし、メンバー一の海男となっている。
ただ、ぬるぬるとした感触の物はいまだにダメで、
DASH島でよく獲れるヌタウナギを調理する城島の姿を見て悶絶していたほど(ヌタウナギに限らず、魚をさばくのが苦手)
また、イノシシ除け用の罠に引っかかってすっ転んだり、畑に納豆を埋めていた部分も耕してしまうといった普段のきっちりした仕事ぶりからは想像できないほど中途半端なミスを犯すこともあり、ドジっ子なのか?と思わせるような場面も多い。
「TOKIOの山口達也メンバー」の不祥事
2018年2月12日、達也が『Rの法則』で共演していたタレントの女子高生に対して、キスを無理強いしたり、頬を舐めずり回したりするなどの狼藉を働いたとして、強制わいせつ罪の容疑で書類送検されていたことが、その年の4月25日になって判明。この事態をメンバーにも告げずに水面下で示談交渉が勧められていた最中の報道であり、本人も謝罪会見を行い無期限謹慎処分を受けた。
達也自身、予てより、いわゆる典型的な「アルコール依存症」状態にあり、この不祥事も「過度の飲酒が祟り、肝機能の数値が悪化したこと」よる入院生活を終えた直後の出来事であり、焼酎1本を飲み干した上で及んだ犯行であったとされている。
なお、『Rの法則』については、番組に出演した若手女性アイドルが、共演者のジャニタレとスキャンダルを起こしたり夜遊びをして降板や謹慎となった例が何度もあったことから、従来から女性アイドルヲタの間では悪評が高く、この事件を受けて急遽番組は休止となり、そのまま打ち切りに追い込まれた。合わせて、達也がレギュラーで出演していた他の番組も休止あるいは出演シーンのカット、TOKIO関連のポスターが撤去されるなど対応に追われ、損害は20億円にのぼった。
無期限謹慎という処分を受け、謝罪会見で「いつかまたTOKIOとして活動できれば…」と無念を滲ませたが、太一は、達也の不祥事を受けて心を痛めていたこともあり、自身のレギュラーであるワイドショー番組『ビビット』において、「そんな甘い言葉を聞きたくなかった」と落胆した。
また、NHKを筆頭にマスメディアが「TOKIOの山口メンバー」と報じることを、ジャニーズ忖度だと批判する声が見られた(読売新聞のみ第一報で容疑者と報じている)(※1)ほか、被害者である女子高生に対しても、「未成年なのに、本来なら帰宅すべき機会で夜遊びに出ているから、決して過失がなかったとは言えないのではないか?」といったバッシングも起きていた(※2)。
長瀬は会見で「被害者の方に(達也を慕う)純粋な気持ちがあったと思うと、胸が苦しいです。なので被害者の方を責めたり、特定するような人が出ないことを心から願っています」と発言。また、被害者の家族も「娘はもちろん、誰一人の人生の未来も、この事件によって奪われてほしくないと切に願っております。娘について、また関係する方々についても、どうかそっとしておいていただきたいと重ねてお願い申し上げます」とコメントを発表している。
示談そのものは、ジャニーズ事務所が一方的とはいえ既成させており、さらに裏でそんな駆け引きがあった事実を達也当人もまったく関知していなかった、という噂もあり、一部には、書類送検から2ヶ月経ってから不祥事が報じられたことへ疑問を持つ声も散見された。いずれにしても、多方面に損害を与えた事実は変わらないため、事件の全容が解明されるのを待つしかない、と言える。
なお、達也本人は現在入院中と発表されており、再度酒を絶つ治療を受けることになったとされている。罪状については、起訴猶予処分(※3)になったものの、事件の責任を取って、メンバーにバンド脱退を申し入れ、メンバーとジャニーズの話し合いの末、2018年5月6日付けでジャニーズ側は、達也の辞表を受理し、契約を解除した。事務所から退所する形になったが、ジャニーズ側は達也を育ててきた立場として、社会に責任を果たすために彼の更生に今後も協力する姿勢を表明している。
最後の告白
2019年8月29日発売の「女性セブン(小学館)」で告白記事が掲載され近況などが語られた。その後『週刊ポスト』『女性セブン』の情報を配信するNEWSポストセブン等でこの取材に基づくインタビュー内容の紹介がなされている。
8月28日にネットでも公開された先行記事(山口達也が沈黙破り独占告白「苦しむTOKIOは見たくない」)ではこの告白記事について「これが最後の取材、最後の告白です」と答えている。
8月30日の「山口達也の告白「私がやったことの謝罪は一生し続けるもの」によると事務所を辞めて以降、TOKIOメンバーとはもう会っていないという。
8月31日の記事山口達也、芸能界復帰の可能性とTOKIOの音楽を語るではTOKIOへの復帰について「それは…あり得ません。芸能界に私の居場所はないですから」と回答。
2019年9月2日にNEWSポストセブンでネット公開された取材記事(山口達也、かっこいいと言われるオヤジになるために頑張る)では謝罪の意や更正する気持について発言しつつ、何かを訴えかける仕事がしたい、と語っている。その部分について記事においては「それは芸能活動とは限りません。自分なりの表現の仕方があると思います」という言い回しになっている。さらに『おまいう』というネット用語を引用し、大きな過ちを犯した身から、自分のようにならないように、というメッセージを含んだものにしたいと語る。記事の末尾では「今回取材を受けましたが、私は一般人なので今後は話すつもりはありません」と述べており、その後山口達也名義でのコメント発信はなされていない。2020年3月現在も療養中とみられる。
その後の動向
2019年9月4日開催のジャニー喜多川(7月9日死去)のお別れ会には参加しなかった(ジャニー喜多川さんお別れの会 山口達也の姿「関係者の部」で見られず)。
城島が結婚を発表した直後の9月29日に放送された鉄腕DASHで城島が三瓶明雄氏の墓前にて結婚を報告したシーンで「6人目のTOKIO(※4)」と言うテロップと共に他のTOKIOメンバー、三瓶氏と共に写真に写っている姿がテレビに映った(※5)。
この時城島は「どんなに離れようが何をしようがメンバーってずっと一緒」と語っており、間接的にではあるが達也にエールを送った格好になっている。
しかし、記事冒頭の経歴でも書かれているように、2020年9月22日に酒気帯び運転で現行犯逮捕されるという失態を犯してしまい、彼の更生がまだまだ道半ばであるということが改めて示されることとなった(同時に、一部で囁かれている芸能界復帰もより一層前途多難になってしまったことは言うまでもない)。
ただ、現在の彼は紛れもない一般人にもかかわらず、NHK含む各在京テレビ局が速報として大々的に報道したのみでなく、ワイドショーでも事故当時の映像を堂々と取り上げてバッシングしたことに対しては批判的な声も少なくない。ここまでの早さと規模で取り上げられるには警察がマスコミにリークしなければまずありえないため、山口の逮捕に対する警察や検察の秩序に欠けた姿勢にも疑問の声を持つ声が上がっている。
注釈
※1 ただし、芸能人が触法行為を起こした際には、*よほど重大な犯罪行為でない限りは)芸能人に対して「容疑者」・「被告」を付けて呼ばないケースが大半である。
※2 そもそも、強制わいせつという犯罪の被害者に対して、番組で共演している「兄貴」的な位置づけのアイドルに対して警戒しておけばよかったというのは酷な話であり、決して被害者には何の落ち度もない。「被害者にもあった(かもしれない)過失」なるものを仮定したり主張したり発言する事は紛れもないセカンドレイプである。
※3 犯行そのものは事実として認定されたものの、本人の取り調べにおける言動や犯行後の態度などを踏まえて、「再犯の可能性が低く、更生の余地が十分にある」として、刑事処罰を解除されたことに伴う不起訴処分。ただし、一般的な不起訴とは異なり、犯罪行為そのものは前歴として残るため、不起訴の中では最も重い。
※4 三瓶氏のことを指している。
※5 その写真では達也は右端に写っており、編集で切ろうと思えば切れたものをあえて映している。黒塗りやモザイクなども施されていない。このことがきっかけでネット上では復帰を予想したり待望したりする声、そしてそれを強く危惧する声も出てくることになった(当時のtwitterの様子を記録した「ついっぷる」)。被害者女性の非を主張し、被害を否定もするセカンドレイプ発言も出てくる事になった。かねてより様々なネットメディアが((中には「関係者の声」をあげつつ)様々な形での復帰説を可能性ありなものとして語る中、あらためて復帰否定論が強く語られることになる(山口達也の復帰を許してはいけない)。
関連タグ
小出恵介・・・似たような事件を起こして謹慎処分中。