上原鹿之助
うえはらしかのすけ
正義の対魔忍、上原鹿之助推参! なんちゃってな、一緒に頑張ろうぜ!
概要
五車学園一年生の対魔忍。主人公の同級生で、悪友的存在。
五車学園の教員の1人にして、“電輝の対魔忍”で勇名を馳せる雷遁使い上原燐のいとこ。
彼女のことは「お姉ちゃん」と慕っている。
上原家は井河や甲河には及ばないながら、上忍の家として代々続く名家である。
手裏剣が得意。電遁の術使い。
雷遁とは違い、生命体に存在する僅かな電気を操るのが主体の忍法。
だが、静電気程度の威力しかなく、本人も戦闘向きではない事を自覚している。
小学生に間違えられるほどの低身長でもあり、戦闘力は対魔忍の中でも最下層に属すると公式で言われる始末。(そのくせゲーム内では最強クラスに強い。)
ただし、高圧の静電気を制御する能力からサイボーグ等の電気機械に頼る相手には滅法強く、格上相手にも健闘する事もある。
性格は、結構ヘタレ。蛇子を置いて逃げようとしてしまったこともある。
お化けや幽霊等のオカルトの類いは大声で叫んでしまう程苦手。
だが、正義感は強く、いざと言う時は自分の命を投げ出す覚悟もある。
夏イベントでは記憶喪失になった不知火をタツヤ先輩率いるDQN集団から満身創痍になるものの守り抜いた。
チンピラに絡まれ、お尻を触られたり、
怪しい女に(性的な意味でも)襲われそうになったりと、不幸体質でもある。
ぶっちゃけ蛇子以上にエロい目に遭ったり、ヒロイン感が出ている。
こんな見た目と性格だが、一人称は「俺」であり、列記とした男である。つまり男の娘。
これまでにも対魔忍アサギシリーズでは秋山達郎等、男対魔忍はいたことにいたが、メインキャラとしては初である。
メインシナリオでは外見がどう見ても女の子のため女囚監獄に連行され、ボディーチェックの際にようやく男と判明したもののかわいいからという理由でそのまま投獄されており、もはや男としては見られていない模様。それでいいのか?
ちなみに実装されたエロシーンはこの監獄が舞台である。
異性に幻覚を見せるというインキュバスのアンブローズの術に仲間がかかるなか、一人だけ幻覚にかからず一矢報いた。理由はアンブローズと部下のミレイユが鹿之助を女の子だと勘違いしていたから。このときの発言から女の子と間違われることは不本意であることがうかがえる。
そっち方面の人物には大人気であり非公式wikiで実施された2019年人気投票では1067票を獲得し2位(1位は1142票の心願寺紅)の座を手にした。
「アニメ化してほしいゲームは?(2020年上半期)」というランキングで対魔忍RPGがランクインしたのだが、ランクインしている他のゲームのほとんどがどう見ても女性向けであるので鹿之助目当てで投票した女性ファンがいる可能性は無きにしも非ず。ちなみにプロデューサーのツイートによると対魔忍シリーズの女性ファンは全体の6%らしい。
敵の幻影にはまったとき、中二的な台詞とともに、敵をなぎ倒す幻影をみていたりなど、年相当の男の子な一面もある。ちなみに、その様子を見ていた主人公と甲河アスカには若干ひかれていた。
また、神村舞華を尊敬しているとのこと。主人公に「好きなのか?」と問われた際には、顔を真っ赤にして否定するなど、尊敬以上の気持ちを抱いているようだ。
ちなみに身内である母親と従姉を除くと手をつないだことがある異性は不知火だけ。際どいビキニも相まって初めて不知火と手をつないだときには卒倒しそうになっていた。
メインシナリオ28章では未来から来た大人ゆきかぜに、異星人アルサールに自分が殺されていることを知らされるが、いろいろあってその運命を変えている。
能力
電遁の術
自然系の忍法に思われがちだが、体内の対魔粒子を電気エネルギーに変化させる異能系忍法である。ゆきかぜや燐の操る「雷遁の術」とは別物。
同様に主人公の知識によると、かつて歴史上存在した電遁の術使いは、強力な電気エネルギーで一千の甲冑武者を感電死させたと言う。
前述の通り、鹿之助が未熟なこともあってか、殺傷能力がある程発達してはいなかったが、最近は強敵を倒せるほど強力な電気を使いこなせるようになっている。
現段階では敵への攻撃手段というよりかは味方へのサポートのための手段として活用されている。
本人が貯めた電気でなくとも使用可能で、ゆきかぜの電気を利用した「超必殺 バック・スパーク・インフェルノ」という術も披露している。現状この術が最大火力である。
鹿之助をパーティに入れてプレイすれば分かるが、元のステータスも非常に高いだけでなく、スキル2のマルチスパークはレイドイベントや単体ボス戦、奥義のバンビはメインシナリオでの装備集めやストーリーイベントに持ってこいの仕様であり、2019年までに実装されたキャラの中では最も使い勝手の良いキャラである。
お気に入りキャラに設定した際に聞ける特殊ボイスに「ゆきかぜに勝てるかな」というものがあるが、このスペックを考慮すると煽りにしか聞こえない。
- ソナー
微弱な電気を発生させ、ソナーとして使う。
ユニットのリーダースキルでもあり、「舞台全体の攻撃力中アップ+麻痺耐性特大アップ」という強力なもの。
四條如月、アルベルタ、ユノーらのリーダースキルとは違い、超特大ではないので完全には麻痺を防げない点に注意。
- スパーク
ソナーより強い電気を発生させる。
敵を怯ませるくらいの威力はあり、麻痺することも。
- マルチスパーク
より強力な電気を発生させる。
機械も故障させることが出来る。
ユニットではSPも回復する。
- バンビ
新兵器の電池を使い、貯め込んだ電力を一気に放つ大技。
電気が鹿の形になり、敵を攻撃。
ユニットでは味方全体の攻撃力と守備力が大アップするおまけつき。
※このバンビは実装当初は雷遁と表記されていたが、すぐに電遁に修正された。一応対魔忍は一人につき術は一つしか使えないという設定があるため、その矛盾解消のための修正であろう。
余談
決戦アリーナで、同じく男対魔忍の天満八生にエロシーン(※1)があったように、「鹿之助にもエロシーンがあるのでは?」という声も多かった。というかサービス初期から製作スタッフからいずれ来ると予告されていた。
その後、穂稀なおが男のままエロシーンが実装されたため、ますます注目されていた。
そして、蛇子と共に、限定ユニット化。なお同様、男のままエロシーンを迎えることになった。
エロシーンは監獄でふたなりのスネークレディにひたすら尻を掘られてメスイキするというもの。このシーン2で豚の物真似をしろと言われて真似をするシーンがあるのだが、この物真似が妙に迫真の演技なので一見の価値あり。
※1 女体化させられ、触手攻めの後、ふたなり化した恋人である長原緑子に犯されるといったもの。
それゆえ、鹿之助の場合、「女体化してほしくない」「正体が女でいてほしくない」と言った意見が多かった。
しかし、デザインを担当したおぶい氏の他のイラストと比較すると、鹿之助の股間の書き方が女性のそれであるという指摘で、不安視されていた。が、そんなことは無かった。そこらの女性対魔忍よりも女らしいキャラではあるが男であることが公式で明記された。
ストーリーでは泣きじゃくりながら逃げ回ったり、失神したりするヘタレであるが、ユニットとしてひとたびパーティに加われば鬼神の如き働きぶりを見せる。
そのため、ネタまじりに鹿之助は五車に送り込まれたスパイではないかという憶測がたっていたりする。
メインライターの笹山氏いわく「対魔忍RPGは全年齢向け故にダーティーなストーリーにはしない」とのことだが…
(単に限定キャラだから高性能にしないと集金できないのが理由とか夢のないこと言わない)