デーモン
でーもん
Deamon(いわゆる悪魔)、Deamon(プログラム)、Damon(人名)などのカタカナ表記。
曖昧さ回避
1."Demon"の概要
いわゆる悪魔を指して使われる言葉の一つ。デモンとも。悪霊・鬼神といった語が訳としてあてられる。
ファンタジー等の娯楽作品の世界においては、しばしばデビル・インプとされる単なる悪魔キャラよりも大柄でイカつい姿として描かれ、上級悪魔といった設定で扱われる事が多い。しかし、デビルとの力関係は世界観によりけりである。
語源
元々は、古代ギリシア方面で、「人間と神々の中間に位置する、善性あるいは悪性の超自然的存在で、下位の神格や死んだ英雄の霊など」を指すダイモーンという存在を指していたが、これよりデーモンという単語が派生していった。
デーモンを冠する有名キャラ
2."Deamon"の概要
ダイモーン、ディーモンとも表記される。守護神と訳され、"Demon"と同語源の英語における古語、別綴り。
メールデーモンなど、主にバックグラウンドで作動するプログラム、バックグラウンドプロセスのことを示す。思考実験における、エネルギーの大小で分子や原子を選別可能な、エントロピー増大則を破りうる仮想的存在、「マクスウェルの悪魔」"Maxwell's demon"に由来。この「悪魔」のように機能するプログラムのことを、ちょっとスペルを捻って"Deamon"と表記する。
3."Damon"の概要
英語圏の姓、男性名。デイモンとも。マット・デイモン、デーモン・アルバーンなど。ギリシャ語の「飼いならす」"to tame"(δαμαζω、ダマゾ)に由来。英語圏ではデーモン閣下がこちらに勘違いされることがある。