プロフィール
好雄「館林見晴…?あれ、そんなコいたかな…。」
主人公「お前にも知らないコがいるんだな…。」
好雄「おかしいな…でも、かわいいコなんだろ!」
誕生日 | 3月3日 |
---|---|
血液型 | A型 |
身長 | 153cm |
3サイズ | 81/58/82(1年)、82/58/82(2年)、82/58/83(3年) |
所属部 | 無所属 |
電話番号 | □□△-××□△(※1) |
趣味 | 主人公を見つめること |
卒業後の進路 | 主人公と同じ進路 (※2) |
CV | 菊池志穂 |
テーマ曲 | 恋、おやすみなさい |
※1:実はこの番号は知る事は不可能であり、SS版でのみ追加隠し要素でのみかける事ができる。なお、この番号を知る事ができるのは「旅立ちの詩」である。
※2:ただし主人公が各部活のクラブマスターで得られる特殊進路を選んだ場合は一流大学となる。
概要
「 一目ぼれを、信じますか? 」
コアラヘアーが特徴の隠れキャラクター。
入学式で偶然見かけた主人公に一目ぼれ。しかし彼女が在籍するクラスはJ組、主人公はA組と大きく離れてしまい……以来彼女の(今で言う)ストーカーが始まる。
攻略ヒロインの一人だが、隠しキャラである都合上その攻略にはいろいろな運要素がある。
廊下で1回以上ぶつかっていることと、他にエンディングを迎えるキャラクターがいないことが絶対条件。
あとは運次第でエンディングを見られるため、他キャラを攻略失敗したときなどに偶然エンディングを見ることもあるが、狙って見ようとすると見られなかったりもする。
明確な攻略条件は未だに不明らしく、PSP移植版の攻略本には条件が載っているが、それ以外も関係するのではないかという意見も多い。どうやら機種別で難易度が違うらしく、GBC版が確実に告白に来るパターン構築がやりやすいらしい。→参考リンク(外部)
どうやらバッドエンディングを一定の確率で回避する救済目的で用意されたともいわれている。
ゲームをプレイすればほぼ確実に1回は会えるが、狙って会おうとなかなか会えないことも多い。発生条件の厳しいイベントもあり、全てのイベントを見るのは難しい。
PS版以降では、彼女とデートするイベントが終盤に一度だけ存在し、公式名『最初で最後のデート』、ファン通称『222イベント』と呼ばれる。唯一彼女の一枚絵が表示されるイベントであるが、これの発生は即ち彼女とのエンディングが迎えられないこと意味するので、彼女シナリオ的にはバッドエンドでもある。
このシナリオは1999年にリリースされたOVA版後編でも踏襲され、想いを振り切る非常に痛ましい彼女が描写された……
電話番号を知る術がない為、こちらからは電話をかける事ができない。SS版では電話帳でなく画面の電話機にコントローラーから直接ボタン入力(CCA-BBCA)することで電話を掛ける事ができるが、留守番電話になる。後述のドラマシリーズでは正式に番号を知る事が可能であり、ストーリーの核の一つにもなっている。
……なお、そのドラマシリーズを除きゲーム中で会う際の会話ウインドウ上での名義は一貫して『謎の女』である。
もう 少しこう 何というか、手心と いうか…
人物
先述の通り、彼女とのファーストコンタクトは運任せでの衝突である。
以降、偶発的に衝突イベントや、間違い電話としての留守電イベントが発生したりするが、好雄の情報網をもってしても彼女の詳細を知ることはできず、こちらからのアプローチは不可能。
ちなみに彼女のストーカー行為だが、校内で度々ぶつかってきたり、人違いを装ってデート先(春および夏の海)に現れたりするのはまだ可愛い方である。しかし、遊園地でのデートでは密かに見ていたり、伊集院家のクリスマスパーティで入場されないと待ち構えていたり、また間違い電話を装って主人公宅の留守番電話に度々メッセージを入れてきたりと、エスカレートしている所もある。
そのストーカーぶりから本編では背景に描かれることのある唯一のキャラであり、実は厳密には朝日奈さんよりも僅かに早く、背景の一部という立場でときメモ2の世界(Substories)に出現している。
髪を下ろすと結構な長さのロングヘアであり、『ときめきの放課後』や小説版の挿絵で見る事ができる。部活動の合宿における風呂覗きイベントでの女湯に、緑色のロングヘアの女の子がいるパターンがあり彼女ではないのかと噂されていたが、そもそも彼女は帰宅部である。あと、たぶんその子ほど大きくない。どうやら公式で否定された様子。余談だが覗きイベントでバレた時の女子生徒の声は見晴の中の人…本当に見晴ではないというのだろうか?
彼女の行動は、現在の法律では完全にストーカー規正法違反であり主人公が警察に届け出たら懲罰を喰らう可能性は極めて高い。
ちなみに言えば、主人公もあるキャラを攻略する時はひたすら大した用もないのに電話をかけまくっているので、あまり人の事は言えない(設定上、そのキャラからストーカーと訴えられる可能性もないだろうが)。
一方で、彼女の素の性格はとても明るく元気に満ちており、ラジオドラマや小説版で遺憾なく発揮される。他のヒロイン達が実際のゲーム中でややもすればある種のボンバーガールと化す中でそんなことは一切なく、システム条件的に割り込み告白に来ることもない。あくまで恋に奥手すぎるだけであり、そんな風に一途に主人公を想い続ける天使っぷりが受け、非常に人気が高い。
なお、ラジオドラマ『もっと!ときめきメモリアル』でも主人公役の公人に突撃してくるが、詩織への想いを吐露した公人を見て早々に身を引き、以降は良い友人となっている。劇中のラジオ番組にメッセージ投稿をしており、ペンネームは『コアラのリボン』。
その後の展開
ドラマシリーズ
ドラマシリーズで2作目のヒロインを選ぶ投票をした際も一位を取っているがヒロインとなることはなく、見晴はわずかに登場するだけであった(この時ヒロインとなったのは片桐彩子)。
3作目『旅立ちの詩』でようやく詩織と共にダブルヒロイン形式で登場。
一周目を見晴でクリアするとニューゲームの名前入力での背景キャラとボイスが見晴に変化する。以降は詩織ルートを選ばない限りこの状態だが、詩織ルートを先にクリアもしくはその後に見晴でクリアすると詩織&見晴に変化する。こうなると完全にこの背景に固定される。
卒業まで一か月を切った時期、間違い電話を装って主人公に電話をかけ、知りあうことになる。ほかに好きな男の子(もちろん、この好きな男の子とは主人公)がいることにして相談をもちかけ、二人は接近するが、まだこの時は主人公が見晴の気持ちに気付くことはなかった……。
本編では叶わなかったデートや下校を楽しむ見晴と主人公。
いよいよ卒業を数日後に控えたある日、胸中の想い人へ必死になる見晴を大切に想うあまり、主人公が取ってしまった行動とは……
彼女の歌うEDテーマ『星空のパワー』は名曲として評価が高い、単体ではCDシングル等で発売されておらず、サウンドトラックのみ収録の幻扱いである。
コナミGBコレクションVol.4
収録ソフトのガイドを務めているが、なんとこれでも最初は名前を教えてくれない。収録された各ソフトでクリアしたりハイスコアを出したりすると・・・?
ときめきの放課後~ねっクイズしよ
元祖PCエンジン版から3年が経過しプレイヤーの認知度も非常に高まった故か、普通にパートナーとして選ぶことが可能で、まったく隠れていない。固有イベントも他の女の子同様用意されたが、それでいて立ち位置は本編と同じな為ストーカーぶりが本編とは比べ物にならないほどパワーアップしている。
得意ジャンルが多く成績も優秀なためパートナーとしては結構頼りになる。
アナザーエンディングでは、先述の通り髪を下ろした姿を見ることができる。
人間&コアラ関係
- 主人公
見晴の運命を左右する、ある意味では最も近しい人物。3年間募った想いは彼がどのような卒業を迎えるかで伝え方が分かれるが、彼女にとっての明暗も、主人公にとってはどちらに転んでも天使足り得るのが涙を誘う。
友人兼同じJ組のクラスメート(ラジオドラマ以降の設定)。影ながら主人公に惚れる点も共通するが、見晴よりどう見ても奥手の彼女は、ゲームシステムに翻弄されることに……
主人公のCVが存在しないOVAでは彼女も見晴の電話相手となる。幼馴染みへの想いを踏み止まる彼女へ、見晴は「ありったけの勇気」を与える。また、旅立ちの詩では卒業文集の編集作業時に「主人公を見ている人物の写真」がある事に気付いたが……?
やたら目つきの悪いコアラ。近所にいつの間にか住み着いている……らしい。
コアラ同士(?)良好な関係を築いており、ある作品にて見晴は彼(?)のコスプレ(?)をすることも。