概要
ウルトラマンタロウが本編第1話以前に光の国で戦った怪獣である(ちなみに上記の漫画は2003年刊行のムック本『ウルトラ博物館』に収録されている)。
頭部に(水牛のような2本の角、中央の小さな角、左右の顎の下に2本の角)合計5本がある、オーソドックスな恐竜型の怪獣。光の国に侵入していたのか、元々光の国に生息する怪獣なのかは不明。火や光線を吐く等の特殊能力を使う描写はないが、尻尾でタロウを攻撃していた。
活躍
ウルトラマンエースに変わる新たなウルトラ兄弟を探して、プラズマ核融合装置の設置場所に訪れたゾフィーの前に出現した。その時に装置を見学していたウルトラ族の子供に襲いかかるが、子供を救うべく閃光と共に現れたタロウと交戦(この時ゾフィーは敢えて助けに行かず、様子を見る事にした)。子供を庇うタロウに尻尾で攻撃するが、最終的に手刀による断頭で倒された。この一件でタロウはゾフィーにとしてスカウトされ、ウルトラ兄弟6番目の弟として地球に向かう事になる。
余談
- 登場する媒体がこの漫画だけのかなりマイナーな怪獣であるため、再登場は難しいと思われる。しかし、アニメ作品に登場した怪獣が実写作品に登場した前例があるので、もしかしたら再登場する可能性もなくはない…のかもしれない。
- 作中行われた『新たなウルトラ兄弟を決める会議』では、ウルトラキング、ウルトラジャック、ウルトラマンXといった、後年の作品に登場するウルトラマンの名前が登場している。