概要
シリーズを通して化身も含めてほぼ全作品に登場しており、“ヴィシュヌ”の名での初登場作品はFC版「女神転生Ⅱ」で、魔神種族の上位悪魔として扱われる。
クリシュナは前作『女神転生』の時点で既に登場しており、以後の作品でも“クリシュナの姿を取ったヴィシュヌ”として登場・解説されている。
能力では一歩譲ることもあるが、シヴァと双璧をなす最強の仲魔というポジションを保持し続けている。
物語に絡むこともあり、「真・女神転生」で東京水没後の都庁においてラーヴァナと相対し、主人公と協力または敵対したり、デジタルデビルサーガ2で世界の存続を賭けて主人公と死闘を繰り広げたりしている。
その他にもソウルハッカーズでは葛葉キョウジの仲魔として隠しダンジョンで登場。
またドラマ版デビルサマナーでは重要な役割を持つ。姿は下記の姿。
ペルソナシリーズにも登場しており、基本女神転生シリーズと変わらないが、女神異聞録ペルソナとペルソナ2では上記のヴィシュヌと違って憤怒相の仮面を被った灰色のピエロ姿で登場。
詳細はヴィシュヌ(ペルソナ)で。
ペルソナを含めてほぼシリーズ皆勤賞の悪魔だがデビルサバイバーシリーズと真・女神転生ⅣFINALには登場しない。
「真・女神転生ⅣFINAL」のヴィシュヌ
直接の登場はしないが、多神連合を束ねる魔神クリシュナが、己の≪神殺し≫として拉致したフリンと一体化することで、ヴィシュヌフリンの姿を取る。
“ヴィシュヌ”と銘打たれているが、元となったフリンの容姿を持ちながら黒い神クリシュナの形質を反映するように金色と黒色のツートンカラーである。
言葉と人間の“観測の力”であらゆる事象を縛り支配するYHVHの影響が及ばない≪宇宙の卵≫の中で顕現したクリシュナ本来の姿であり、『バガヴァッド・ギーター』の全てを終末に導く苛烈な神性、カリ・ユガ(末世)に幕を引き世界を新生させる化身の一柱・カルキの如く激しい闘争の力を備える。
当初は異形ながらも蓮華を右手に携えた優雅な姿を取るが、主人公の猛攻を受けて殺意を漲らせ、四腕にそれぞれ光刃を握る攻撃的な形態へと変化する。