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月怪獣ペテロの編集履歴

2020-12-19 00:23:45 バージョン

月怪獣ペテロ

つきかいじゅうぺてろ

月怪獣ペテロとは、『ウルトラセブン』に登場する怪獣である。

データ

  • 身長:60m
  • 体重:7万t
  • 別名:月怪獣
  • 出身地:月砂漠

概要

第35話「月世界の戦慄」に登場。

ザンパ星人の死後、突如のチコ山噴火口に出現した宇宙怪獣。

ザンパ星人が操っている怪獣で、彼が偶然発見しコントロール装置を取り付けることで、地球防衛軍月面基地を破壊した。


体の80%は水分で構成されており、体にある赤い部分からは怪光線「レッドショット光線」を発射、からはあらゆるものを溶かしてしまう溶解液を噴射するが、溶解液を出すと自分の体重が減ってしまう(3万7千tまで減るという)。


動きは非常に鈍く、攻撃もそれほど強くないため一見すると強そうには見えないが、ウルトラセブンの打撃攻撃を吸収する体の柔らかさと月の夜の寒さを利用してセブンをあと一歩のところまで追い詰める。

しかし、外宇宙から高熱を持った隕石が月面に落下するという不測の事態が起こってしまい、その熱と光でセブンが完全復活。戦局が逆転し、ワイドショットを浴び爆死した。


本来の性質は大人しく、むやみに危害を及ぼすような怪獣ではなく、このエピソード最大の被害者であると言える。

後に「ウルトラ怪獣大百科」で紹介された際は、ナレーターを務めた青野武氏に

ザンパ星人に利用されたりしなければ、気ままに、静かで、平和な毎日を送っていた事だろうに…

という哀悼に近いナレーションを送られていた。


派生作品

一峰大二による漫画版セブンでは最終章『宇宙獣神ゴード』の回に登場。

バルタン星人イカルス星人により復活させられた「怪獣傭兵団」の一匹として東京の町を荒らし回ったが、動きが鈍すぎたせいかセブンにアイスラッガーでぶった切られてあっさり敗北した。


青山U平による漫画『酩酊!怪獣酒場』では賄いの月見うどんを食していた従業員達の元に突如、空から降下し店内を破壊した為、ダダ達に退治された。曰く、月ではペテロが大量発生しており、そのうちの数体が地球に落下して来たとの事…わけがわからないよ


余談

かつて怪獣図鑑で、大伴昌司に「のウ○コ」と呼ばれた怪獣として有名。


鳴き声はドゴラの流用。


ウルトラ銀河伝説』では、ベリュドラの左腕を構成する怪獣の一体として登場した。


名前の由来は、キリスト十二使徒の一人で第一使徒ペトロから。


関連イラスト

ペテロ&ザンパ星人洗脳されし月の住人


関連タグ

ウルトラセブン ウルトラ怪獣 

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