概要
「鬼滅の刃」と「モンスターハンター」とのコラボに付されるタグ。
一見かなり異なる両作品だが「人に害をなす怪物と戦う」(※)という題材が共通するうえ、モンハンの一部作品は『鬼滅の刃』のように和風の世界観となっている(MHP3やMHRiseなど)。
イラストの傾向としては、モンハンのハンターやアイルーなどを「鬼滅の刃」風の格好にするor鬼滅の刃キャラにモンハンの装備をさせているイラストが多い。
※ ただし、モンハンのモンスターの場合は、あくまで生物としての防衛本能に従って人間を排除しにかかっているというケースが大半である。とはいえ、人間を捕食対象としているモンスターもいないわけではなく、それ以外でもクエストの依頼文に人間がモンスターに食い殺された可能性が示唆されているものが稀にある。
公式コラボ
実は、モンハンと鬼滅は過去に一度だけだが公式でコラボを行ったことがある。
2018年に、ゲームアプリとして展開されていた「モンスターハンターエクスプロア」においてコラボが行われ、鬼のような姿をしたラージャン閻鬼種が実装、これを倒すことで、鬼滅とのコラボ装備を作成することができた。
ちなみに、この時作成できた装備は、防具が炭治郎・禰豆子シリーズ、伊之助・しのぶシリーズ、武器がヘビィボウガン「禰豆子の箱」、太刀の「日輪刀」(炭治郎、善逸、伊之助のものの3種類)であった。
ただし、現在は「エクスプロア」のサービスが終了してしまったため、これらのコラボ装備を目にしたり実際に着用して遊ぶことは不可能となっており、名実ともに幻のコラボとなってしまっている。
また、このコラボ自体まだ鬼滅が現在ほど人気が出ていなかった(そもそもこの当時はアニメすら製作されていない)頃に行われたものであったために、当時は殆ど注目されていなかった。
ある意味、時代を先取りしすぎたコラボだったと言えるだろう。
せめて、あと1年半遅い時期に本編作品である『MHW:IB』の方でコラボしていれば……と思うとやりきれない。
今後コラボするとすれば…
そうなると、否が応でも今後の作品で再度コラボが行われることに期待せざるを得なくなってくるわけだが、現在製作中の「モンスターハンターライズ」は和風の世界観を持つ作品で、登場するモンスターも新規追加モンスターを中心に全体的に妖怪をモチーフしたものが多いことから、これまで以上に鬼滅と親和性の高い作品となっている。
また、モンハンは過去に何度も週刊少年ジャンプおよびその連載作品(ONE PIECEや「ジョジョの奇妙な冒険」等)とコラボを行っており、鬼滅の刃に白羽の矢が立ったとしてもおかしくはない。
加えて、シリーズのチーフプロデューサーである辻本良三氏は、ファミ通のインタビューで「2021年に注目していることは?」との質問に「『鬼滅の刃』。この勢いがどこまで続くのか2021年も注目です!」と答えており、大きな注目を向けていることが伺えるため、ゲーム内で実際にコラボが行われる可能性は決して低くはないと言えるだろう。
果たして本当にコラボが行われるのかどうか、期待して待ちたいところである。
余談
コラボとは言えないが、特定のシリーズ作品に登場する頭防具(兜)にまんま巨大なイノシシの頭を使っている「ブルファンゴフェイク」というものがあり(下のイラスト)、それを装備すれば擬似的に伊之助の格好を再現することは可能だったりする。
できるなら武器は双剣にして胴以下もそれっぽい防具で揃えればさらに再現度は高くなるが、体のインナーすら着ていない胴装備は数が非常に少ないのがややネックか。あるとすればMHW:IBに登場するEXマッスルαシリーズくらいであろうか(それ以外だと、過去作に「王者・強者シリーズ」というものがあった。まあ、こちらの場合作品が違うという別の問題を抱えることになるが)。
ただ、MHW:IBにはファンゴフェイクの素材元となるファンゴ種は登場しないため、現状では似たような豚型モンスターの頭部を模した「モスフェイク」で妥協するしかない。
MHRiseでは再び狩猟できるようになるので、恐らく作成できるようになるものと思われる。伊之助のコスプレと洒落こんでハンティングに勤しむのもまた一興だろう。
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