概要
冥界を総べる大邪神。
アクナディンを利用して千年アイテムを作りだした、本作の元凶とも呼べる存在。
千年アイテムと冥界の石版によって封印されるが、その前に千年リングの中に盗賊王バクラに似せた自身の魂の分身『闇バクラ』を封じ、復活の機会を待っていた。
記憶編のラストでバクラによって復活し、エクゾディアやブラック・マジシャンをも圧倒して(アニメ版では更に三幻神や青眼の究極竜、究極竜騎士をも退けている)遊戯たちを追い詰めるも、光の創造神ホルアクティによって消滅させられる。
筋骨隆々の身体に角の生えた頭部、巨大な翼と、典型的な魔王のイメージにピッタリな外見をしている・・・のだが、嫌でも気になってしまうのが股間に竜の首がついている点である。これのせいでラスボスでありながら「歩く18禁」という不名誉な称号を得ることになってしまう。
なお、作者をして(当時病気だったこともあり)「狂気が暴走」と言わしめたこのデザインは文庫版では修正されている。
ちなみに初期の王様が悪人に対してやたら容赦がなく、罰ゲームによる殺害や精神崩壊も厭わなかったのはともに封印されていたゾークの意識が混合していた為、とされている。
原作初期のTRPG編のボス、ゾークが元になっている(作中の設定上では逆であると思われるが)。こちらのゾークは「闇の支配者-ゾーク」としてOCG化も果たしている。
タグではゾークの使用が多い。
上述の通り、遊戯とアテムたちによって倒され完全に滅んだかに思われたが、後日談の劇場版『THE DARK SIDE OF DIMENSION』にて、地中深くに沈められた千年リングの中には、まだゾークのものと思われる邪悪な闇が宿っており、それが作中に置いて新たな災厄をもたらすこととなる。
関連タグ
ズァーク:アニメ5作目のラスボス。恐らくゾークを意識したネーミング。
Z-ONE:アニメ3作目のラスボス。名前の由来は他にあるが、音をゾークに寄せている可能性は無くもない。