概要
本編で主に所持していたのは獏良了で、記憶編で判明した昔の所持者はマハードとマナ。
かなり厄介な代物で、大邪神ゾーク・ネクロファデスのものと思しき邪念が宿っている。
原作漫画最終巻の後日談である映画『DARK SIDE OF DIMENSIONS』によると、かつてはシャーディーが管理していたが、了の父親がシャーディーの課した試練に失敗した後、父親にこっそり付いて来た了と千年リングは惹かれ合い、最悪な運命の出会いを果たす。
千年リングを手に取った了だが、リングに宿っていた大邪神ゾーク・ネクロファデスの分身である闇バクラに支配されることになった(遊戯達に倒され一時的に支配から逃れたが、迷宮兄弟編で再装備した為、再び支配された)。
※闇バクラは盗賊王バクラに似ているものの、本人ではない。
本編の終盤にて千年パズルの記憶の世界を舞台にした、最後の闇のゲームにてゾークと闇バクラ、闇の大神官アクナディンはアテムと遊戯たちに倒され、リングを含む全ての千年アイテムも地中深くに葬られたことで、邪神の脅威は去ったかに見えた。
しかしリングの中には、滅ぼされたはずの大邪神の魂が残っていた……。
モンスターカプセルGBの先年リング
GBCソフト『遊戯王モンスターカプセルGB』でも本作の黒幕として登場。本作では海馬(時期的には「モンスターワールド」編終了後~『王国編』前で「DEATH-T編」の時のように廃人状態)を強制的に乗っ取る。そしてカプモンの大会を開き遊戯達をおびき出す。そしてその力を使い一同を再びモンスターワールドの人形に変えてしまう(今回は獏良もフィギュアにされさらに遊戯の代わりに双六もフィギュアにされてしまった)。そして遊戯達はこのカプモン大会に巻き込まれていく。終盤兄にあいたいと思ったモクバから兄の変貌を知りついに真実にたどり着いた遊戯と最後の勝負を挑む。
ゲームはクリアするが、ED直前最後の悪あがきで遊戯達に襲ってくる。しかし、ここで本物の海馬が意識を取り戻し呪縛を振りほどき千年リングは地面に落ちた。
アニメDMの千年リング
装備しなければ安全な原作と違い、千年リングを手放した程度では千年リングの支配から逃れらず、本田の手で千年リングが捨てられたにもかかわらず、装備者の首元に瞬時に戻るようになっている。