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導師ミィズ・キョシア

だいしれんのどうしみぃずきょしあ

導師ミィズ・キョシアとは、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドに登場するキャラクター。

試練を克服され、よくぞここまで…

貴方様こそ、紛うことなき勇者

今こそ、女神ハイリアの名において…

そう、今こそ…

最後の試練を、与えよう!

概要

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』のDLCストーリー「英傑たちの詩(バラッド)」のラスボス。1万年前に厄災ガノンと戦った古代シーカー族の一人。

様々な試練をリンクに与え、プレイヤーをあっちこっちに振り回す。始まりの台地の試練では、一撃でも攻撃を喰らうとゲームオーバーになる武器を持たせたまま4つの祠をクリアさせたり、リンクの記憶から再現したカースガノンをけしかけたりした。最後はリンクを回生の祠のエレベーターで地下まで連れて行き、複雑な謎解きをさせてついに対面する。

そして上記の台詞を述べた後、自らを最後の試練として一騎討ちを挑む。

戦闘

体力を一定まで削ると戦闘スタイルを変化させる。

第一形態

ガーディアンナイフを構え、イーガ団の団員と同じような戦闘スタイルで接近を挑んで来る。基本は瞬間移動からの攻撃だが、後から雷のカースガノンと同じ電光石火の動きを披露したり、追尾竜巻を起こしての遠距離も仕掛けて来る。竜巻に気を取られていると電光石火で斬られるので注意。

対策はラッシュで反撃したり、隙を突いて弓矢でヘッドショットなど。

体力を25%削ると第二形態へと移行する。

第二形態

無数の分身を生み出して一斉に襲い掛かって来る。リンクを囲むように分身を作ったり、縦一列に生み出したりする。一見すると見分ける方法はないように思えるが、実は撮影モードにすると本物のみターゲットされる。撮影モード中は隙だらけになるので戦いが始まったらすぐに行うべし。

その他の対策としては、囲むように生み出す分身はウルボザの怒りで一気に潰すことができる。また一斉に迫ってきたところをリモコンバクダンで自分ごと吹き飛ばすのも手。縦一列の分身は、即座にリザルブーメランを投げることで潰すことができる。

体力を50%まで削ると第三形態へと移行する。

第三形態

巨大化して最後の勝負を挑んで来る。浮遊状態でトゲ鉄球を8個生み出して投げつけて来たり、分身を2体生み出してけしかけて来る。必殺技は目のシンボル部分からのビーム。

鉄球は全部かわした後、一定時間経過で爆発する。落ちた鉄球をマグネキャッチで掴んで押しつけ、爆発に巻き込めば大ダメージを与えられる上にダウンまでさせられる(要するに弱点はコーガ様と変わっていない)。分身は生み出した直後は隙だらけなので弓矢などで潰せばOK。予兆もあるので気づいたら出現地点にリモコンバクダンを置いておくのも手。目の部分が弱点なので弓矢で射抜けばダウンする。はっきり言って全形態で一番弱い

決着後

リンクこそ真の勇者と認め、古代の傑作「マスターバイク零式」を進呈してくれる。なお、彼は他の導師とは違い消滅はしていない。そのため再度訪れることで再戦も可能。以降は終始敬語となる。

リンクよ…その真価、試させてもらおう…!

当初はハイラルチャレンジという形でリンクたちに試練を与える。三つの試練をクリアすると直接対決となる。ブレスオブザワイルドでの戦いを彷彿させる戦法で攻撃を仕掛け、終盤になると巨大化した状態で攻撃をして来る。

見事打ち倒すと約束通り力を貸してくれる。

なんとプレイアブルキャラクターしてリンクたちの仲間になる。以後は敬語を殆ど使わなくなり、仲間という立場でリンクたちに接して来る。戦闘中の掛け合いでは「導師様」と呼ばれることが多く、リーバルハイラル王からも敬語で接される。

ストーリーにも連れて行くことはできるが、隠しキャラクターのためストーリー中のイベントには出て来ない。

武器は腕輪。ガーディアン系の武器で攻撃したり、腕輪の力で古代の武器を召喚する。必殺技は、巨大化してからの眼からビーム。

強攻撃の後にしばらく待つと「印」が補充される。キャラクターアクションでこの「印」を消費することで巨大化して攻撃ができる。なお、設置された古代の武器を巨大化して叩くと様々な効果が発生する。例えば強5の試練の祠は、叩くたびに「印」が1つずつ増えていき、衝撃波を発して広範囲にダメージを与える。更にラスボス撃破後にできるチャレンジをクリアすると、ユニーク攻撃の解放が可能。回避するたびに爆発する分身を形成する。回避を交えて戦うボス戦などで有効。

性能

際立った弱点がなくどのような戦い方をしても一定以上の活躍ができる。

特にウィークポイントを削る能力は高く、ベリーハードのヒノックスが相手でもビタロック→強4(ハンマーを召喚して周囲を攻撃)からの強1連打で削り切れてしまう。

雑魚はキャラクターアクションの巨大化で対応し、強6を使えばすぐに「印」がマックスになるので補充も簡単。

その他

カカリコ村のシーカー族やイーガ団の源流とも言える存在のため、戦い方がイーガ団とよく似ている。厄災封印を終えた途端にハイラル王家から掌を返されたものの、「ハイラルのために」という思いは持っており、だからこそイーガ団のようにはならなかったのだろう。厄災の黙示録においてもゼルダハイラル王のことはまったく怨んでいない。

真面目なキャラクターなのだが、バトルチャレンジ「ミスヴァーイ決定戦」という女性限定バトルに参加が可能だったり、その戦闘で女装したリンクと遭遇すると「何が起こった…?」と動揺したりするなどネタ要素も忘れない。また強攻撃では台座に宝珠をスタリッシュに突っ込んでを出現させるという攻撃方法も見せる(しかもあの効果音まで鳴る)。

余談

  • ブレスオブザワイルドの攻略動画などでは、その強さから「お前がガノンと戦え」とコメントされることもある。
  • 名前の由来は任天堂のゲームクリエイター「小泉観晃コイズミヨシアキ)」のアナグラムと思われる。