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Underverse

あんだーばーす

Underverseとは、Jakei95氏によってYouTubeで公開されているUndertaleAUのクロスオーバー作品。 X-taleの続編にあたるが、Underverseは動画の作品名であってAUの名前ではない。

【注意】この記事には「Undertale」とその二次創作UndertaleAU作品、また本編のネタバレが含まれています。ネタバレを好まないという方は、まず先に本編からご視聴することを推奨します。

これは創作ではなく現実だ。

概要

Jakei95(Tumblr)またはJael Peñaloza(YouTube)氏によって制作された、Toby Fox氏原作の海外ゲーム「Undertale」の二次創作の総称であるUndertaleAUのクロスオーバー作品である。主にYouTubeにてアニメーション作品として公開されている。ただし「Underverse」はあくまでも動画の作品名であり、AUとしてのタイトルではないので注意が必要となる。

原作とAUを含めたあらゆるサンズ達が主役であり、様々なAUを巻き込んだ壮大なストーリーとなっている。サンズ以外にも原作やAUのおなじみのキャラクターも多数登場している。またストーリーは主に同作者によるAU作品「X-TALE」のキャラクター・ストーリーを主軸としているので、事前にX-TALEの本編となるコミック版とそれを補完する内容となるコミックとは違う視点で描かれたアニメーション版を閲覧しておくと理解が深まるだろう。

2018年2月6日に第一話となるエピソード「0.0」が公開され、その後に公開された「0.4」までが「シーズン1」となっている。現在は「シーズン2」を制作しており、シーズン2はエピソード「OWNERS」「0.5」までが公開されている。

シーズン1は2020年5月29日に「UNDERVERSE SEASON1 THE MOVIE」と題した総集編が公開され、この動画一本で見返せるようになった。

また、ストーリーを補完するエピソード「The Truce」がコミックとして公開されていたが、現在は閲覧できない状態にあるためUnderverseにおける重要な要素だけをかいつまんだ要約版が、シーズン1のプロローグとしてのアニメーションが公開されてる。他ではファンによるアフレコ動画がYouTubeにあるので、そちらで内容を知ることができる。

海外で製作された動画ではあるがほぼ全編に日本語字幕がついているので、安心して見ることができる(X-TALEも同様)。

2020年9月末にYouTubeが視聴者側からの字幕投稿機能を終了した事により、ファンによる翻訳で成り立っていた動画が多数の言語の字幕で視聴できなくなる問題に直面したが、幸いにも日本度字幕はJakei氏に信頼できるという協力者がいたためこの問題は解決された。現在は作者による作品はPatreonサポーターの1人であるさしろう氏が翻訳作業を行っている。

キャラクター・AU

Undertale

登場する全てのAUの基本となる原作の世界。ただし、過去にGルートにてサンズが本来ならありえない所でフリスクを殺しており、よって代わりに偽物となるTP後の時間軸が作成されている。その時間軸ではサンズが過去のGルートの出来事を覚えており、彼はこの時間軸の「所有者」となっている。ただしサンズは罪悪感故に、フリスクにその真相を伝えている。

シリーズ1の主人公。ジョーク好きで怠け者のスケルトン。青いジャケットとその下に白いTシャツ・白いラインの入った黒ズボンとスリッパを着用している。テレポート・重力操作の能力を持っており、攻撃はブルーアタック・骨・ガスターブラスターを使う。クロス達によって自身のソウルの半分を奪われ、インクと共に数多くのAUを巡ることになるが、その途中で数多くの真実を知ることになる。

原作・シーズン2の主人公。セーブ・ロード・リセットの能力を持っており、サンズもその能力の存在を知っている。原作とは服装が異なり、青地に紫っぽいボーダーが入った長袖の服

の上にダークブルーのオーバーオールを着用している(ズボンと靴は変更なし)。またキャラが背後霊として存在しており、ナイフを召喚して攻撃することができる。性別は原作と同様に不明(作者Jakei氏によると、特に決められていないとの事)。

X-TALE

同作者Jakei氏によって制作されたAU(Xの読みはエックス)。色彩が無く、限定的な物以外は全て白と黒の濃淡で表されている。元々は穏やかで平和な世界だったが、エックスガスターによって生み出された「OVERWRITE(上書き)」という能力で、時間軸そのものを十回にもわたって上書きされている。最終的にはこの世界の真相を知ったクロスの手によって、全てが消滅し真っ白な世界となった。

X-TALEのガスターであり作者そのものといえる人物。口が裂け足は切り落とされており、紫のコートとシャツ、ズボンにXのストラップが付いている。病的なほどの完璧主義で共感性に欠けており、気になった・興味が向いた事はすぐにでも試さずにはいられない性格。自身のタマシイの力で「特別なもの」を作る事ができ、インクとの出会いとAUの存在を知り「OVERWRITE」を生み出す。体が少し浮いており、浮遊する八つの手を自在に操り、自身の掌と八つの手から槍状の鋭い突起を出して攻撃を繰り出すことができる。

X-TALEのキャラ。黒の長袖の服とその上に白いTシャツ、黒のズボンに白の靴を着用している。優しい性格の持ち主だったが、エックスガスターの心無い実験を止める度に自我を失い残虐になっていった。やがてソウルのみとなり、X-TALEではエックスフリスク、シーズン1時ではクロスのソウルの半分に宿ることに。ケツイの力でモンスターや空間をハッキングでき、またナイフを召喚して攻撃することもできる。キャラ自身も「OVER

WRITE」の能力を持っている。クロスに宿っている時は、クロスキャラと表記される。

X-TALEのサンズ。この世界のロイヤル・ガードの服装を着ており、黒のインナーに半袖のジャケットとファー付きのフード、たすき状の布を肩から下げ、背中に細いマント状の長い飾り布がある。年齢は29歳。精力的で感情表現も豊か、仕事に関しては真面目な性格である(Underverseでは精神的余裕がなく暗い表情が多い)。基本的には原作サンズと同じ能力であり、エックスキャラのケツイが半分宿っていた時は彼の能力を一部使うことができた。

  • エックスアルフィー

X-TALEのアルフィーでありエックスガスターの助手となっている。白衣と下に濃い紫のスーツを着用している。年齢は27歳。エックスガスターは信頼を寄せていたが、4番目の時間軸のある出来事をきっかけに忠実で感情を持たない助手に上書きされている。他AUまたは他AUの時間軸のコードをコピー・盗むことができ、データとして書類にコードをXのマークとして保存できる。

  • XXX

XTALE - THE MOVIE」の「エントリーナンバー11」の終盤にて画面中央に登場した謎の人物。エックスガスターと関わりを持っているのか...現時点では詳細不明

インクサンズ

Inktaleのサンズであり、あらゆるAUの守護者。黄色いシャツの上にサスペンダーを身につけ、青いパーカーを腰の辺りで結んでいる(旧デザインのまま)。Doodle sphereという所に住んでおり、好奇心旺盛で明るいが猪突猛進な所があり、興奮すると黒いインクを吐く。塗料をポータル代わりに色んなAUに飛べ、ブラシ・インクから様々な物体・骨・ガスターブラスターを召喚できる。ソウル・感情が存在せず、感情は様々な特殊な薬を飲むことで豊かにしており、薬を飲まないと無感情になってしまう。エラーサンズとは互いに敵対関係、エックスガスターとは友人関係で彼の考えに協力している。

エラーサンズ

Errortaleのサンズであり、体の周りにバグが発生している。Anti-voidという所に住み、あらゆるAUを嫌っており破壊したいと考えている。AUを移動でき、ガスターブラスター・骨を扱えるだけでなく、ガスターグラスパーという青色の糸を使い相手を攻撃・縛る・操ることができる。インクサンズとは敵対関係で、対立を更に面白くしようと停戦の契約を提案・結ぶことに成功した。その後インクとエックスガスターとの企みを知り、嫌気が刺したエラーは再びインクと対立することになる。

原作とは容姿が異なるマフラー姿なのは、原作者Crayon Queenのオリジナル作品「Lucidia」に登場する際、サンズに似たキャラクターを合法的に使うことができなかった為、サンズに似ない様服装が再デザインされたバージョンを作品に登場させているからである。

Dreamtale

Dreamtaleのポジティブなエネルギーを持つ守護者。生まれた時に人間の体ではその力に耐えきれず、代わりにサンズの身体をコピーしたものを与えられた。エメラルド色のシャツに水色のズボン、黄色いブーツ・手袋・マントを着用している。寛大で慈悲深い性格、どんな人であれ幸せになるべきだという考えを持っている。ポジティブな感情を持つAUのみ移動・光とポジティブな感情でできた矢を放つことができる。兄であるナイトメアとは敵対関係であり、AUに絶望をもたらそうとする彼を止めるために行動している。

Dreamtaleのネガティブなエネルギーを持つ元守護者。ドリームと同じでサンズの肉体を持つが、金のリンゴから変化した黒のリンゴを食べたことで、強大な力を持つリンゴに支配され全くの別人へと変貌した。黒い液体状の姿で、原作サンズの服装を着用。邪悪な存在であり、AUを破壊し人々が苦しむ様を楽しんでいる。背中からは4本の触手が出ており、自由に変形・硬度を変更でき何本でも出すことができる。また話術にも長け、相手を洗脳することも可能。弟のドリームとは敵対関係。クロスとエックスキャラに協力するも、裏で自分の思い通りに支配しようと考えていた

その他キャラクター

ホットランドコアに落ちた事でソウルが散り散りとなり、「リセット」の力を持っていたお陰であらゆる時間・空間にばら撒かれ、一部の場所を除く全ての時間軸・AUを移動できるようになったフリスク。特定の姿を持っておらず、普段は灰色の原作フリスクのような姿をしている。「オメガタイムライン」を管理しており、破壊された時間軸や世界、Gルートの生存者をそこへ送り避難させている。ただし時間軸を操作する能力は消滅している。「X-TALE」の動向を気にしており、またサンズへの助言・クロスを「オメガタイムライン」へ連れて行こうとしていた。

Underfreshのサンズ。本来の姿は小さい紫色の寄生虫で、寄生しやすいスケルトンを好んで選んでいる。服装は全体的にカラフル。ハイテンションでフレンドリーな性格で、騒々しいがサイコパス故に恐ろしい一面を見せることも。神出鬼没でちょくちょく現れては、色んなキャラクターにちょっかいをかけており、またインク・エラーとも面識がある。クロス達の行動に興味を持っており、インクから「X-TALE」の見張りを任されている。(ただクロス達やエラー・ナイトメアの侵入を許すなど、かなりゆるめになっている)

Killertaleのサンズ。原作サンズと同一人物だったが、幾度に行われるサンズ戦でキャラに殺戮を勧られる内に、次第に狂気に飲まれそれを実行。殺戮の限りを尽くしたことで、それに愉しみを覚え精神崩壊を起こし理性は完全に失われている。服装は原作と同じだが、目は瞳が消え黒い液体が常に溢れている。ソウルも殺戮の果てに変化し、赤く丸い的のような形状で常に胸元に浮いている。ナイトメアの部下となっており、一時はエックスキャラの新しいパートナーになっていた。

インクサンズとフレッシュサンズを合体させた(フレッシュがインクの体を寄生した)姿。フレッシュと同じく全体的カラフルな服装・ハイテンションな性格をしており、スラングを頻繁に使っている。また服装が旧デザインのインクの服装に近かったり、スプレー缶を使うなどインクの要素も多少存在している。

現時点では詳細不明だが、シーズン2のオープニングにてフレッシュの左下でサングラスが確認できたり、Jakei(Jael Peñaloza)氏のYouTubeにて「FRESH INK'S C.A.R.E」という彼が登場するアニメーションが公開されていたり、OSTとして「Booyah!」という専用テーマが公開されている。

シーズン1

Underfell

原作ファンによって制作されたAU。ただし当作者が制作を終了しており、現在はコミュニティによって制作されている為、オープニングでは作者が「AU Community」となっている。

このAUは登場するキャラクターや世界観が善悪反転し、猟奇的かつ暴力的となっている。登場する時間軸は(このAUの)フリスクとフラウィーの活躍によってPルート上に存在しているが、地上の人類が絶滅しておりモンスター達は変わらず地下で暮らしている。スノーフルのコアコードを奪おうとするクロス達の、一番目の標的にされた。

Underfellのサンズ。ファー付きの黒いパーカーの下に赤いセーターを着ている。歯は鋭く尖っており、左側に金歯がある。スリッパの代わりにスニーカーを履いている。気性は荒いが、性格は幾分か丸くなっている。基本的に原作サンズと同じ能力である。兄弟関係は半分崩壊しており、スノーフルの惨状を目にしたフェルパピルスに命を狙われかけた。スノーフルを崩壊させ、自分に恥をかかせたクロスに一発蹴りを入れるために、インク達と付いていくことに。

Underswap

原作ファンによって制作され、Underefellと同じ状況にあり作者が「AU Community」となっている。このAUは全てのメインキャラクターが二人一組で性格・立場が入れ替わっている。こちらもPルート上の時間軸に存在しており、モンスターと人間が共存する世界となった。スノーフルの他にも様々な場所やキャラクターのコアコードを奪う為、クロスの二番目の標的にされた。またクロスはこのAUのコアコードに見覚えがあるとの事だが、詳しくはX-TALEを参照。

Underswapのサンズで、パピルスと入れ替わっている。灰色のシャツと濃い青色のズボン、青色の手袋・ブーツとケープ上のスカーフを着用している。純粋で優しい性格の持ち主だが、クロス達の侵攻に陰りのある一面を覗かせた。骨やガスターブラスターを召喚して戦うことができる。インクと面識があり、アンダインの研究所の整理をしていた際にインク達と出会った。人間の街へ案内した際にパピルスがクロスと戦っている事を知る。

  • スワップパピルス

Underswapのパピルスで、サンズと入れ替わっている。オレンジ色のセーターと濃い緑色のズボン、白いシャツと茶色のブーツを着用している。怠け者ではあるが、初めて出会ったクロスに親切したり、クロスによって街を破壊されている際に人々を避難させ、また攻撃を受けたキャラのことを心配していた。サンズと同じく骨やガスターブラスターを召喚して戦うことができる。インクと面識はあるが、あまり良い印象を持ってはいない。

  • キャラ

Underswapの主人公でありキャラで、フリスクと入れ替わっている。緑に黄色の横じまが1本入った長袖の服を着ており、ハートのロケットを身に着けている。慈悲深く優しい性格で、普段はめったに話さないことが多い。また強い「ケツイ」を持っており、原作フリスク同様の能力(セーブ、リセット、ロード)を持っていると思われる。

Outertale

モンスターが地下ではなく宇宙に追放されているAU。登場する時間軸はまだ主人公である人間は来ていない時間軸となっている。また原作と設定が変更されている所が各所存在するが、キャラクターは容姿以外立場や性格に変更点は存在しない。サンズ達がUnderswapの次に訪れるAUとなっている。

シーズン2

AftertaleのSans。厳密にはAftertaleに登場する別時間軸のSansであり、よく知る青いパーカーのSansはAftertale内で別に存在している。通称Geno(由来は自身が止められなかったGenosideの時間軸から)

現時点ではオマケ動画のみの出演で本編未登場。

原作ではかなりシリアスな設定の持ち主だが、jakei95氏の動画内ではInkやFreshと共にErrorをおちょくっていた。

0.7からは本編に登場予定。

Fatal_errorはErrorがGenoを破壊し損ねた結果、Genoが変わり果てた者だが、現時点で他のキャラクターとの関係は不明。

0.5からGenoと共に本編に登場予定。

EpictaleのSans。SEASON2から新たに登場するらしい。

ストーリー(ネタバレ注意)

リンク
シーズン1プロローグ「TRUCE(休戦)」こちら
「0.0」こちら
「0.1」こちら
「0.2」こちら
エクストラシーン1(X1)こちら
Come backこちら
「0.3」Part1Pert2
エクストラシーン2(X2)こちら
シーズン1最終回「0.4」こちら
「0.4」エピローグこちら
シーズン2プロローグ「OWNERS(所有者)」こちら
「0.5」こちら

*【注意】以下、ストーリー・またUnderverse・X-TALEの重大ネタバレを含みますので、先に本編を見たいという方は先に上記のリンクからご視聴ください。

Truce

数多く存在するAUの「破壊」「創造」をかけ、幾度となく争ってきたエラーサンズ(以降エラー)とインクサンズ(以降インク)。

AUを作り出す労力と時間の無駄を知りクリエイター自身の手でAU世界の半分を滅ぼされている事実にこの争いの勝利を確信していたエラーは、この争いをもっと面白いモノにしようと一つ契約を結ぼうと持ち掛ける。

それは「創造もない。破壊もない。」

インクがこれ以上他人の創造に足を踏み入れなければ、エラーはこれ以上AUの破壊も行わないという契約。しかし両者は「約束は破るためにあるものと同じ」と考えており、どちらが著しい破り方をするかな?とこの時点で契約を守る気など全くなかった。

そうして物語はX-TALE、そしてUnderverseへと続く...

0.0+0.1 【Undertale】

地下世界のバリアが破壊され、モンスター達は地上の世界へと解放され人間と共存するTrue Pacifist(真の平和主義者・P)ルート後の原作Undertaleの世界。トリエルパピルスアンダインアルフィーアズゴア、そしてフリスクとピクニックに来ていたサンズはていつの間にかまっさらな空間に迷い込んでしまう。

そこでサンズはエックスキャラ(以降Xキャラ)とクロスサンズ(以降クロス)を見つけ、そして二人はUTサンズのソウルの半分を奪うのだった。その直後インクが現れ彼らを捕まえようとするも、その場から逃してしまう。

彼らは今は何もない真っ白の世界に存在していたその世界のGenocide(虐殺・G)ルートの唯一の生き残りであり、お互いのソウルが結びついて一つの肉体となっていたので、クロスとXキャラの二重人格として過ごしていた(後にクロスが肉体の主導権を握る)。彼らは自分の世界がまだ生きていると信じ、再び元通りにしようという目的で行動していた。その後インクに保護されるも、エラーによる攻撃で彼のソウルは今にも壊れそうになってしまう。その為他AUのサンズまたはキャラのソウルが必要となり、そうして今に至ったとインクがサンズに説明した。

サンズの半分のソウルを吸収したクロスとXキャラは、他AUのコードを使って自分のAUを元通りにしようと考える。そして負の感情を感じ現れたナイトメアサンズ(以降ナイトメア)は、クロスの目的に「必ずその世界の一人を精神的に傷つける」という条件付きで手を貸すことにした。

ソウルを半分失い自身に異常を感じるサンズと、ドリームサンズ(以降ドリーム)を通してクロスとナイトメアの企みを知ったインクは、共にAUを巡ってクロスを追うこととなった。フリスクも一連の出来事を知り、共に付いては行けないが協力することになった。

0.2+X1 【Underfell】

サンズとインクは、クロスとナイトメアを追いUnderfellの世界へ来ていた。この世界の時間軸は(Underfellの)フリスクとフラウィーの活躍によって、色々問題はあるもののPルートの時間軸上に存在していた。

その頃クロスはUnderfellのスノーフルのコアコードを奪おうとするも、この世界のサンズ(以降UFサンズ)に足止めされることになる。クロスはこの世界を自分に譲れと提唱するが、UFサンズはそれを拒み戦闘となる。UFサンズはクロスに胸部を骨で貫くも、そのショックでXキャラの人格が目覚めその能力も発揮される。そしてこの時クロスは自身のことを「X-EVENT」と名乗っていた。UFサンズがピンチななった所でインクとサンズが駆け付けたが、クロスはXキャラの力を使いUFサンズを操り共に戦わせた。そしてインクがUFサンズを抑えている間、ようやくサンズはクロスと対話することができたのである。

サンズはまっさらな空間にてクロス達と出会った後、「気になる奴」を見たという。一人は良い奴に思えたらしいが、別にいたもう一人は少なくとも友好的な印象は受けられなかったという。クロスとXキャラはその存在を知っていたらしく、それを聞いた途端に明らかに動揺していた。そのことでXキャラの力によるUFサンズの操りが解けてしまい、クロスはその場から捕まえられず逃げてしまった。

だが結果的にUnderfellのスノーフルのコアコードは奪われ消滅してしまい、UFサンズはそのことに怒り狂ったUndefellのパピルスから追われる目にあってしまう。一方サンズはウォーターフェルにてコアフリスクと出会い、彼はクロスへの対策とこの事態への謝罪を述べ去ってしまった。

インクはエラーと「Anti-void(アンチボイド)」にてクロスのことについて話していた。契約を結んだ当初は全てが丸く収まっていたらしいが、インクがまた新しいAUとそこで出会った「新しい友人」「興味深いゲーム」について話していたこと、そしてクロスを助けたことでエラーはインクが何か企んでいると勘付き始め、自身も介入すること選んだという。そしてそれは決して平和とは程遠い計画だと気づき、エラーも興味こそあるものの契約を破ったことを後悔させる気でいた。

UFサンズは結局インクとサンズに付いていくことに決めた。そしてクロスは「それぞれのAUから少しずつコードを集め自分の世界を作り直す」つもりでいるとインクは気づき、そしてドリームがクロスの次なる目的地を知り、インク達はそこに先回りすることを決めた。

0.3+X2 【Underswap】

クロスとXキャラは自分の世界へ戻り、Underfellから奪ったスノーフルを復元させた。しかしまだ住人や様々な場所のコアコードが必要な為、次なる目的地となる世界Underswapへと向かうことに決める。ただしXキャラはどうしても自分のソウル、つまり肉体が欲しくクロスが一休みしている間に肉体の主導権を奪おうとするが、クロスの抵抗によりXキャラの人格を一時的に封印することに成功した。だがそれによりXキャラの能力とその一つであるハッキングも使えなくなる。

Underswapの世界の時間軸もPルート上に存在しており、この世界のモンスターも人間と共存し平和に暮らしていた。しかしクロスはこの世界のコアコードの欠片をどこかで見たことがあることを思い出す。そしてこの世界のパピルス(以降SWパピルス)達に見つけられるが、ナイトメアに従うしかないクロスは人々を襲い始めた。

インク達もUnderswapへ辿り着き、地上へ引っ越し中のこの世界のサンズ(以降SWサンズ)と再会し(原作Inktaleを参照)、そして共に街へ行くことに。しかしそこではクロスが暴れており、SWパピルスが住民の避難などを対処していた。インクはクロスに「彼」...エックスガスター(以降Xガスター)によって作り出された世界に希望はなかったと説得するが、それでも破壊を止めなかった彼はサンズ達に攻撃され気絶する。そしてサンズは自身のソウルの半分を取り戻し、一件落着ということでインク達は自分達の世界へ帰ろうとした。

しかしクロスの中に潜んでいたもう一人の人格、「Xキャラ」はUnderswapのキャラの「DETERMINATION(ケツイ)」を奪い、肉体を持ちながら復活してしまう。

XキャラはサンズとUFサンズと共にUnderswapのサンズ・パピルス・キャラを除いた全てのキャラクターのコアコードを奪いかつて自分達の住んでいた世界へ転送する。そしてインクはナイトメアに捕まり、Xキャラは「RESET(リセット)」とり遥かに優れた"自分達"の能力、「OVERWRITE(上書き)」を使いUnderswapのサンズ達に攻撃を始めた。

「OVERWRITE」はかつてXガスターによって作り出された、「時間軸の運命を完全に書き換える能力」である。以前にXガスターはインクにそう説明し、彼自身にとってはインクの契約を破らせるつもりはなく、ただ自分が研究したいゲームのようなものだと伝えた。そして自分はこの力を使い、自分の理想の作品を生み出し自身の世界に住む彼らを幸せにしたいという思いで生み出したとされるが、Xキャラは現状の有り様からそれを一笑した。

そうしてXキャラは三人を精神的・肉体的にダメージを当て続け、インクからも「何かが入った小瓶」を奪おうとするが、結果的にインクは反撃しそれの争奪戦となる。更にUnderswapの三人もXキャラの攻撃から解放され、SWサンズとの一騎打ちとなるが、SWサンズがXキャラのソウルを破壊しようとした所をSWパピルスが止めたことで戦闘は中断する。SWパピルスは一番幸せな存在だったが、破壊し尽くされてしまったこの時間軸でもう生きる意味もないと考えていた。

しかし幸せな記憶が蘇ったことで、ドリームの力によりサンズとUFサンズが到着。すぐさま戦闘となったが、お互いに力を使い果たした所でXキャラとナイトメアは逃げ去った。しかしUnderswapはすぐに時間軸が消滅しそうな状態にあった為、ドリームの力でインク・サンズとUF・SWの四人は別のAUへ避難することに。しかしダメージを負ったUnderswapのキャラと、完全に元の世界へ戻れることを諦めこの事態の対処はできないと判断したSWパピルスはここに残ることを選び、そして何もかもなくなった世界で消滅することとなる。

その頃、自分の「Anti-void」にて休憩していたエラーだったが、そこにインクが現れXガスターと共に「契約を守った上で、更にこの"自分達のゲーム"を更に面白くさせることを誓う」。そのインクの行動に嫌気が刺したエラーは、インクの住み家である「Doodle Sphere」にてそこにある全てのAUに自身の糸を巻き付け、更にそこにあった「X-TALE」に侵入する。

そこにはクロス達の行動を見て興味があったフレッシュサンズ(以降フレッシュ)が、インクからこのAUの見張りを任されていた。そしてフレッシュからインクがUnderswapに行ったことを聞き、X-TALEにあったクロス達が盗んだ他AUのコードを見て、とうとうインクの言う"ゲーム"が何なのかを理解する。そしてこの事はインクとエラーの「休戦」を完全に終わりを告げるものとなった。

0.4 【Outertale】

Underswap内では、コアフリスクがSWパピルスとUnderswapのキャラが消滅するのを目の当たりにし、涙を流していた。そこにXガスターの助手であるエックスアルフィー(以降Xアルフィー)が現れ、崩壊した時間軸がAU自体に影響を及ぼさず十分に機能するように、それを隔離する。次にUnderfellへ移動し、クロス改め「X-EVENT」によってスノーフルのコードを盗まれてしまった時間軸を隔離しようとするも、UnderfellのアズゴアがXアルフィーを怪しみ攻撃した為、エックスメタトンに始末させた。

そしてコアフリスクはX-TALEの者達が「X-EVENT」に影響・ダメージを受けた時間軸全てを隔離しようとしていることに気づく。ドリームも明るい感情が消えていきそれを察知していた。それにより二人はクロス達のやった事がもうすぐ終わることを確信させた。

ナイトメアとXキャラはX-TALEにて、一時的に避難していた。そしてナイトメアはXキャラにまだ慈悲の心があると読み、役立たずの能無しと判断する。Xキャラが誰も傷つけない心を持っており、Xガスターに魅力を感じたから最初は何もできなかったこと。そしてXガスターを止める度に自我を失っていき、Xガスターへの負の感情がどの時間軸よりも強くなったことをナイトメアは全て見抜いていたのだ。

更にナイトメアはXキャラ達に、「目的を手伝う代わりに、クロスとキャラの自由を奪う」という条件を追加し、Xキャラはナイトメアの支配から逃げられない状況となってしまった。更に今まで襲った時間軸がXアルフィーの手で隔離され、Xキャラの奪った「DETERMINATION」やスノーフルを一気に消滅してしまう。Xキャラを哀れと思ったナイトメアは、Xキャラを「X-EVENT」が終わるまでキラーサンズ(以降キラー)と共にナイトメアの為に働かせることに。

一方インクが何処かへ行ってしまい、宇宙が舞台のAUであるOutertaleに取り残された三人のサンズ達。サンズはそこでOutertaleのサンズと出会い、そして彼と共にナイトメア達を見つけてしまう。Outertaleのサンズはキラーに殺害され、更にそこにエラーも出現しサンズ達は捕らえられてしまった。

その後インクが現れる。しかしインクはサンズ達を助けようとはしなかった。実はインクは自身のソウルが存在せず、インクはいつも肩から掛けて持ち歩いている瓶の中にある感情のインクを摂取し、自身に感情を持つことができた。だがインクは、自身の計画を遂行する為に一切それを摂取せず全ての感情を無くしていたのだ。そしてインクの持つ"紫の瓶"は、自身の友人であるエックスガスターのソウルが入っていた

エラーはそれを取り上げるが、インクによる反撃、Xキャラによる参戦で再び争奪戦となってしまう。そしてインクが最後にそれを再び手に入れた。インクはAUの守護を「同じ世界・AUに数千ものバージョンの時間軸があり、それらの一部を心配する必要はない」と完全に放棄し、エックスガスターによる新しい可能性を見たいと願いそのソウルを解放する。

しかしエラーも「Doodle Sphere」にある数多くのAUを破壊した。だがインクは彼を「Anti-void」に送り、クロスのソウルを取り戻したことでエックスガスターは完全復活する。そしてXキャラは完全に「DETERMINATION」がなくなり消滅、UFサンズとSWサンズはXアルフィーの手で隔離してある元の時間軸にそれぞれ移動、サンズは元のTP後のUndertaleの時間軸へ戻されることになる。

Xガスターは、Xキャラを今回は特別に許しソウルも元通りにし、クロスもソウルと肉体を元通りに復活させ、説得は難しいと考え自身の仲間になるかどうかの選択肢を与えた。そしてXガスターはナンバーI~IXと共にその場を立ち去る。

その後クロスはナイトメアとクロスに襲われているドリームを助け、そして共にコアフリスクの「Omega Timeline(オメガタイムライン)」へ避難することになる。Xキャラは大人の姿で復活し、見知らぬ場所でXガスター達と自分の弟であるエックスフリスク(以降Xフリスク)に迎えられた。

OWNERS

シーンはUndertaleのGルートの時間軸にて、フリスク(キャラ)がサンズに最後の一撃を加えようとした場面がフラッシュバックする所から始まる。しかし、何とそこでサンズは900万分の1の確率で本来ならありえないのだがフリスクを殺すことになる。

そしてその時間軸に不具合が起き、リセットされたことでサンズだけが前の時間軸の出来事を覚えられることができるようになった。そしてサンズはフリスクに、以前の失敗したGルートのことを全て伝える。フラウィーは経験により一歩先を行ったサンズを、この現実の「所有者」として皆に嘘をつき時間軸の出来事を操作したと主張する。サンズはそれは正しいことじゃないと否定するが、フラウィーはサンズが過度に責任を感じてただ一人になりたくなかったと説明する。

キャラはサンズとの約束を守る気でいたが、フラウィーは「皆約束を破るよ」と言い、きっと誰も救えずサンズとフリスクも諦めると主張し続けていた。そしてサンズとキャラはフラウィーを殺し、その場を去る。

ここからは以前の話で、ガスターとXガスターの会話のシーンとなる。Xガスターは自分の実験体であるXキャラ達が起こした事件について謝罪し、全て自分で修正すること、そしてXガスターは皆に輝く未来が近づいていると言う。だがガスターは必然を変えることはできないと、この実験は「失敗」すると伝える。Xガスターはその発言に「自分より勇気のある者はいない」と考えを変えようとはせず、その場を後にした。

0.5 【Undertale】

Outertaleから元のUndertaleの時間軸に戻ってきたサンズ。どうやら何時間も居なかったらしく皆に心配され、誤魔化しながら答えるもその様子は尋常ではなかった。そしてそのまま雨が降り夕立ということでサンズ達は、七人で共に住んでいる家に帰ることとなった。ボロボロになったジャケットを捨て、フリスクのクローゼットにあった代わりのジャケットを着たサンズに、フリスクは何があったのかを訪ねる。サンズはあの出来事がトラウマとなっており、一部始終とそしてXガスターのことを全て話し終えた後、グリルビーズへ行ってしまう。

その後キャラとXガスターのことについて話すと、何とXガスターは二人の目の前に現れる。Xガスターはプレイヤーについての疑問を全て晴らすためにフリスクを連れて行こうとするが、二人は拒否し交渉をするつもりはないと断固として示す。しかしXガスターは諦めずたとえどんな手を使ってでも説得してみせるとフリスクに宣言した。

X-TALEのナンバーI~XIを持つ者達、そしてXガスターとインクはUndertaleに集まっていた。インクは自分の瓶を飲み再び感情を取り戻し、いよいよ計画を実行する時が近づきワクワクしてきたと伝える。そしてXガスターに自身に伝えられなかった計画の「第三段階」について尋ねるが、彼は答えようとしなかった。

Xキャラも大人の姿で専用服に着替えXガスター達の前に現れるが、インクの楽し気な態度に逆上し、ナイフを刺そうとする。しかしXフリスクに同じくナイフを向けられ、それは未然に防がれたのだった。Xキャラを除くナンバーI~XIの者達はXガスターに上書きされ、完全に意識はXガスターの支配下にあった。インクは「ある用事」を思い出し、Xガスターに何かを受け取りその場を去る。そしてXガスターは、Undertaleへの侵攻を開始する。

メタトンはマフェットのパン屋へ生中継に来ていた。しかしマフェットが期待通りの態度をしてくれず、撮影が難航している最中に町中の全ての電気が停止。それと同時に地震と攻撃が始まり、一気に大きな爆発が起こる。攻撃を起こしていたのはエックスメタトン(以降Xメタトン)とエックスマフェット(以降Xマフェット)であり、「過度な人口にはうんざりする」というXガスターの意向で町中の人々を殺害していたのだ。攻撃を止めるようメタトンが立ち向かうも、XメタトンとXマフェットの攻撃により始末されてしまう。

フリスク達が住む家や他の家も地震により被害を受け、トリエル・アズゴア・パピルス・アンダイン・アルフィーも異常を感じていた。メタトンと電話していたアルフィーは、急に連絡が途絶えたことから、メタトンに何かあったのではと感じ、パピルスの車で六人は共に町へ向かうこととなる。しかし別の場所に居たサンズはその光景を目の当たりにするも、ただ遠くからそれを眺めることしかできなかった。

そしてインクは、「Doodle Sphere」にて破壊されたAU達を眺めながら準備をしていた。「新デザイン」の姿で____

サウンドトラック

主に作曲を担当しているのはNyxTheShield(YouTube)氏であり、作者Jakei氏の夫でもある。他にもSoundCloudにてStereohead Studios氏などが一部楽曲を提供している。

NyxTheShield

エピソード

OSTリンク(YouTube)
Underverse 0.0こちら
Underverse 0.1こちら
Underverse Xtra Scene 1こちら
Underverse 0.3こちら
Underverse Xtra Scene 2こちら
Underverse 0.4こちら
Underverse 0.5こちら
X-TALEこちら
X-TALE Timeline Xこちら

キャラクターテーマ

エックスガスター12クロスこちらエックスキャラこちら
インクこちらエラーこちらドリームこちら
ナイトメアこちらフレッシュこちらコアフリスクこちら
キラーこちらインクフレッシュこちらジェノこちら
フェイタルこちらエピックこちら

Stereohead Studios

OSTリンク(SoundCloud)
Underverse 0.2こちら
Underverse 0.3 Part1こちら

番外編

パイロット版

Underverseの原点とも言えるアニメーション作品。またパイロットは、先行試作版という意味も持っている。このアニメーションには原作サンズフェルサンズスワップサンズアウターサンズジェノインクサンズエラーサンズが登場しており、「オリジナル(原作)と自分のお気に入りの6つのAU」を登場させているとのこと。使用音楽はじん(自然の敵P)氏のボーカロイド曲「ヘッドフォンアクター」。

Stupid Short

UnderverseのNGシーン集となっている。

「Antu-Void」にてエラーサンズが眠っている間に、フレッシュインクジェノが近づき、バイオリンで「主よ御許に近づかん」を演奏してエラーを困らせているだけの動画となっている。

エピソードの一つであるエクストラシーン2にて登場したAU「Undernovela」のシーンにてアフレコでのNG集となっている。取り上げられたNG集は以下のようになっている。

  1. アルフィーがUndyna(スペイン語でのアンダイン)を呼ぶ際に、「Alphys」と繰り替えし読んでいた。
  2. Undynaが「サンズはAsgoro(スペイン語のアズゴア)のライバルだぞ」と言う際に、セリフが途切れたり止まったりした。
  3. Asgoroが「Frisk(フリスク)」と呼ぶ際に間違えて「FRIST」と呼んでしまう。
  4. サンズのセリフが常に「sh」で終わるため、「sshhhh・sssshhhh」とふざける。
  5. イヌッスとイヌッサがスペイン語を話せない。
  6. パピルスによる「Gran Papiro(偉大なるパピルス様)」という自己紹介。
  7. フリスクが喋る際にエックスキャラの迷惑に。
  8. サンズが銃を構えるシーンで、エックスガスターがバックに映りこんでおりテイク2となるが、テイク2ではセリフがちゃんと喋れなくなってしまう。
  9. フリスクがスペイン語を理解できており興奮するも、クロスには訳が分からず困惑してしまう。

ANDARVARSA

てっきり続編のトレーラーかと思ったら、Jakei氏の2017年のエイプリルフール動画。動画内ではStoryshiftにてエックスキャラに操られた(Storyshiftの)キャラと、その攻撃を受けたアズリエル。またエックスキャラと対決するGlitchtaleのオリジナルキャラクターベティーが描かれている。しかし所々で絵が雑になったり可笑しな所が出てきたり、エックスガスターと背景に”SansAprilFoolsday”と書かれたハートの木が登場しと、もう完全なるネタ動画となっている。

ネタバレ

【注意】以降、Underverseの重大な内容及びネタバレが含まれています。閲覧される際はケツイを抱いて進んでください。

OVERWRITE

上書き」という意味を持ち、読みは「オーバーライト」。かつてエックスガスター自身のソウルから生み出された能力である。このボタンは「時間軸の運命を完全に書き換える能力」を持っており、時間軸の状態だけではなくキャラクターの思考・行動・記憶・立場(役割)を変更、また時間軸の状態を永久に消去あるいは変更する事によって新しい時間軸またはAUの新たなストーリーを作成する事が可能となっている。また発動条件はボタンを押すだけであり、普段ならキャラクターも気付くことはなく簡単に時間軸を書き換えることが可能となる。

ただし能力自体に制限も多く、能力が不完全な状態ではAU・マルチバース(多次元世界)自体を上書きできないようになっている。またその場合発動した時間軸とその時間軸に存在する物やキャラクターのコードしか能力が効かず、効果も永続的に続くとは限らなくなってしまう。そして「リセット」の力を使うことで時間軸の変更を元に戻し、全て0の状態へと戻ってしまう。また上書きする対象物が特定のコードを持たない特殊な物・キャラクターの場合、この能力は無効となってしまう。ボタンは使用者が破壊することが可能となっているが、下記の三人以外は現状でこのボタンを破壊することは不可能となる。

このボタンを使えるキャラクターは現在、エックスガスターエックスフリスクエックスキャラとなっている。また使用する目的も三人ともそれぞれ異なっている。エックスガスターはこのボタンを使い、「X-TALE」を完璧なストーリーにしようとするが、XフリスクとXキャラは自分自身と友達を解放するためにそのボタンを使用していた。

このボタンは幾つかの断片に分けることができるが、能力も完全なものではなくなり一時的に幾つかの時間軸または物・キャラクターのコードを変更できるだけの能力となってしまう。

使用者のソウルの中にあるボタンの断片を使用するには、50%のソウルの「HP」が必要となる。またソウルの中に50%の「ケツイ」があればその制限を無くし全力で使い続けることが可能となる。(Xキャラが物語序盤でボタンを使えなかった理由はXキャラに「ケツイ」と「HP」がほとんどなかったことにあり、Underswapのキャラの「ケツイ」のほとんどを奪った際に体力(HP)も奪えようやくも使用可能に。しかしキャラが死んだ時にそのHPとケツイも同時に消滅してしまい再びボタンは使えなくなっていた。)

ボタンの断片は設定を変更することができ、モンスターまたは人間だけが使用できるよう変更が可能。設定した種族以外の存在は、そのボタンを使用することが不可能となる。(「X-EVENT」の能力の一部が使用できるも、クロスが「OVERWRITE」が使えなかった理由はその時は人間のみそのボタンを使えるよう設定されていたからである)

X-Event

読みは「エックスイベント」。エックスガスターのソウルの半分を所有する存在に与えられる称号であり、エックスガスターの基本実験。また「X-TALE」また他AU・マルチバース(多次元世界)で「OVERWRITE」を使った存在によって始まったイベントとなっている。

エックスキャラのソウルと、エックスフリスクの肉体を器としている。目的は、「ケツイ」の力を持つ人間に上書きの能力で新しい何かを創造する機会を与え、エックスガスターのために新しいアイデアを生み出す道具として使い、自分で考えを洗練させるために意見を取り入れるためである。エックスガスターのソウルによって「OVERWRITE」の力が使えるが、人間にのみ力を最大限に使えるようプログラムし直したため、モンスターにはこの能力は使えない。

エックスフリスクとエックスキャラは実験のために「X-Event」の試作品として作られたが、二人は実験を止め「X-TALE」を自分自身でより良い世界にする為にエックスガスターの殺害を、「X-TALE」の全てのキャラクターの過去の時間軸の記憶を思い出させ試みる。しかしその計画はクロスによって阻止されることに。

その後、エックスフリスクを殺害しX-Eventのソウルを吸収することで、クロスは後天的な「X-Event」となった。しかし上記の理由で「OVERWRITE」を使用はできず、X-Eventの一部の能力を手に入れた。また作中で「X-Event」となっているキャラクターはエックスキャラエックスフリスククロスの三人となっている。

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Underverseの編集履歴2021/02/03 19:52:27 版