「私は貴方様のために命をかけて戦います!」
CV:植田佳奈
概要
「下弦の肆」の席位を与えられた、赤い着物を着用した二角を持つ娘といった風貌の鬼である。席位に従い左目には「下肆」の文字が刻まれている。
下弦では紅一点となる。
活躍……というか、その儚い生涯というか……。
"下弦の伍"である累が倒された事に怒る無惨により、下弦の壱、弐、参、陸と共に召集される。
以前とは姿も気配も全く異なり、女の姿で現れた無惨に恐怖する。そして、無惨だと気づかなかったことを「申し訳ございません」と詫びるも、鬼舞辻は「誰が喋って良いと言った?貴様共のくだらぬ意思で物を言うな」と一喝。下弦の鬼達の不甲斐なさを責め立て始める。
無惨は血を分け与えた者の思考を読み取ることができるため、その前ではいかなる嘘も隠し事も不可能である。無惨は零余子に「お前はいつも鬼狩りの柱と遭遇した場合、逃亡しようと考えている」と指摘する。必死に弁明する零余子に対して、無惨はパワハラそのものの滅茶苦茶な理屈で彼女の言葉をねじ伏せる(見出しの文章はその際のやり取り)。 もっとも実働部隊として十二鬼月に入ってからが本番としていた無惨の言からすれば命がけで戦うのは当然、策もなく柱との戦いを避けた時点で失格という事なのだろうが
そして涙を流し絶望顔になった彼女は次の瞬間、無惨の触手に踏み潰され食われるという、悲惨な最期を遂げたのであった。
余談
総登場コマ数16コマ。無惨の恐怖と理不尽さを引き立てるためのモブキャラの部類なのだが、「ひたすら怯えて、絶望顔でガタガタ震える鬼娘(しかも、ルックスはかなりレベルが高い)」というキャラのせいか、一部では妙な人気がある。
名前
上記の通りに、その不憫すぎる扱いゆえに密かに人気を獲得していたキャラであったが、1回限りで退場した為、名前が不明だった。
公式ファンブックでようやく零余子(むかご)と判明した。
そのため、pixivでは下弦の肆の方がタグとしては多く使われている。
関連イラスト
関連タグ
鬼滅の刃 鬼舞辻無惨 鬼(鬼滅の刃) 十二鬼月 下弦の鬼 下弦の肆
零余子(むかご)…名前の由来
下弦の鬼
魘夢(壱) 轆轤(弐) 病葉(参) 零余子(肆) 累(伍) 釜鵺(陸)