CV:銀河万丈(日本語ボイス)
概要
『バイオハザード・リベレーションズ』で登場したキャラクター。
アメリカ合衆国直轄の対バイオテロ部隊FBCの創設者である長官。
地中海の海上都市テラグリジアで発生したバイオテロ(通称テラグリジア・パニック)においてFBC代表として対策を指揮し、最終的に太陽光発電システム「レギア・ソリス」の放射熱で汚染された街を丸ごと焼却処分という強行的な手段で消滅、事態を収束させた。
※以下、ネタバレ
実はテラグリジア・パニック自体が、テロ組織ヴェルトロの指導者ジャック・ノーマンを利用した自作自演であった。
共謀者であったノーマン率いるヴェルトロにt-Abyssウィルスを提供してFBCの権力拡大のためにテラグリジア・パニックを引き起こさせ、事が済んだ後は、ノーマンを含むヴェルトロメンバー全員を拠点としていた船ごと海に沈め、自らは「ヴェルトロを壊滅させた英雄」として目論見通りにFBCの権威を向上させた。
要するにマッチポンプであったが、モルガンに不審を抱いたBSAAのクライヴ・R・オブライエンや彼の部下であるクリス達にテラグリジア・パニックの真相を暴かれそうになると、彼らの口も封じようと、BSAA隊員が調査中のヴェルトロの関連施設を爆撃したり、クリスやジルの乗った船を沈めようとしたり、FBCの部隊を率いてBSAA本部を襲撃してオブライエンらを拘束する等、手段を選ばずに強硬手段へと走っていた。
また、ノーマンも当初からモルガンを信用しておらず、万が一のために取引の様子をPDAに記録していた。
最終的にクリス達が沈没船で回収したPDAの記録をBSAAや部下達の前で放映された事で全ての悪事が暴かれ、直後にオブライエンの手で逮捕された末にFBCも解散となった。
その際には抵抗する事も取り乱す事もなく「BSAAは大きな間違いを犯しているぞ」と口にしていた。
そして、このモルガンが言い残した発言は16年後に思わぬ形で現実となってしまう事となる…
関連タグ
フレデリック・ダウニング、スベトラーナ・ベリコバ:同じく最終的に破滅しながらも命を落とす事なく退場したバイオハザードシリーズの黒幕。どちらも己の野望のためにテロリストを利用していた。
小津勇一:ドラマ『銭形警部』の登場人物。こちらもモルガンと同様に自身が捨て駒として切り捨てた共謀者の犯行記録が原因で足元をすくわれた黒幕である。