「お前の攻撃は……予測しやすい」
CV:天野浩成
概要
『仮面ライダー剣』第35話「危険な変身!?」、第36話「最強フォーム」に登場。
トライアルDが倒された後、広瀬義人によって新たに制作されたトライアル。アンデッドの細胞と橘朔也のデータを元に作られており、橘の行動パターンを学習し、その通りの戦闘行動を行うという特徴を持つ。作中では攻撃を回避しつつ、その隙を狙い銃撃叩き込むという、橘らしい戦法も見せた。
右手に装備したアームガンは『単発(シングル)モード』と『連射(バースト)モード』に切り替えが可能で、その命中精度は百発百中を誇る。
左手には電撃棒『トライアルグリラー』が装備されており、そこから75万ボルトの電撃を放って攻撃対象の動きを封じることか可能とされる。
アンデッドとの融合計数が極めて高い剣崎一真の生け捕りを使命としており、彼をつけ狙い暗躍。一度はその高い戦闘能力で仮面ライダーブレイドジャックフォームを敗北に追い込むが、偶々近くにあった消火器を吹き掛けられて失敗してしまったため、その場にたまたま居合わせた剣崎と偶然知り合った少女・羽美を人質に彼の打倒を目論んだ。
しかし威嚇射撃で倒れた剣崎を回収しようとして、うっかり羽美を解放してしまった挙句、剣崎への発砲も邪魔され、剣崎がブレイドに変身する隙を作ってしまう。(詰めの甘さも親譲りのようである。)
キングフォームへとフォームチェンジしたブレイドの装甲に自慢の射撃は全く通用せず、最期は『ロイヤルストレートフラッシュ』を受け消滅してしまった。
トライアル
ハイパーバトルビデオ『仮面ライダー剣VSブレイド』に登場したトライアルEの亜種。外見上はトライアルEそのままなのだが、書籍ではトライアルEとは別個体として紹介されており、上記の名称で紹介されている。
製作にカメレオンアンデッドの細胞が使用されているらしく、劇中では剣崎の姿に擬態して白井邸に侵入。剣崎の部屋に置いてあったブレイド用のブレイバックルのデータをコピーすることで偽仮面ライダーブレイドに変身し、本物の剣崎や他のライダーたちに襲いかかった。
余談
カラーリングの元ネタはシャドームーン。
なお、トライアルEの威嚇射撃を浴びた剣崎の血液の色はこの時点では赤色であったが、物語の終盤では広瀬博士や橘の危惧通りの結果になってしまった