「何で怪獣は生まれてくるの?」
概要
『SSSS.DYNAZENON』に登場する怪獣。
今のところ誕生した経緯は不明だが、第1話冒頭では、何者かが白い石を町に向かってばら撒いていることから何かしらの関連性はあると思われる。
シズム曰く、怪獣優生思想によって産み出された存在ではなく、人間の意思によって育てられた存在らしい。
その存在を発見した怪獣優生思想がインスタンス・ドミネーションによりコントロール(『掴む』と表現される)することで、インスタンス・ドミネーション前よりも巨大化して、破壊活動を行う。
物体の浮遊やワープ、爆発などの個々の怪獣の持つ能力の発動時には、周囲に光の粒子が撒かれるという共通点がある。
前作の物とは違い、産まれた時点では特に目的意識もなく徘徊しており、無作為に能力を発動する等の迷惑行為を働きはするものの人間に対して明確な悪意を持った行動を取らない等、野性動物のような生態を見せている。
ガウマや怪獣優生思想など「怪獣使い」を名乗る存在からの扱いは総じて「道具」「手段」「兵器」のような物であり、「生命体」とは見られておらず各個体への情は希薄。
一覧
登場回 | 名前 | デザイナー | 操った人物 |
---|---|---|---|
第1回 | シャルバンデス | 西川伸司 | 不明 |
第2回 | グレージョム | 酉澤安施 | ジュウガ |
第3回 | バーナドドン | 丸山浩 | オニジャ |
第4回 | ディドラス | 西川伸司 | ムジナ |
第5回 | ネオフォビア | 田口清隆 | シズム |
第6回~7回 | ブルバイン | 岡本英郎 | オニジャ、ムジナ |
第8回 | ザイオーン | 坂本勝 | 無し |
余談
デザイナーは前作の5人から7人に増えており、西川伸司、丸山浩、板野一郎が続投。新たに酉澤安施、岡本英郎、田口清隆、後藤正行が登板している。
特撮によくある着ぐるみの改造を意識しているのか、一部の怪獣をよく観察すると前作の怪獣の意匠を持っていたり、よく似た体形の個体も散見される。
関連項目
マイナスエネルギー…ウルトラシリーズにおいて、人間の感情が怪獣を成長させるという設定。