データ
身長 | 油断大敵怪獣 |
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身長 | 71m |
体重 | 6万t |
誕生日 | 2020年5月28日 |
概要
第2回「戦う理由って、何?」に登場。
サイケデリックなカラーの蛾や蝉、蜻蛉やタガメ等複数の昆虫を思わせる要素が入った人型怪獣。
脚部の蛇腹模様等、どことなく前作のアンチに似ている。
羽を広げる事で光の粒子を撒き散らしながら瞬時にワープができ、胸からはビームを出す。両腕の先端には鋭い刃が生えている。
ワープ能力は羽根を広げているときに有効で、羽根を封じられるとできなくなってしまう。
ちなみに、コイツを実際に見た時のオニジャの感想は「すげぇ色だなおい」。
活躍
川の中から出現すると、羽化直前の蝉の幼虫のように橋げたに止まってうずくまっていたが、怪獣優生思想に発見され、ジュウガのインスタンス・ドミネーションによって凶暴化・巨大化。街中で暴れ始めた。
駆け付けたダイナゼノンを、操縦メンバーの一人である麻中蓬が操縦訓練に参加しなかったこともあってワープ能力を駆使して圧倒。
一旦各メカに分離して戦うこととなったダイナゼノンの攻撃をものともしなかったが、山中暦にワープ時に羽根を開くことを突き止められ、ダイナソルジャーとダイナウイングが合体した「ダイナソルジャー・ウイングコンバイン」に空中で羽根を封じられて動けなくなり、放り投げられたところを川で待機していたガウマが乗るダイナダイバーの「ダイナランチャー・バーストミサイル」で羽根を壊され完全にワープができなくなり、そのまま全身にミサイルを受け爆死した。
余談
デザイナーは酉澤安施。『ウルトラマンメビウス』以来の参加となる。
頭部のモチーフはミヤマクワガタ。ありきたりにならないように、頭から首にかけて大顎を逆向きに複数付け、後頭部の立ち上がり部分も頭部の出っ張りをイメージしている。蛇腹の節は幼虫、腹部は気門、大腿部や肩は昆虫の鞘翅、振動波器官はクモの巣、羽はトンボ、手はカマキリがモチーフとなっている。拡げた翅で瞬間移動をすることから、スマートな人型でゼットンを彷彿とさせるものとゼットンの顔をイメージした発光部が胸にあるものの二案を合わせ、振動波器官と同様のモチーフを翅にも入れ、口はインセクタスのような感じにしている。シャルバンデスに光るラインがあり、この怪獣は昼間に登場することから、光るラインはなくしている。色はシャルバンデスが寒色系であったことから、暖色系となったが、ダイナゼノンが赤をメインとしていたため、ビビッドな色としてピンクをメインとすることとなった
川から出現した際には近くにあった船舶をいくつか岸辺に打ち上げており、その中には星斬丸という名前の船がある。これはメビウスに登場した宇宙剣豪ザムシャーの愛刀と同じ名前である。
というかザムシャーのデザイナーはグレージョムと同じ酉澤氏である。
名前の由来は「クレショフ効果」から。「映像群がモンタージュ(編集)され、映像の前後が変化することによって生じる意味や解釈の変化」のこと。
別名の「油断大敵」は「油断は物事の失敗の元で恐ろしい天敵である」と意味する四字熟語である。
関連タグ
SSSS.DYNAZENON 怪獣(SSSS.DYNAZENON)
ハイパーゼットン:昆虫的なデザインや、瞬間移動、胸からのビームなどの共通点がある。