「ラドンは?『ありえない生き物』?」
CV:鈴村健一
概要
金髪に黒サングラスといったチャラい印象を受けるが、これでもジャーナリストらしく、「独立自営ジャーナリスト」を自称する。しかし、その外見や軽い性格から他の人物から怪しまれている。
「怪獣」の情報を収集している模様。また、武器に対して異様に詳しい。
第3話にて李博士の代理として銘と出会い、(彼女に怪しまれつつも)博士から頼まれた「花が埋め込まれた立方体の小さな結晶(アーキタイプ)」とドバイまでの交通費込みの招待状を渡した。
その時の会話にて銘と彼女の専攻であるビオロギア・ファンタスティカに興味を抱き、上記の質問をなげかけたが銘は「実際にいたわけだから『ありえた生き物』」と返答している。
第4話ではラドンに付着していた赤い砂こと『紅塵』の研究発表に出席し、「紅塵の人体や怪獣への反応の違い」や「ラドン以外の怪獣の出現の可能性」を質問した。
その後、ラドンの死骸を食い漁った怪獣を探しに山へ行ったところ、同じ理由で山を探索していたユンと侍と出会う。また、その直後自衛隊員がその怪獣に向かって放たれた銃声を聞いた際にその銃火器の種類や狙撃方法などをほぼ正確に推測していた。
第5話ではビデオカメラを片手にユン達と怪獣の捜索を行い、ついにその怪獣…アンギラスと遭遇し、その一部始終を撮影していた(そのおかげでアンギラスの常識を超えた反応速度が判明することになる)。
東京湾にて別の怪獣が出現した後も「メディアの話題が大きいから調査できない」としてアンギラスの調査や山狩りに参加していた。
第6話でもアンギラスの撮影をしていたが、第7話にてミサキオクの地下に侵入し、(逃尾市に売られていたラドンの人形を囮にして)骨の秘密を探っていた佐藤をスタンガンで気絶させたのち怪獣出現の要因とおもしき高濃度の放射能を放つ例の巨大生物の全身骨格を狙うかのように近づくのだった……。
第11話では銃で武装した集団と共にミサキオクを襲撃、局長含めた職員とユン、侍を拘束しながら葦原が最初に発見した『特異点』である地下に眠る意思を持った骨格(の頭蓋部分)を強奪してヘリで立ち去ってしまう(曰く「骨はオークションで売り飛ばす」とのこと)。その後のシーンでウパラにある遺跡で銘と再会し、下記の問答をしたあとで「世界の命運を君に託す」と彼女への協力を表明している。
(なお、このとき彼は特異点を「不可能を可能にする魔法のランプ」に例えており、ユンと銘にどんな願いも叶えるが同時に破局をもたらし簡単に破壊できるものではないそれをどう対処するか問いつめ、前者は「ランプに自身の消滅を叶えさせる」、後者は「対処はランプ自身に考えてもらう」と答えた)
佐藤の部下の調査によると、ユン達にフリージャーナリストと名乗っていた一方でフリーの諜報員とも名乗っていたようで、シヴァ共同事業体が各国の組織の寄り合いみたいなものと説明していたことから彼もどこかの国に雇われて行動していた可能性がある。
余談
彼の声優を勤めている鈴村健一は『GODZILLA 星を喰う者』にてハルオ・サカキの父親アキラ・サカキを演じており、偶然かオマージュか「主人公に花の埋め込まれた大切なアイテムを渡す」という役割が共通している。
関連項目
九条貴利矢:仮面ライダーエグゼイドの登場人物。人を食ったような飄々とした態度やファッションセンス、裏の事情を独自に探る謎めいた行動など、キャラ造詣に似た部分がある。