「変えることのできない未来を予め知れたからって、何かいいことあるのか?」
CV:木内太郎
概要
町工場「オオタキファクトリー」の社員で、ユンの同僚。
筋骨隆々のマッチョマンで筋トレが趣味。
銘とは高校時代の同級生で、趣味と「はべる」という名前から高校時代は「バーベル」という愛称で呼ばれていた。
思考が先走りがちなユンや陰謀論を根拠に大暴走する所長に付き合いよく接したり、偶然会った元同級生での銘をバイクで送ってくれたりと、オオタキファクトリーのメンツでは比較的に常識人な方。
世界的に注目されている特許所有者である所長や、プログラミングで類稀な才能を持つユンと比較するとスキル面では流石に劣るが、社のケーブルの製品番号を(ぼんやりとだが)覚えていたり、技術トラブルの際に単独派遣を命じられる、バイクを改造してラドンを誘導させる電波装置「対ラドン用アンテナジャイロキャノピー"ジャイロZ"」を開発する等、技術者としての技能は一端以上にある。バイクの運転もでき、普段から他の社員のアシ役をやっている。ユンの難解な理系トークにもある程度は理解を示す(そして視聴者に分かりやすいよう噛み砕く)など、常人よりは遥かに知的な面もある(上記の台詞も、未来を見ることが出来るアンギラスが「自分が死ぬのが分かっていたはずなのに出てきた」ことに対していったことである)。
しかし高校時代から下の名前をもじったバーベルなるあだ名を頂戴し、所長に怒鳴られたことに気付かず夢中で懸垂を続けるなど、変人揃いのオオタキファクトリーの社員なだけあって少々アレな面も見せる。
そのガタイに見合って食へのこだわりは強く、社の面々で深夜のファミレスに行った際、大滝はハンバーグプレート、ユンは巨大なパフェを食べる中、彼はステーキプレート、大盛りの五穀米、チキンカツらしき物、サラダの小皿、ハムらしき料理…と2、3人前の量を食べていた。また、ユンに二週間後にブラジル(作中のファミレス)の新メニューを食べると推理された際には、「お前ブラジル好きだな」と述べるも、その日の夕食と推理された日に食うであろうメニューを定食屋『みつよ』のカツと答えているため、ブラジルが好きなユンと比べてみつよに傾倒している様子。
鍛え上げられた肉体も伊達ではなく、9話ではクモンガのドリル状の前脚や体液を素手で受け止めて攻撃を防いだり、糸で縛られた被害者を抱えて脱出する、最終話に至っては飛行能力を備えたばかりで出力不安定のジェットジャガーPPを飛び立たせるため自身がカタパルトを代行して持ち上げるなど、その怪力が遺憾なく発揮されている。
余談
侍の声優を勤めた木内太郎氏も筋トレが趣味でかなりのマッチョであり、彼を調べた視聴者からは「リアル侍」とさえ呼ばれており、テレビ放送最終回直前に配信されたクライマックス記念特番でもそのことが語られたうえに筋トレ用のプロテインとのコラボ商品までもが発表された。