概要
ニンファドーラ・トンクスの母。
ブラック家出身の純血の魔女で、姉はベラトリックス・レストレンジ、妹はナルシッサ・マルフォイ。→黒姉妹
シリウス・ブラックの従姉で、ナルシッサの息子ドラコ・マルフォイの伯母にあたる。
ブラック家出身だが駆け落ちで家とは絶縁しており、不死鳥の騎士団に夫テッド・トンクスと共に協力している。
容姿
容姿は姉であるベラトリックスに瓜二つで、それ故に勘違いしたハリー・ポッターからは初対面時に失礼な言葉を浴びせられた事がある。
しかし、髪色は黒髪の姉とは違いライトブラウン(ブルネットとも)で、さらに決定的な違いとして目付きが優しい。
どちらにせよ姉も妹も美人なので(ベラトリックスはアズカバンに収監されていた影響で一時期容姿が衰えてたのを除いても)アンドロメダも美男美女が多いブラック家の人間にもれず美しい容姿の持ち主といっていいだろう。
人物
前述通りブラック家の出身で、ホグワーツではスリザリン寮の出身である(スラグホーンの発言からシリウス以外のブラック家出身は全員スリザリン出身だったらしい事を踏まえて)が、彼女はシリウス同様にブラック家の極端な純血主義の家風に馴染めず、シリウスと意気投合していた。
やがてマグルから魔法使いになったテッド・トンクスと駆け落ち同然に結婚。純血主義のブラック家の家系図からは抹消され、姉妹とも絶縁状態になっている。姉と妹がヴォルデモート側の陣営であるのに対し、彼女はアルバス・ダンブルドア側の陣営であり、正式な団員ではないが不死鳥の騎士団に協力している。
作中での活躍
アンドロメダは、おそらくハリーポッターシリーズの登場人物の中でも有数と言えるくらい立て続けに不幸な目に遭っている。
7巻では死喰い人により拷問を受け、夫と娘と義理の息子を殺され(しかも、娘を殺したのは実の姉)、家族全員を失い、残ったのは自分の孫のテディ・ルーピンだけになってしまった。
しかし、その後はテディを育てあげ、彼はハリー・ポッターの後見を受けて成長、ハッフルパフのホグワーツ首席となるなど立派に育った。
映画には残念ながら未登場。
余談
ホラス・スラグホーンと並んでスリザリン出身の良識的な一般人のキャラクターである。
娘にニンファドーラという「可愛い水の精」の名前をつけており、キラキラネーム的感性の持ち主。
関連イラスト
関連タグ
(作品)
(コンビ〜グループ)
(関連キャラ)
(ブラック家の異端たち)
セドレーラ・ブラック……特にアンドロメダと似ている