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練白龍の編集履歴

2021-06-25 10:05:50 バージョン

練白龍

れんはくりゅうまたはれんばいろん

週刊少年サンデー作品『マギ』の登場人物。

「…煌帝国を、滅ぼすことです。」

「ザガン!俺に力を貸してくれ!!」


プロフィール

出身地煌帝国
立場煌帝国第四皇子
年齢21歳(初登場時15歳)
身長165cm→172cm
体重58kg
血液型AB型
家族構成実母、実姉1人、義兄・義姉複数
特技槍術
趣味料理
好きな食べ物白瑛の手料理
嫌いな食べ物同様
好きなタイプ凛々しい女性
嫌いなタイプ不真面目な人
好きな休日の過ごし方鍛錬
悩みごと不明
弱点冗談
CV小野賢章

人物

シンドリアへ留学生としてやってきた煌帝国の第四皇子。

初代皇帝・練白徳の第四子・三男だが、現在は二代目皇帝・練紅徳の養子に取られたために、継承権の低い現在の立場になっている。血の繋がった存命している姉弟は練白瑛のみであり、彼女が姉であると同時に母親代わりでもあるとのこと。紅徳の事は「義父」と呼ぶ。

アラジンアリババモルジアナと共にシンドリアに出現した迷宮ザガンへ向かい、攻略。その後は自分の使命のために再び煌帝国へ戻る決意をし、アクティアまで三人に同行していた。

煌帝国編ではジュダルと共に主役を務める。

アリババの対に位置するキャラクターでもある。


非常に生真面目で礼儀正しく、姉同様「痛いくらいまっすぐなルフの持ち主」。白瑛に身の回りのことは自分でできるよう一通り仕込まれたため、料理が得意であり趣味でもある。

普段は冷静かつ気丈にふるまっているが、幼い頃他界した兄の損失を埋めるべく、立ち振る舞いを意図的に模倣しているためであり、本来は心優しく泣き虫な性格。一方でキレると泣き喚いて周りに罵声を浴びせまくる一面も。

上記の弱点の通り、冗談が通じない故にプライドも高く、幼い頃から姉をはじめとした周りの人々に助けられながら生きてきたことに強い劣等感を抱いており、ザガンの迷宮ではなにかと自分一人で何とかしようと強がり続けていた(アリババには「カシムに似ている」とその言動を危惧されていた)。

大聖母との戦いで、母である練玉艶の幻影を見せられて以降、殺伐とした面を見せるようになり、アリババ達や白瑛を困惑させている。またモルジアナへ好意を抱き、別れ際にキスまでしてやや強引な告白をするが、静かに拒絶された。


父親である白徳に似た整った顔立ちの持ち主で、同じく父親似の白雄とは瓜二つらしい。兄弟に共通する先の分かれた眉毛と口元の黒子が特徴的。右目が青、左目が灰色のオッドアイ。髪は結い上げているだけで、実際は肩より下まである長髪である。

顔の半分を覆う傷は火傷の跡で、宮中の火災から逃げる際に負ったもの。服で隠れているが左半身は肩から足首まで跡があり、右の腿にも及んでいる。オッドアイなのも火事の後遺症と思われる。

ザガン攻略後、イスナーンの術によって左腕が切り落とされ、以降は木製の義手をつけている。


武器は常に持ち歩いている青龍偃月刀を主に使用しているが、剣の扱いにも長けている様子。

魔力量が多く、魔力操作が得意。後述の「ザガン」の能力との合わせ技や、刃の周りに魔力の膜を張り、切れ味の増強や保護を行うなど、幅広い使い方をしている。



彼の抱く目的は、組織に蝕まれた煌帝国を自分の手で取り戻すこと、及び練玉艶への復讐。

亡き父・白徳と兄・白雄と白蓮を殺した首謀者は、その存在を疎んだ玉艶=アル・サーメンのトップであるアルバである。

実は白龍は二人の兄の死に際に瀕しており、兄らと共に火の中に閉じ込められた時に白雄から玉艶の正体と真実を教えられ、彼の命を賭した手立てによって、一人火事の中から生き残るに至った。白雄・白蓮が亡くなった際、本来なら皇位継承権は紅徳より白龍の方が上位にあったが、まだ幼く重症を負い昏睡状態にあった彼には不可能と判断され、二代目皇帝の座は紅徳に委譲された。紅徳が白徳を疎んでいたこともあり、国政に関わる権限は一切与えられておらず、他の兄弟に比べて冷遇されている立場にある。

シンドリアへやってきたのも七海の覇王と謳われるシンドバッドの助力を得るため。しかし復讐に憑りつかれる白龍の姿勢や、犠牲を多く伴う方法故に、マギであるアラジンや実の姉の白瑛には助力を求めるも難色を示され、なかなか事を起こす力が整わないままだった。が、元々白龍を気に入っており、「おまえだけが自分と同じものを持っている」と謳うジュダルを協力者として得、ついに始動。

依り代戦を傍観のみで離脱した後、ジュダルが出現させた第68迷宮「ベリアル」の攻略に向かう。


ベリアルの迷宮にて白龍自身の大事な人の姿(白瑛、モルジアナ、アリババ)を見せられ、彼らに彼自身が頭の片隅で考えている清廉潔白な考えを諭され仲間として戻ってくるよう諭される。

が、玉艶の手下と成り果てている紅炎たち、組織によって作り変えられていく様を黙って見ていた国の者たち、組織に蝕まれたままの現状を大義のために受け入れるべきとされる理不尽への怒りが捨てられず「堕転」し、幻影とはいえ白瑛とモルジアナを切り捨てる。その後、ジュダルの手引きにより迷宮を攻略、シンドバッドや紅炎に次ぐ3人目の複数迷宮攻略者となった。


迷宮脱出後は戦力を得るために煌帝国領の南天山前線にある第九補給基地を拠点にザガンとベリアルの能力を使い、兵の頭にザガンの能力で植物を仕掛けて憎しみと興奮の回路を刺激させ「玉艶と紅炎が煌帝国を乗っ取り、このままでは家族が無残に殺される」という幻を6日間休まず見せることで記憶を固着させ、強靭な戦士を作り上げた。

決戦直前には紅炎が仕掛けたフェニクスの「いましめの輪」により行動を抑制されるも決して捨てられない怒りから立ち上がり、玉艶を討つために煌帝国帝都の洛昌に攻め込む。

前もって仕込んでいた策でアル・サーメンの魔導士を味方に付け、戦力差をひっくり返すも、アルマトランのマギである玉艶の魔力量の有利と攻撃力の高さに苦戦を強いられる。が、ジュダルが予め設置・発動させた「絶縁結界」の効力により宮殿一帯が魔法使用不可に。白龍の枷となっていたフェニクスの効力も消え、勝負は剣戟に移行。当初は反対の意向を示すも白龍側に寝返った李青龍・周黒彪の加勢を得、激しい戦いの末に玉艶を殺害した。

玉艶戦後は一時的に放心状態になっていたが、占領国の文化や歴史を奪い、怒りを取り上げることで世界を一つにしようとする紅炎たちを「人間から尊厳を取り上げている」と非難し、紅炎を殺すことを決める。

元々玉艶に迎合していた紅炎は倒す対象ではあったものの、金属器の能力で兵士たちに怒りを植え付けた白龍の掲げたその大義は、あまりに自身を顧みないものだった。「サイッコーにぶっ壊れてる」と称したものの、ジュダルが伏せていた内心を全て理解した上で自身の在り方を肯定したことを白龍も察し、二人で死ぬまで世界と戦い続ける決意を固める。

皇帝として勅令を出し、紅炎たち兄弟と完全に決別。煌帝国東軍総大将として紅炎率いる西軍との戦いの準備を進める。


最中、一致団結してアル・サーメンと戦うため、バルバッドを戦場にしないため、アラジンと説得に来たアリババを「偽善者」「一人では何もできない王の器」と拒絶し、アリババと交戦。極大魔法の撃ちあいでアリババの精神を亜空間に飛ばした代償に、両足を焼き切られる重傷を負う。

さらに交戦していたアラジンの魔法でジュダルを失い、実質孤立無援状態に。不本意と言いつつも当初の計画に立ち返るとナナウミと合流し、華安渓谷に本陣を構え、西軍を迎え撃つ。

敵より圧倒的に少ない強化兵と二つの金属器、支配下に入れたアル・サーメンの魔導士、眷属同化を促進させた李青龍・周黒彪を率いて戦うも劣勢を強いられ、魔力切れで義肢を保持するのもままならない状況に追い込まれるが、かつて協力を要請していたシンドバッド、及び七海連合の介入で戦況を逆転。「一人で国を取り戻せなかった」と悔いを残しつつも内戦に勝利する。


戦後、牢に入れられた紅炎に剣を突きつけ詰問。自分よりも力を持っているはずの紅炎は玉艶を見逃し「皇帝になりたくなかった」のではなく、彼に玉艶を利用・処分する力はなく、本当は白龍と同じように復讐の機会を窺っていたことを知る。

紅炎からは紅明と紅覇の内政への参加、最中に飛び込んできたアラジンからは紅炎の処刑の回避を嘆願されたがどちらも拒否。紅明と紅覇には流刑、紅炎には斬首刑を下すことを決断。処刑前夜に紅炎にフェニクスの能力で左腕と両足を蘇生され、穏やかに別れの言葉を掛けられる。


紅炎処刑後、シンドバッドに「近いうち革命を起こす」「国の垣根はなくなる」と告げられ、国を取り戻すために払った犠牲を思い、紅炎が残した白雄の剣を自分の首に向けるが、モルジアナに制止され、「国を守るために生き抜いてほしい、今後自害を考えているように見えたら自分が止める、ずっと見張っている」と伝えられる。

彼女が去った部屋で紅炎を殺せなかったこと(処刑前夜に思いとどまり流刑にしていた。処刑で首を落とされた紅炎はアラジンの作った幻)、もう怒りを原動力にする生き方を続けて空虚になるわけにいかないこと、国と生きるために復讐を終えることを兄の剣に向けて独白。「これからは託されたものを守っていく」と煌帝国第四代皇帝に即位する。


最終章にて、シンドバッド主導の「戦争のない世界」で傾いた煌帝国をよく治めていたものの、突如勃発した独立戦争の責任を問われ一年少々で退陣。国際連合に厳しく管理されている金属器「ザガン」を持ち出して失踪。そして交際連盟によって指名手配がかけられた。


2年前にアラジンからアルバが白瑛に憑依したことを知り、煌帝国から密かに逃亡を図っていたが白瑛に見つかってしまい、アラジンとモルジアナを逃がした後でザガンに全身魔装して白瑛と戦うが返り討ちに遭う。

負けを素直に認めたうえで白瑛の真意を聞くが、それは演技でありアルバの弱点を聞いた後は内戦の時に協力してくれた鬼倭王国に逃亡。暗黒大陸に赴き、鬼倭王国にて倭健彦と共に修行する。

2年後、アリババの帰還を受けて暗黒大陸からアラジン・モルジアナと帰還。アルバと交戦し、アラジンの魔法で白瑛の身体とアルバの精神体を切り離すことに成功する。次は白龍に憑依しようとしたアルバだったが、白龍は内戦終結後に紅炎から手足の移植を受けたために彼のルフが混じっており、アルバを跳ね返す。その後チーシャンの町でアラジン・モルジアナ共々とアリババと再会、和解した。その後、ジュダルの行方を追う為に、紅玉に帰還報告をするという一行とは一時別行動をとる。


ジン

ザガン

第61のジン

第61迷宮に封印されていた、忠節と清浄の精霊(ジン)。金属器は青龍偃月刀。

孔雀の羽根のような飾りを付け、蓮の花を纏った奇妙な形の眼鏡のような仮面を付けた青年の姿をしている。

大の人間嫌いで、人間に対しては何かと嫌味なことを言う。しかしジンの役目としての王の選定に関しては真面目であり、契約後も白龍のことをからかったりはしているが、王の器として信頼している様子。

アモンとは師弟関係にあり、仲はよろしくない。


魔装後は体が黒い鱗に覆われ、孔雀の羽根のような飾りを纏った姿になる。金属器の偃月刀は両端に刃のある長槍に変化する。


植物に力を与え、操る力を持つ。

通常は金属器が触れた部分の植物しか操れないが、これに白龍の得意とする魔力操作能力を組み合わせることで、力を込めた植物を遠隔操作するといったことが可能になる。

また、義手も木製のため魔力によって変形させられる(そもそも義手自体がザガンの力によるものかもしれない)。

魔装が半身まで進むと、空気中の微生物にまで力を与え、眷属として使役することができるようになる。

ザガンも述べているが、白龍とは非常に相性の良い能力である。



ベリアル

第68迷宮に封印されていた、真実と断罪の精霊(ジン)。金属器は左肩の肩当。

体に竜のような骨を纏った5つの眼を持つ精霊で、虚偽を許さぬ厳格な性格をしている。

第68迷宮は彼の力によって、足を踏み入れた者に頭の中にある真実の感情を映した幻影を見せる。この空間で虚偽の行動をとることは許されず、嘘をつき続ければ命を奪われてしまう。


能力は、対象の感覚に干渉し幻覚を見せること。

範囲は狭く、半径10m以内でしか効果はないが、長期間にわたって幻覚を見せることで対象の記憶を書き換え、別の記憶を固着させることもできる。


魔装後はベリアル同様体に竜のような骨を纏い、耳と背中にはコウモリのような翼が生えた姿になる。髪は白く変色して額には縦に二つの眼が開き、腕が4本に増加する。武器は巨大な白い鎌。


技は「絶葬鎌(ベリオル・ゴルドレーザ)」。通常状態での視覚、聴覚などを支配する能力から更に踏み込んだ能力で、鎌で斬った部分の感覚を全て断絶し、亜空間に封殺することができる。外傷を負わせることはできないものの、感覚自体をこの世界から切り離してしまうため治療魔法で治すことは不可能。斬られた箇所は未来永劫動かすことはできなくなる。

極大魔法は、巨大な骸骨の竜を召喚し、その咆哮が支配する領域内の人間の五感全てを喰らい尽くす「絶葬咆哮(ベリオル・ザウト)」。


また、ベリアルのもう一つの能力として『他の金属器との同時発動』が可能という特徴がある。これは全金属器の中でもベリアルだけが有する能力で、他の金属器と組み合わせることで能力の幅を広げることができる。

白龍は自身のザガンの能力と組み合わせることで、記憶を支配した屈強な兵士を作ることに成功している。


関連タグ

マギ

練白瑛 練紅炎 練紅玉 ジュダル 煌帝国 

白龍(表記揺れ) ホワイトヒーロー

アラジン(マギ) アリババ・サルージャ モルジアナ

フェリシス・D・石動





これより下、ネタバレ注意(単行本33巻相当)。





















ネタバレ

その後ジュダルと再会を果たす。

シンドバッドによって世界中のルフが書き換えられた中で、白龍は一度堕転しルフが変わっていたため、ルフの書き換えからは省かれ、アラジン、アリババ、ジュダルと共に聖宮に赴く。

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