「フィフティゲイル!」
「フィフティゲイル Come On!」
「フィフティゲイル Go!Go!」
「「「変身!!!」」」
「トルネードアップ!」
「三位一体!俺たち兄妹!」
「湧き上がる嵐は無限大!」
「仮面ライダー五十嵐!」
外海「なにそれ……!?」
元太「決まってるだろう……。
仮面ライダー、五十嵐だ!!」
スーツアクター:縄田雄哉
概要
『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』に登場する仮面ライダー。
五十嵐幸実がカギとなり、サンダーゲイルバイスタンプが変化した、フィフティゲイルバイスタンプを使用することで五十嵐三兄妹が合体変身した新たな仮面ライダー。
兄妹3人がいつもしている変身ポーズを取ったあと、一輝がスタンプを装填してロール操作することで変身が完了する。
予告映像での五十嵐元太の台詞から名前だけ公開前に判明した珍しいライダーで、当初は「暫定的に呼称しているだけなのでは?」とも思われていたが、無事(?)正式名称てして判明した。
外見
仮面ライダーリバイに仮面ライダーライブ、仮面ライダージャンヌの意匠を加えたようなデザインとなっている。
肩から下ったマントは右側がライブ、左側がジャンヌのカラーリングとなっている。
また両肩には「5」と「0」、胸部にはフィフティゲイルバイスタンプにもあしらわれている、ピンクの「嵐」のマークがついているため、身体のデザインでも「五十嵐」を表現していると思われる。
一応、リバイスからの合体だが、五十嵐三兄妹の面が強いので、バイス要素はほぼ皆無。
スペック
身長 | 205.0cm |
---|---|
体重 | 117.1kg |
パンチ力 | 110.3t |
キック力 | 193.3t |
ジャンプ力 | 172.3m(一跳び) |
走力 | 0.8秒(100m) |
サンダーゲイルをベースに五十嵐家の仮面ライダー2人と融合した事で、全性能が飛躍的に向上。流石にギフの細胞を使用しているアルティメットリバイスにはパンチ力以外及ばないが、仮面ライダーダイモンやエビリティライブ、インビンシブルジャンヌを全性能で上回る。
ライブシステム、ジャンヌシステムと融合しているのでライブガンやラブコフのゲノムウェポン形態も使用可能となっており、遠近万能のオールマイティーなフォームとなっている。
必殺技
インフィニティ50(フィフティ)ストライク
「五十嵐 GO! GO! 五十嵐 GO! GO!」
「インフィニティ50ストライク!」
ロール操作1セットで発動。
右拳にエネルギーを纏って連続でパンチを放つ。
スタンピングジャスティスリベラルフィニッシュ
「五十嵐 GO! GO!」
「トリニティリミックス!」
「トリニティアップ!
必殺!スタンピング!ジャスティス!リベラル!フィニッシュ!」
ロール操作後ボタンを押してからもう一度操作することで発動。
リバイ、ライブ、ジャンヌの幻影を纏い放つライダーキック。
イガラッシュトルネード
「チャージ!」
「イガラッシュトルネード!」
フィフティゲイルバイスタンプスタンプに他のバイスタンプを読み込ませて放つ。劇中未使用。
フィフティゲイルバイスタンプ
フィフティゲイル!
「5」「0」「嵐」=五十嵐があしらわれたスタンプで、子供達への想いと悪への怒りから幸実より解放された彼女の悪魔が、サンダーゲイルバイスタンプと一体化する事で誕生した(しかもよく見ると、直前に五十嵐元太から放出されたベイルの物と思わしき赤黒いエネルギーも吸収しており、親子とその悪魔の力の結晶とでも言うべき代物である)。
余談
- 2022年7月17日、上述の通り元太がこの名称を口にする予告映像が発表された際には、「仮面ライダー五十嵐って何wwwww」、「仮面ライダー五十嵐って名前マ?」といった(ある意味)衝撃的な声が挙がり、Twitterでトレンド入りを果たした。
- 名付け親は上述の通り元太なのだが、どこか仮面ライダーの先輩たちと同じようなネーミングセンスを感じさせる。
- 初の開発者以外の人物が名付けたリバイスライダーとなる。
- 変身者の名前がそのままライダーの名前になるパターンは増えてきたが、名字がライダーの名前になるのは珍しい。
- 戦闘シーンでは、挿入歌として「Go with the flo」が流された。五十嵐三兄弟によるキャラクターソングであると同時に実質的な専用曲と考えても良いだろう。
- なお、劇場版パンフレットに掲載されているインタビューでは仮面ライダー五十嵐のライブ要素に関して日向亘が「薄すぎる。」と物言いするところがある。実際、顔は顎の部分のみ(こじつけると鋭い複眼の両端が一応蝙蝠っぽい)で、身体も右肩部分しか目立つ要素がない。
- また五十嵐の誕生に大きく関わった幸美役の映美くららのインタビューによると仮面ライダー五十嵐という安直すぎるネーミングに現場では笑いが起きたようだ。
- 公開前に投稿されたイメージ図
あながち間違ってはいなかった…。
- 戦闘時のアフレコについて井本と日向は、「前田くんが普段のリバイを担当してるのが縄田さんだけど、僕(私)達ははジャンヌが宮澤さんでライブ/エビルが中田さんだから、いつもと違って縄田さんのアクションのテンポに合わせるのが難しかった。」と語っており、相当苦労したようである。
- 劇場版限定フォームとしては物語中盤にのみ登場し最終決戦では使用されていない。同じような形態はいくつか存在するが純粋に強力な形態では珍しい。
- このような扱い故に「もう少し活躍の機会が見たかった」と惜しむ声もあったとか。
- 『フィギュア王No.297』(ワールドフォトプレス/2022年)におけるインタビュー記事『悪魔ライダー黙示録』の第三章「華麗なる競演!悪魔ライダー大狂宴!」(P72)の望月Pの発言によると「五十嵐家族5人の融合フォーム」が本来のコンセプトなのだが、幸実は五十嵐家で唯一、変身を経験していないので夫のデストリームの要素は入っていないとの事(フィフティゲイルバイスタンプ誕生シーンを指しての発言)。
- 何気にその登場時間の少なさと特殊な外見からか立体化には恵まれておらず、装動シリーズでも立体化されていない。
関連動画
『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』特別映像⑦
※動画内で仮面ライダー五十嵐登場
関連タグ
仮面ライダーリバイ 仮面ライダーライブ 仮面ライダージャンヌ
主役ライダー劇場版限定フォーム
エモーショナルドラゴン/スーパーヒーロー戦記 → リバイスコンドル/ネオバッタゲノム/五十嵐/ビートフォーム(リバイ)/ビートアームドプロペラ/モンスターフォーム(バイス) → ギーツワンネス/アームドプロペラ/モンスターマグナムフォーム
劇場版限定フォーム
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