2007年4月20日生まれ(10世代)、父キングカメハメハ母ソルティビッド。通算19戦7勝。国枝栄厩舎。
2009年デビュー、阪神ジュベナイルフィリーズを制し最優秀2歳牝馬を受賞。
2010年の牝馬クラシック戦線でスティルインラブ以来7年ぶり3頭目の牝馬三冠を達成。最優秀3歳牝馬受賞。そのうち、優駿牝馬はサンテミリオンとの史上初GⅠ同着優勝となった。
↑桜花賞
↑オークス
↑秋華賞
なお、2歳GⅠを含む三冠達成は、牝馬ではアパパネのみで、牡馬を含めてもナリタブライアンとコントレイルだけである。
2011年のヴィクトリアマイルでは、前年の年度代表馬ブエナビスタの猛追を凌ぎ優勝、GⅠ5勝を達成。
牝馬3冠馬が古馬になってからは初勝利記録・初GI勝利記録となった。
6つある牝馬限定GⅠのうち、エリザベス女王杯を勝てば完全制覇となるが、2010年と2011年はいずれもスノーフェアリーの3着に敗れた。
2012年も現役を続行するが、9月13日に屈腱炎を発症し、エリザベス女王杯を勝てないまま無念の引退となった。
繁殖牝馬としては、2016年より産駒が走っており、4番仔のアカイトリノムスメが2021年にクイーンカップ(GⅢ)を勝利し、産駒初の重賞制覇を達成した。
アカイトリノムスメはクラシックに挑んだが桜花賞はソダシの4着、優駿牝馬はユーバーレーベンの2着に敗れた。