エゴエゴ
えごえご
※ネタバレ記事につき閲覧注意。
※以下、『映画ヒーリングっど♥プリキュア』のネタバレ記事につき閲覧注意
CV:高木渉
概要
『映画ヒーリングっど♥プリキュアゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』に登場する敵。キツネのような容姿をしており、一人称を「エゴエゴ」、語尾に「〜エゴ」をつけて喋る。
ある目的のため、ビョーゲンズの細胞(?)から生み出された人工生命体。
ただし、ビョーゲンズの共通特徴であった「地球を蝕む能力」は失われている(開発者の我修院サレナが失わせたと言った方が正しいか)。
活躍
渋谷109で行われた東京ガールズコレクションの会場に突如現れ、人々から「ゆめのつぼみ」を奪おうとする。「ゆめのつぼみ」を奪われた人たちは無気力状態となってしまう。
また、自身の分身作り出したり、ヒープリのパートナーフォームと互角に渡り合う強さを持つ。
物語の終盤では、カグヤを体内に取り込んでカレハーンを彷彿させる花のような姿に変貌する。
最後はドリームキュアグレースの「プリキュア・ヒーリングっどドリーム」で浄化されたが消滅することはなかった。
しかし、無力化したうえに自身の敗北を認めたため、プリキュア達それ以上の追求はせず彼を許した。
ビョーゲンズの細胞?
ヒーリングっど♥プリキュア本編においてビョーゲンズは他の生物に寄生し増殖するウイルスの様な特性を持つ。そのため、「ビョーゲンズはウイルスをモチーフにしている」という解釈もあるが、ウイルスには細胞は無い(タンパク質でできた殻の中に、遺伝子が入っているだけの単純な構造である)。
エゴエゴはビョーゲンズの細胞から生み出されたと言うが、ビョーゲンズには「細胞」があったのか…?
まあ、「ビョーゲンズ=ウイルス」は公式設定では無いし、あまり深くツッコむべきではないのかもしれない。ジコチュー細胞みたいなものだろう。
余談
- エゴエゴをビョーゲンズの一員とみなした場合、プリキュア達を敵に回したうえで最終的に浄化されても消滅せず生き残った初めてのビョーゲンズであり、初めて改心したビョーゲンズである。(ただしエゴエゴは地球を蝕む存在ではないので、プリキュア達からすると他のビョーゲンズとは異なるとみなされただろう。あるいは、我修院サレナが持つ「ビョーゲンズから地球を蝕む毒性を失わせる技術」を平和利用さえしてくれればビョーゲンズと人間、地球を生きる動植物が共存できる未来もあるかもしれない。)
- 映画に登場する敵としては珍しくTV本編の敵が絡んだ設定となっており、単独映画で見た場合はパンプキン王国のたからもののウォープ以来。また、歴代映画でTV本編の設定が絡む場合はいずれも幹部または黒幕に関連する敵だが、こちらはそれらとの関連が一切ないという点でも異例である(もっとも黒幕であるキングビョーゲンもこちらも元は同じ種族であるため、全く無関係とは言えない)。
- 演じる高木渉氏はYes!プリキュア5/Yes!プリキュア5GoGo!でブンビーを演じており、HUGっと!プリキュア37話以来のプリキュアシリーズ出演となる。本作にも副音声でブンビーが声付き登場している為一人二役となっている。