概要
wii版パンチアウト!!公式サイトもスマブラ公式サイト(どちらも外部リンク注意)もこちらの表記を採用。
しかしpixivでは真ん中の「・」を抜いたタグが多用されているため、原作での詳細はソチラを参照。
以下はスマブラでの経緯を記述。
経緯
X
『X』ではアイテム「アシストフィギュア」のお助けキャラの一体として登場。声優は江川央生。
ワン・ツー攻撃が素早く、フィニッシュのアッパーカットも強烈。
この時のグラフィックはファミコン版をリファインしたもので、身長も150cm台半ばと小さかった。
for
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | 気合いストレート |
→B | ジョルトブロー |
↑B | ライジングアッパーカット |
↓B | スリッピングカウンター |
切りふだ | ギガ・マック変身 |
参戦映像 | リングの王者 |
『for』からはWii版のデザインでファイターとして参戦。
アシストキャラからファイターに昇格したのは、リザードンに続いて2例目。声優は原作とは違い鳥海浩輔が担当。
自分の身長にコンプレックスでもあるのか、『for』のPVでは背比べをしてきたサムスをK.O.アッパーカットで殴り飛ばしていた。
あくまでも姿勢が常に低いために小さく見えるだけで、実際の身長はWii版よりも数cm低い程度である。サムスが2m近い巨体になっていたのもあるが。
何より特徴的なのがその地上性能。
ジャブは高速かつ強力、他キャラのスマッシュ攻撃に匹敵するアッパーカットを弱攻撃のフィニッシュで撃ってしまう。そのスマッシュ攻撃はというとメガトン級の威力。
攻撃の早さも優秀で、おまけに多くの攻撃にスーパーアーマーがついているため、強力な突破力を持つ。
ダッシュ速度もフォックス以上で、走っている最中は非常に低い姿勢になるため、ダッシュで飛び道具を掻い潜りながら敵に接近できる。
アーケード版から引っ張ってきたK.O.ゲージが存在し、これを溜めると通常必殺ワザがK.O.アッパーカットに変化する。
そしてこのアッパーカットは「アイテム無しでも使える第二のきりふだ」ともいうべき存在である。その威力は絶大で、発生も早く、カウンターやシールドを無視して攻撃することが可能。
このように地上戦では無類の強さを誇るが、空中戦は絶望的に苦手。
ジャンプ力は最低クラスなうえ、空中攻撃にまともなワザがなく、復帰力も絶望的。そのため、浮かされると完全に無防備になる(強靭な脚力のおかげか三角飛びは出来るが)。
ちなみに空中ワザは名前にすべて「苦手○○」とついており、隙が大きい上に威力がかなり弱い。地上戦では高性能のジョルトブローやライジングアッパーカット、K.O.アッパーカットも空中で出すと途端に弱体化する。
かつての地上戦の申し子だった『DX』のロイや、『X』のスネークよりも性能が極端。ロイやスネークはリーチや攻撃力があったため空中戦でも勝ち目はあったが、マックが自ら空中戦を仕掛けるのは自殺行為に等しい。
マックを使う際はいかに地に足をつけて戦うかが決め手である。
上記の通り、リトルマックといえば地上戦は比類ないくらい強く、空中戦はからっきしというキャラ性能だが、当然それ以外にも特徴がある。
まず、筋骨隆々な見た目とは裏腹に、重量制限の厳しいボクサーの宿命ゆえか体重がかなり軽く、ふっとばされやすいということ。
次に、全ファイターの中で、唯一5種類のスマッシュ攻撃(横、上、下、斜め上、斜め下)を使用できること。斜め上または斜め下にスマッシュ入力、もしくは横スマッシュホールド時に上下にシフト入力をすることで、横スマッシュ攻撃・斜め上(斜め下)を繰り出すことができる。斜め上に入力すると上方向に吹き飛ばし、斜め下に入力すると吹っ飛ばし力は落ちるが与えるダメージは大きい。いずれも、攻撃するときに必ずスーパーアーマー状態になる。怯まずに攻撃できるので積極的に使っていきたいところ。
そして、攻撃するたびに前進していくため、ある程度の距離があっても攻撃が命中するが、かわされると隙だらけになるという点。さらに強力な横スマッシュも密着しすぎると当たらないので、その辺も注意して運用していく必要がある。
最後の切りふだは「ギガ・マック」に変身。
ギガクッパ同様敵からの攻撃でダメージを受けてしまうが、常時スーパーアーマー状態のため、地上戦の強さにさらに磨きがかかる。なお、変身しても空中での戦闘力は最低レベルのまま。
ムービーではセコンドのドック・ルイスが凄まじい勢いでしゃべっていたが、本編でもアピールや勝利画面で喋ってくれる。
その一方、マック自身は原作、スマブラ共々掛け声や悲鳴をあげること以外は全く喋らない、所詮マリオやリンクのような無口系主人公である。
ルイスは原作で日本語音声がついたことはないが、スマブラでは日本語で話す。声優は小山剛志。
なお、彼のホームステージ「特設リング」は、参戦を悟られないためか、公開までは2種類のうちスマブラバージョンのみが掲載されていた。
カラーバリエーションとして、トレーニング画面で着ているピンク色のパーカースタイルや、アーケード版に準じたワイヤーフレームモデルも選択可能。
『for』では通常とワイヤーフレームそれぞれに7色+パーカーがあったため16色から選択可能だった。
SP
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | 気合いストレート |
→B | ジョルトブロー |
↑B | ライジングアッパーカット |
↓B | スリッピングカウンター |
切りふだ | ギガ・マックラッシュ |
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でも続投。必殺ワザに性能が変化と強化が実装。
まず横必殺ワザのジョルトブローが空中で使用した時は尻もち落下しなくなった。これでも微妙ではあるが絶望的だった復帰力は上がった(ただし一度使用すると着地するまで使えない)。通常必殺ワザの気合いストレートも溜め途中でキャンセル出来るほかに反対方向に入力すればその方向に攻撃するようになった。
特殊通常必殺ワザの「K.O.アッパーカット」はFC版「パンチアウト!!」にあったスターパンチに近いジャンピングアッパーカットへモーションに変化したので縦方向のリーチが伸びた。
しかしオンライン対戦では全キャラ使用率ワーストになった経験があり、その使用率は何と0,0%。復帰が非常に弱く、復帰阻止用の空中攻撃がとても弱いマックは今作の復帰阻止が強いゲーム性とはあまり噛み合ってないためだろうか、地上戦にはアーマーが付くワザはあるが空中戦が弱い。また復帰力の弱さとゲームスピードが上がったことで妨害されやすくなった。軽量級が物語っており、タイマンでも乱闘でも使用率は低い。
アイク、キャプテン・ファルコンなど接近戦のファイターにはスマッシュ攻撃やカウンターでゴリ押すことは可能だが飛び道具や空中に浮かされると弱い性能であるためルフレ、サムスなどの飛び道具を持つファイターやベヨネッタ、メタナイトなど復帰妨害や空中戦に強いファイターだとあっという間に撃墜されてしまう。
いかに長く地上にいられるかどうかの性能しているので飛び道具はできるだけ喰らわないようにし、コンボで浮かされないようにする立ち回りや隙を見て攻撃するを工夫して動き回ろう
一応アップデートで攻撃判定の拡大と隙減少の上方修正は実施されている。
最後の切りふだも変身系の切りふだの廃止に伴い、突進からのラッシュを繰り出す「ギガ・マックラッシュ」に変更された。
カラーリングは他のファイターと同じ8色(通常6色+ワイヤーフレーム2色)に減少した。
パンチアウトシリーズ参戦ファイター
No | ファイター | 初出演 |
---|---|---|
49 | リトル・マック | for |
48.ロゼッタ&チコ→49.リトル・マック→50.ゲッコウガ