鎌田(仮面ライダーディケイド)
かまた
『仮面ライダーディケイド』第6~9話に登場したゲストキャラクター。
演:入江雅人
概要
「龍騎の世界」に存在する週刊誌「ATASHIジャーナル」副編集長を務める中年男性。
同誌編集長の桃井が殺害され、容疑者として逮捕された光夏海のライダー裁判に、仮面ライダーアビスに変身して参加する。
しかし実は彼こそが桃井殺しの真犯人であり、[[桃井に正体をかぎつけられそうになった為、たまたま彼女のところを訪れていた夏海に罪をなすりつけたのだった。
門矢士によってその真相を暴かれると過去の自分を吸収してアビスに変身、ディケイドと辰巳シンジが変身した龍騎の2人と対決。そして戦いに敗れた後、鎌田の体からはなんと緑色の血が流れた。
そう、彼の正体は「ブレイドの世界」から鳴滝と共に「龍騎の世界」に潜入していた怪人パラドキサアンデッドだったのである。
余談
- 演じた入江雅人氏は、ほとんどの変身者が若手俳優の平成ライダーシリーズでは異例の『おっさんライダー』(2009年の放映当時45歳)として話題を呼んだが、実は2007年公開の『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』で仮面ライダーガオウに変身した渡辺裕之氏は、それを上回る公開当時51歳の最年長ライダーであった。ちなみにその記録も、2013年公開の『劇場版 仮面ライダーウィザード インマジックランド』で仮面ライダーソーサラーに変身した陣内孝則氏(当時54歳)によって塗り替えられたのだが、それを「仮面ライダードライブ」で仮面ライダー純に変身した、片岡鶴太郎氏(当時60歳)によってまた塗り替えられた。
- 読み方は「かまた」が一般的であったが、仮面ライダー図鑑のディケイドが公開されたことにより「かまだ」であることが明らかになった。
- 名前の由来はカマキリの「鎌」より。
- 元ネタになったキャラクターは鏡像の城戸真司(もう一人の自分を取り込む描写が共通)、天王路博史(BOARDの理事長という点が共通)辺りではないかと思われる。
- 殺人犯のライダーバトル参加者という意味では浅倉威(実際に王蛇の枠は空白である)、ライダーを利用して世界の覇権を握ろうとするという目的はスパイダーアンデッドとも共通している。
関連項目
仮面ライダーディケイド 仮面ライダーアビス 龍騎の世界 パラドキサアンデッド ブレイドの世界 辰巳シンジ
パラドックス・ロイミュード…過去と未来の自分同士で融合した怪人。「ライダーにも変身した」「『Paradox』の名を冠する怪人」という点でも共通している。