はじめに
当記事は「ヨッシー」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
初代64版から参戦しているレギュラーの一角。
ファイター番号は05、通り名はヨースター島のくいしんぼう。
ヨッシーはマリオシリーズを初出とするキャラクターだが、スマブラでは『ヨッシーアイランド』『ヨッシーストーリー』をはじめとしたヨッシーシリーズからの参戦という扱いで、シンボルマークは「ヨッシーのたまご」になっている。
特徴
通常必殺ワザ | たまご産み |
---|---|
横必殺ワザ | ごろごろたまご |
上必殺ワザ | たまご投げ |
下必殺ワザ | ヒップドロップ |
最後の切りふだ | スーパードラゴン(forまで)、あつまれヨッシー(SP) |
公式曰く「初心者 または 上級者向け」のファイター。
「ふんばりジャンプ」による空中ジャンプ力の圧倒的な高さと最速レベルの空中スピード、使いやすいワザが揃っている一方で、シールドの仕様が他ファイターと異なる、上必殺ワザが復帰に使えない、意外と小回りが利かないなど、独特の癖を併せ持つ。
必殺ワザは「たまご産み」「たまご投げ」「ヒップドロップ」と、『ヨッシーアイランド』シリーズを意識したものが揃っている。
『マリオカート』シリーズなどではやや軽めの中量級という扱いを受けているヨッシーだが、『スマブラ』では『スーパーマリオワールド』などでマリオを乗せていたことを踏まえてか平均以上の体重が設定されており、特に『X』までは重量級に属していた。
経緯
ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ
この時点でヨッシーの現在に通ずるコンセプトは完成しており、「ふんばりジャンプ」を使用した時の空中移動は全ファイター中最高だった。
他にも崖側で使えばほぼ1発でKOできる「たまご産み」や、範囲が優秀な「たまご投げ」など、安定して戦う事が出来る。
ただ、復帰のみ若干癖が強く、現在と違い「たまご投げ」がほぼ上昇しない事から呆気なくやられる事も多い。
現時点では「強いには強いが、とても強いというわけではない」という評価がなされている。
大乱闘スマッシュブラザーズDX
『DX』および『X』ではヨッシーだけシールド解除時の隙が大きく、更にガードキャンセルができないという、シールドから行動できるアクションに限りがある仕様に変更された。これはヨッシーの独自のシールドに起因する物で、ガーキャンからの攻撃はより難しくなった。
とある日本人プレイヤーの活躍により、2010年代から評価が急上昇したことで有名。
大乱闘スマッシュブラザーズX
「たまご投げ」に慣性が入るようになり、復帰のしやすさが向上した。しかし、それと同時により復帰にテクニックを要求される事になった。
最後の切りふだは羽根を生やして飛び回る「スーパードラゴン」。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
近作に合わせて背筋を伸ばした姿勢になった他、ダッシュ攻撃、下強攻撃、上スマッシュ攻撃が変更された。
また、つかみやシールドの性能が他ファイターと概ね同じになった。具体的に述べると、ふりむきつかみの異様な後隙の小ささが無くなった事、シールド解除時のスキの長さが他ファイターと統一された事、『初代』以来にガードキャンセルジャンプが可能になったことが挙げられる。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
上必殺ワザ「たまご投げ」のたまごがバウンドするようになった。
いくつかのモーションがよりブラッシュアップされており、地味な所では走行モーションが『ヨッシーアイランドDS』に準拠した、背筋を伸ばして走るものに変わっている。
操作系の切りふだが廃止されたため、ヨッシーの切りふだも『DX』のオープニングを意識した「あつまれヨッシー」に変更。
大群のヨッシーが踏んづけていく構図や英名の共通性から、『ペーパーマリオRPG』の「たいぐんヨッシー」も意識していると思われる(「たいぐん~」は「Stampede」、「あつまれ~」は「Stampede!」)。
勝ちあがり乱闘「ジュラシックアイランド」
恐竜、怪物、爬虫類系のファイター・ボスと戦っていく。
クッパ7人衆の登場順は『スーパーマリオワールド』準拠。
その他・余談
カラーバリエーションは全て原作シリーズの色違いを意識したもの。
『X』までは『ヨッシーストーリー』の基本カラーであるみどり・あか・あお・きいろ・ピンク・みずいろの6色、『for』ではそれにむらさき・くろを加えた8色。
『SP』ではくろヨッシーの代わりに、当時発売前だった最新作『ヨッシークラフトワールド』を意識したフロッキー風のデザインが追加された。
あまり知られていないが、アイテムを食べることが可能な原作シリーズとは異なり、通常必殺ワザやつかみでアイテムを食べることは出来ない。
ヨッシーの勝利ポーズには「後ろ向き」になるものがあるが、どう見ても瞬獄殺を決めたようにしか見えない。
『for』でMr.格ゲーが参戦してから、公式でもその手のネタが使われるようになった。